
MacとiPadを連携すると、2つのデバイスで最大12個のアプリグループを表示できます。デバイス間でウインドウを移動しながら、アプリの入れ替えも可能です
拡張機能によりMacのステージマネージャがそのままiPadヘ移動するため、iPadで起動する必要もなし。途中iPadのステージマネージャへの切り替えや再開もできます。
目次
Macでステージマネージャを起動する


- Macで「システム設定」を起動する
- 「デスクトップとDock」をクリック
- 「ステージマネージャ」をオンにする
- 「カスタマイズ」をクリック
- 「最近使ったアプリケーション」をオンにする
- 「完了」をクリック
コントロールセンターやメニューバーのステージマネージャアイコンからも可能です。

- コントロールセンター…メニューバー→「コントロールセンター」→「ステージマネージャ」をクリック
- メニューバーのステージマネージャアイコン…「システム設定」→「コントロールセンター」→「ステージマネージャ」→「メニューバーに表示」を選択→メニューバー→ステージマネージャアイコン→「ステージマネージャ」をオン
iPadとステージマネージャを連携した後でもアプリを増やせるので、この時点では任意の表示数でOKです。
ステージマネージャを有効にした状態で再起動やシステム終了をすれば、次回起動したとき自動的にオンになります。
解除をするときは、いずれかの設定からステージマネージャをオフにしてください。
Dockの位置を左または右に設定する
MacとiPadで最大12個のアプリグループを並べて表示するには、Dockをデスクトップの左または右に配置します。

- Macで「システム設定」を起動する
- 「デスクトップとDock」をクリック
- 「Dock」→「画面上の位置」→「左」または「右」を選択
Macの画面で設定したDockの位置と反対側に、バックグラウンドのアプリグループを最大6個表示できます。
ステージマネージャを連携して12個のアプリを表示する
MacからiPadを連携して画面を拡張し、2つのデバイスで12個のアプリグループを表示します。

- Macで「システム設定」を起動
- 「ディスプレイ」をクリック
- 表示されたデバイスの右にある「+」をクリック
- 「ミラーリングまたは拡張」から接続するiPadをクリック
起動したMacにペアリングされているマウスなどで、連携したiPadの操作ができます。
デバイスの位置を変更したいときは、デバイスの左にある「配置」→MacまたはiPadをドラッグしながら配置してください。
Wi-Fiで接続が安定しないときは適切なケーブルでMacとiPadをつないでください。CPUやメモリを通常より多めに使うので、iPadのバッテリーの充電にも役立ちます。
iPadのステージマネージャはオフで連携されます。
MacとiPadで12個のアプリグループを表示する

MacとiPadを連携すると、MacのステージマネージャがiPadへ移動します。
iPadで任意のアプリを少なくとも14個起動し、うち7個をMacのデスクトップへドラッグしたりウインドウ左上の緑ボタンにポインタを合わせ「ウインドウをMacに戻す」をクリックして移動してください。1つのウインドウを画面中央に、残りの6個をサイドヘ表示します。
iPadヘウインドウを移動するときは、ウインドウをiPadへドラッグするか、ウインドウ左上の緑ボタンにポインタを合わせ「iPadへ移動」をクリックします。
必要に応じてMission Controlでデスクトップを追加し、iPadからアプリを同じように移動してください。いずれかのデバイスでMission Controlを起動すると、もう一方のデバイスも連動します。
iPadでMacのステージマネージャを操作する
iPadに連携したステージマネージャは、Macでステージマネージャを使うように操作できます。主な機能は以下のようなものがあります。
- Dockからのアプリ起動
- 画面中央のアプリとサイドのアプリをクリックで切り替え
- 画面中央にサイドのアプリをドラッグ追加
- ウインドウ左上の緑ボタンから「ウインドウをセットから解除」でグループ解除
- 各アプリの操作
- ウインドウのサイズ変更
- ウインドウをドラッグして配置変更
YouTubeやApple TVなどの動画や映像もバックグラウンドで動くので、作業の傍で進行をフォローできます。
Macのステージマネージャの使い方は、【macOS Ventura】ステージマネージャの設定・操作・削除まとめ|複数のウインドウをシームレスに切り替えようをご覧ください。
iPadのステージマネージャに切り替える
Macのステージマネージャから、iPadのステージマネージャに切り替えます。

- iPadのホームバーを上へスワイプする
- ロック解除をする
- 画面右上から下へスワイプしてコントロールセンターを開く
- ステージマネージャアイコンをタップ
「設定」→「ホーム画面とマルチタスク」→「ステージマネージャ」→「iPadでステージマネージャを使用」をオンもOKです。
必要に応じて「最近使ったApp」や「Dock」の表示を設定してください。
解除をするときは、いずれかの設定からオフにします。
iPadのステージマネージャの使い方は、【iPadOS 16】ステージマネージャの使い方|対応機種・起動設定・操作・解除・ポイントまとめをご覧ください。
ステージマネージャの連携を再開する場合

iPadにステージマネージャを切り替えても、ある一定時間までMacと連携が持続されます。Macのステージマネージャに戻る場合は、iPadのDock→Continuityアイコンをタップして再起動してください。
接続が切れた場合は、ディスプレイ設定画面で連携を設定します。
ステージマネージャの連携を解除する
連携したステージマネージャは、ディスプレイの設定画面やiPadのサイドバーから解除します。解除後のステージマネージャはMacのみ有効です。
ディスプレイ設定画面の場合

- 「システム設定」→「ディスプレイ」をクリック
- 「+」→「ミラーリングまたは拡張」内でiPadをクリックしてチェックを外す、または「配置」→接続中のiPadを右クリック→「接続解除」をクリック→「完了」をクリック、または接続中のiPadをクリック→「使用形態」→「接続解除」をクリック
システム設定アプリが表示されているデバイスで行います。
iPadのサイドバーの場合

サイドバーの最下部にある解除アイコンを指やApple Pencilでタップ→「接続解除」をタップします。
サイドバーが表示されない場合は、「設定」→「ディスプレイ」→接続中のiPadをクリック→「サイドバーを表示」→「左側に表示」または「右側に表示」を選択してください。
まとめ
MacとiPadを連携すると、ステージマネージャのアプリをより多く表示できます。単体よりも多くのアプリを使える恩恵がありますが、CPUやメモリ、バッテリーなど通常より必要です。長時間の使用は避け、ステージマネージャをMaxに使う方法として適度に利用してください。
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