MacのiCloud共有写真ライブラリで思い出を一緒に作ろう!追加・削除まとめ

macOS Venturaでは、写真アプリでiCloud共有写真ライブラリを利用できます。招待側のMacのiCloudストレージを使用して1つののライブラリを作成し、他に5人までの参加者と共有しながら写真やビデオの編集、追加、削除などが可能です。

作成した共有ライブラリはiOS 16とiPadOS 16にアップデートしたiPhoneやiPadで利用でき、同じApple IDでiCloudにサインインしているデバイス間で同期します。

共有ライブラリに写真やビデオを追加する

共有ライブラリへの参加者や写真、ビデオを追加する方法を、4つのパターンでまとめました。

使用するすべてのデバイスのiCloudで写真の同期をオン(各設定→Apple ID→「iCloud」→「写真」→(iPhone/iPad「この<デバイス名>を同期」)をオン)にしておきましょう。

参加者と写真を先に追加する

共有ライブラリを開始する画面
ライブラリをプレビューする画面
参加者を依頼する画面
  1. 写真アプリを起動
  2. メニューバー→「写真」→「設定」、またはコマンドキー+「,」を押す
  3. 「共有ライブラリ」をクリック
  4. 「始めよう」をクリック
  5. 「参加者を追加」をクリック
  6. 「+」をクリックして参加者を選ぶ
  7. 「追加」をクリック
  8. 必要に応じてステップ5〜7を繰り返す
  9. 「続ける」をクリック
  10. 「すべての写真とビデオ」「人または日付で選択」「手動で選択」から選択
  11. それぞれ手順に従う
  12. 必要に応じて「共有ライブラリをプレビュー」をクリック、必要がないときは「スキップ」をクリック
  13. (「共有ライブラリをプレビュー」を表示した後の場合)写真アプリのウインドウ上部右にある「続ける」または設定画面「共有ライブラリ」→「設定を続ける」をクリック
  14. 「リンクをコピー」または「”メッセージ”で参加を依頼」をクリック
  15. (「リンクをコピー」の場合)メールなどにペーストして送信する、(「”メッセージ”で参加を依頼」の場合)「送信」をクリック
  16. 「完了」をクリック
  17. 写真アプリ→「ライブラリ」をクリック
  18. ツールバー→ライブラリの選択欄をクリック→「共有ライブラリ」からコンテンツを確認

共有ライブラリが有効になると、写真アプリのツールバーに「両方のライブラリ」「個人用ライブラリ」「共有ライブラリ」が選択できるツールが表示されます。「共有ライブラリ」と「両方のライブラリ」では、共有ライブラリのコンテンツにアイコンが添付されます。

「すべての写真とビデオ」はすべてのコンテンツ(一部を除く)が共有ライブラリへ移動。「人または日付で選択」では、ピープル内の人物(複数選択可能)やその人が写っている写真やビデオを日付で範囲指定できます。人物をスキップして日付のみの設定も可能です。いずれの場合も非表示や最近削除した写真やビデオ、スクリーンショットは追加できません。

コンテンツを選択して追加できる「手順で選択」では、スクリーンショットの追加ができるので目的に合わせて使い分けてください。

参加者を削除するには、参加者リストの右端ポインターをあてる→「…」をクリック→「削除」をクリックしてください。選択した人の削除は、アイコンにポインターをあてる→「X」をクリックします。

設定を中断する場合、ウインドウ左上の赤い丸ボタンをクリック→「設定を終了」、または設定画面「共有ライブラリ」→「共有ライブラリの設定を終了」をクリックしてください。

参加者を後から追加する

共有ライブラリを事前に有効にして、参加者を後から選択する方法です。

  1. 写真アプリを起動
  2. メニューバー→「写真」→「設定」、またはコマンドキー+「,」を押す
  3. 「共有ライブラリ」をクリック
  4. 「始めよう」をクリック
  5. 「あとで追加」をクリック
  6. 「すべての写真とビデオ」「人または日付で選択」「手動で選択」から選択
  7. それぞれ手順に従う
  8. 必要に応じて「共有ライブラリをプレビュー」をクリック、必要がないときは「スキップ」をクリック
  9. (「共有ライブラリをプレビュー」を表示した後の場合)写真アプリのウインドウ上部右にある「続ける」または設定画面「共有ライブラリ」→「設定を続ける」をクリック
  10. 「あとで参加を依頼」をクリック
  11. 「完了」をクリック
  12. 写真アプリ→「ライブラリ」をクリック
  13. ツールバー→ライブラリの選択欄をクリック→「共有ライブラリ」からコンテンツを確認

参加者を後から追加するには、設定画面→「参加者を追加」→「+」をクリックして参加者を選択→「追加」→必要に応じて「+」をクリックして参加者を追加する→「送信」をクリックします。

写真やビデオを後から追加する

  1. 写真アプリを起動
  2. メニューバー→「写真」→「設定」、またはコマンドキー+「,」を押す
  3. 「共有ライブラリ」をクリック
  4. 「始めよう」をクリック
  5. 「参加者を追加」をクリック
  6. 「+」をクリックして参加者を選択する
  7. 「追加」をクリック
  8. 必要に応じてステップ5〜7を繰り返す
  9. 「続ける」をクリック
  10. 「あとで写真を移動」をクリック
  11. 「リンクをコピー」または「”メッセージ”で参加を依頼」をクリック
  12. (「リンクをコピー」の場合)メールなどにペーストする、(「”メッセージ”で参加を依頼」の場合)「送信」をクリック
  13. 「完了」をクリック
  14. 写真アプリのツールバーのライブラリ選択欄をクリック
  15. 「両方のライブラリ」または「個人用ライブラリ」を選択
  16. サイドバーの「ライブラリ」「お気に入り」「最近の項目」「マイアルバム」などから共有ライブラリへ追加する項目をクリック
  17. 追加する写真やビデオを右クリック
  18. 「1枚の写真/1本のビデオを共有ライブラリに移動」をクリック
  19. (ビデオの場合)「移動」をクリック
  20. 必要に応じてステップ16〜19を繰り返す
  21. 写真アプリ→「ライブラリ」をクリック
  22. ツールバーのライブラリ選択欄をクリック
  23. 「共有ライブラリ」をクリックして確認

この時点では共有ライブラリ内は空なので、「両方のライブラリ」または「個人用ライブラリ」に設定したサイドバーの項目(共有アルバムは不可)からコンテンツを共有ライブラリへ移動します。

有効後の共有ライブラリに写真やビデオを追加をするときにも同じ要領で行ってください。

参加者・写真やビデオを後から追加する

  1. 写真アプリを起動
  2. メニューバー→「写真」→「設定」、またはコマンドキー+「,」を押す
  3. 「共有ライブラリ」をクリック
  4. 「始めよう」をクリック
  5. 「参加者を追加」をクリック
  6. 「あとで追加」をクリック
  7. 「追加」をクリック
  8. 「あとで写真を移動」をクリック
  9. 「あとで参加を依頼」をクリック
  10. 「完了」をクリック

共有ライブラリを何も指定しないまま有効にするパターンです。

参加者の追加は、設定画面→「共有ライブラリ」→「参加者を追加」→「+」をクリックして参加者を選択→「追加」をクリックします。

写真やビデオの追加は、写真アプリのウインドウ左上にあるライブラリ選択欄をクリック→「両方のライブラリ」または「個人用ライブラリ」を選択→「ライブラリ」「お気に入り」「最近の項目」「マイアルバム」などからコンテンツを選択して右クリック→「1枚の写真/1本のビデオを共有ライブラリに移動」をクリックしてください。

共有ライブラリのコンテンツを個人用ライブラリに移動する

共有ライブラリに移動した写真やビデオを個人用ライブラリに戻します。

  1. 写真アプリを起動
  2. 「ライブラリ」をクリック
  3. ツールバー→ライブラリの選択欄をクリック
  4. 「共有ライブラリ」をクリック
  5. 個人用ライブラリに戻す写真やビデオを右クリック
  6. 「1枚の写真/1本のビデオを個人用ライブラリに移動」をクリック
  7. 「移動」をクリック

メニューバー→「イメージ」→「1枚の写真/1本のビデオを個人用ライブラリに移動」をクリックでもOKです。

共有ライブラリのコンテンツを削除する

共有ライブラリの写真やビデオを削除します。

  1. 写真アプリを起動
  2. 「ライブラリ」をクリック
  3. ツールバー→ライブラリの選択欄をクリック
  4. 「共有ライブラリ」をクリック
  5. 削除する写真やビデオを右クリック
  6. 「1枚の写真/1本のビデオを削除」をクリック
  7. 「削除」をクリック

メニューバー→「イメージ」→「1枚の写真/1本のビデオを削除」→「削除」でも可能です。

削除したコンテンツは30日間「最近削除した項目」に保存されます。削除したコンテンツを共有ライブラリに戻すときは、「最近削除した項目」→共有ライブラリに戻す写真またはビデオを右クリック→「復元」をクリックしてください。

コマンドキー+「Z」で直前に行ったアクションを取り消し、シフトキー+コマンドキー+「Z」でやり直すことができます。

設定画面→「共有ライブラリ」→「削除の通知」をオンにすると、他の参加者が招待側が追加した写真やビデオを削除したことをお知らせしてくれます。

共有ライブラリを削除する

共有ライブラリは以下の方法で削除できます。写真アプリのツールバーのライブラリ選択ツールやコンテンツ上の共有ライブラリアイコンが非表示なります。

設定から削除する画面
個人のライブラリへの追加条件を選択する画面
  1. Macで写真アプリを起動する
  2. メニューバー→「写真」→「設定」、またはコマンドキー+「,」を押す
  3. 「共有ライブラリ」をクリック
  4. 「共有ライブラリを削除」をクリック
  5. 「すべて残す」または「自分が追加したもののみ残す」を選択
  6. 「共有ライブラリを削除」をクリック
  7. 「共有ライブラリを削除」をクリック

「すべて残す」では、自分と参加者が追加した共有ライブラリの写真やビデオをすべて個人用ライブラリに追加することができます。

自分が追加したコンテンツのみを個人用ライブラリに追加する場合は「自分が追加したもののみ残す」を選択してください。

共有ライブラリが有効中に、コンテンツを個人用ライブラリへ追加する場合は「共有ライブラリのコンテンツを個人用ライブラリに戻す」をご覧ください。

まとめ

共有ライブラリを作成すれば、写真やビデオの撮影後も一緒に思い出が作れます。みなさんでベストショットを寄せ集めながら、すてきなライブラリを完成してください。

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