Apple Watchコレクションのバンドのメリットとデメリット|タイプ別にチェックしよう!

ウェアラブルなApple Watchに欠かせないのがバンド。今回はApple Watchコレクション(Apple Watch Series/Apple Watch SE)で利用できる最新バンドのメリットとデメリットをご紹介します。

デバイスの中でもおしゃれなファッションアイテムとしても使えるApple Watch。Watchのイメージを決定するバンドの購入や買い替えるときの参考にしてください。

Apple Watchコレクションで選べるバンドのメリットとデメリット

Apple Watch SeriesとApple Watch SEを含むApple Watchコレクションでは、8種類のバンドが利用できます。それぞれメリットとデメリットをまとめました。

*マグネット仕様のバンドは、Apple Watchのコンパス使用時に正確な測定に影響を及ぼす場合があります。

ソロループ (40mm/41mm/42mm/44mm/45mm/49mm)

出典:Apple

仕事からプライベートまでデイリーユースに気軽に使えるバンドです。41mm以下は9サイズ、42mm以上は12サイズが選べます。

メリット

シリコンゴムの伸縮性と耐水性を持ち合わせたバンドは、伸ばしたループに手首を通すだけで着脱完了。軽量でフィット感に優れた装着感で、タイピングなどの集中的な手作業にも向いています。

装着時にバンドが二重になる部分がないので、リングのようにすっきりした外観と使いやすさを追求できます。流行りに左右されないシンプルなバンドは、デザイン的にも長期間使えるでしょう。

水で表面の汚れを簡単に落とせるほかシミもつきづらく、取り扱いも簡単。デイリーユース用に1つ持っておくと重宝します。

デメリット

フィット感が高いだけに内側が蒸れやすく、暑い時期や長時間のスポーツ、ワークアウトなどでは湿りが気になることがあります。

サイズ調整ができないので、手首のサイズが変わった場合は買い替えが必要です。

ブレイデッドソロループ (40mm/44mm/45mm/49mm)

出典:Apple

編み込みデザインが特徴のブレイデッドソロループは、リサイクルシリコンにポリエステルを織り込んだおしゃれな布製バンドです。40mmは9サイズ、44mm以上は12サイズが選択できます。

メリット

縦横しなやかに伸縮するブレイデッドソロループは、軽く柔らかめのタッチで装着時から快適さが続きます。ファブリックの恩恵で蒸れを抑えられ、肌のベタつきが気にならないバンドです。

ソロループのようにベルトの留め具やかさばりがなく、どの角度から見ても同じスタイル。ファッション性も高く、カジュアルなブレスレット感覚で身につけられます。

7つのカラーはモノトーンでもスタイリッシュで、文字盤とお揃いでセッティングできる2色を散りばめたBlack Unityやカラフルなブライドエディションは、Apple Watchを個性的にアピールできるでしょう。

デメリット

編み込みの凹凸部分に、汚れが溜まりやすくなるデメリットがあります。ダーク系や汚れが目立ちにくいカラーでも、定期的に掃除をすることでバンドの美しさを維持できるでしょう。

耐水性がありますがファブリックの性質上吸水しやすいので、浸るような水分や汗は避けた方が良いです。

ソロループのように手首に通すだけで着脱ができますが、後からサイズ調整はできません。

スポーツループ (38mm/40mm/41mm/42mm/44mm/45mm/49mm)

出典:Apple

2重のナイロンを使ったスポーツループは、面ファスナー式着脱の軽量バンドです。細かなチェック柄のようなおしゃれな織り込みパターンも特徴です。

メリット

フリーサイズ13cm〜20cm(41mm以下)、14.5cm〜22cm(42mm以上)のループタイプは、バンドをバックルに通して折り返して調整しながら、ジャストフィットな位置でしっかり固定できます。自分の手首のサイズに合わせて微調整ができ、オーダーメードのような装着が可能です。

高い通気性と手首を優しく包むエアークッション素材で、スポーツだけでなく睡眠時間をしっかり測定したいときにも快適に使えるバンド。スポーティーかつおしゃれな織物スタイルは、ファッションアイテムとしても最適です。

個性的な混合色やコントラストを高める縁取りの色により、カラーの選択も楽しめます。

デメリット

ブレイデッドソロループのように表面に凹凸があるため、汚れが付着しやすくなります。清潔さも含め、こまめな掃除のメンテナンスが必要になるでしょう。

バンドの先端のパーツの位置によっては、ラップトップのタイピング中にデバイスとの接触が気になるかもしれません。

カジュアル感が強いので、ビジネスやフォーマル用のバンドが必要になるでしょう。

スポーツバンド (38mm/40mm/41mm/42mm/44mm/45mm/49mm)

ソフトな手触りのスポーツバンドは、軽い装着感でオールマイティに活躍します。固定穴とサイズの異なる2つの付属バンドで、サイズ調整が可能です。

メリット

Apple Watchのバンドの中でも、高い耐久性と耐水性を持つフルオロエラストマー素材のバンドです。熱にも強く変色しくいため、色の統一感を維持しやすいでしょう。なめらかでサラッとした表面は汚れが付着しづらく、初心者にもメンテナンスがしやすいです。

13cm〜20cm(41mm以下)と14cm〜21cm(42mm以上)のサイズで、付属のS/MとM/Lの2種類のバンドを使い分けられます。バンドと一体化したオーバルなバックルに通したら、適切な位置の穴に固定ピンを差し込むだけで装着完了です。

ニュートラルなカラーが多くあり、ビジネスなどデイリーユースにも快適に使えます。

デメリット

耐水性はありますが吸収性は劣るため、蒸れやすいです。

Nikeスポーツループ (38mm/40mm/41mm/42mm/44mm/45mm/49mm)

出典:Apple

スポーツループをベースに、Nikeスタイルにアレンジしたナイロン製バンドです。ブランドをアピールしたオリジナルのバンドで、体を動かすモチベーションも高まります。

メリット

Nikeスポーツループは、スポーツループのような織り込みデザインに独自のブランドロゴやキャッチフレーズを施したナイロン素材のバンドです。軽量で長時間装着をしても手首に負担をかけず、通気をしながら汗の湿りを軽減する高機能。

シンプルな面ファスナー着脱で、活動中でも手軽にフィット感を調整できるのもポイント。身につけるだけで体を動かしたくなるような、まさにアスリートに捧げたデザインです。

13cm〜19cm(41mm以下)、14.5cm〜22cm(42mm以上)のフリーサイズ。最新のバンドでは、Nikeのキャッチフレーズ「Just Do It.」を施した4種類のバイカラーとフレーズフリーのカラフルな「ブライド」が利用できます。

デメリット

おしゃれな織り込みデザインですが、メンテナンスの面でデメリットになります。スポーツで使うことが多いバンドなので、汗や皮脂で汚れやすくなるのは避けられません。

Nikeの腕時計を使っているように見えるバンドなので、ロゴなどにとらわれずに使いたい場合はスポーツループの方が選びやすいでしょう。

Nikeスポーツバンド (38mm/40mm/41mm/42mm/44mm/45mm/49mm)

スポーツバンドのNikeバージョンで、無数のバンドの穴がスポーティーな印象をアピール。表と裏で異なるカラーを使っているのも特徴です。

メリット

耐久性に優れたフルオロエラストマー素材に、多数の穴を施した個性的なデザイン。アスリートやドライバーの手首の汗や蒸れを軽減する高い通気性だけでなく、位置にとらわれない穴にピンを差し込める機能性も特徴です。

選べる4色のうちオリーブグレー、ブラック、ホワイトは内側にブラックカラーを使用。ブライトクリムゾンはより濃いトーンのジムレッドのコンビネーションです。コントラストに重点を置くなら、サミットホワイト/ブラックでクールに決めましょう。

13cm〜20cm(41mm以下)、14cm〜21cm(42mm以上)のバンドは、付属のS/MとM/Lの2つのサイズと無数の穴でフレキシブルなサイズ調整が可能です。

デメリット

独特なデザインで、かつスポーツシーンに特化したバンドなため、使用する場所が制限されやすいです。おしゃれ感覚で身につけるよりも、スポーツ中の快適さを追求したいときにおすすめです。

モダンバックル (38mm/40mm/41mm)

出典:Apple

スリムで上品なバックル付きの高級レザーバンドです。S/M/Lのスリーサイズが選べ、着脱も簡単です。

メリット

老舗のフランスレザー工房で作られたモダンバックルは、高級感を醸し出すグレインレザーを特殊加工でなめらかに仕上げた高級バンド。皮本来の耐久性に加え、内側には無人火星探査車の着陸用エアバッグと同じVectran素材を加えて強化を高めているのも特徴です。

上下2つのパーツからなるバックルは、バンドを通したバックルともう一つのバックルをマグネットで重ねてドッキング。まるで1つのバンドを通したかのように、レザーブレスレットのような見栄えです。バックルの両サイドのボタンを同時に押すと簡単に外せるのもポイント。

S(13.5cm〜15cm)、M(14.5cm〜16.5cm)、L(16cm〜18cm)からサイズが選べるほか、バンドの穴で細かなサイズ調整ができます。ビジネススーツにもしっくりなじむモノトーンカラーで、バックルがおしゃれなアクセントになっています。

デメリット

バックルの部分に厚みが出るので、フラットなバンドに使い慣れている場合は違和感があるかもしれません。

高い耐久性がありますが耐水性はないので、長時間のスポーツや暑い日は替えのバンドがあるとレザーのクオリティを維持できるでしょう。

ラグジュアリーなバンドの一つで、ソロループが3つ購入できる21,900円の値段もハードルの高さを感じさせます。

レザーリンク (38mm/40mm/41mm/42mm/44mm/45mm/49mm)

規則的なレリーフデザインが特徴のレザーバンドです。マグネット着脱でスポーティーなイメージでもバイカラーのレザーがファッション性を高めています。

メリット

フレンチレザーで包みこんだマグネットが、しなやか手首にフィットするレザーリンク。バンド全体に施された横ラインのレリーフがズレを防止し、マグネットの高い吸着力も加わりバックルや固定ピンなしでも理想的な位置をキープします。

S/M13cm〜16cm・M/L14cm〜18cm(41mm以下)、S/M14cm〜18cm・M/L16.5cm〜20.5cm(42mm以上)のサイズ選択が、ケースごとにできるのも特徴です。

スーツにもなじむアンバー、インク、ミッドナイトのダーク系カラーは、汚れが目立ちにくいのもポイント。内側はライトブラウンで統一しており、装着しないときはバイカラーの外観が楽しめます。

デメリット

凸凹が密集したバンドなので、汚れ具合によっては掃除がしにくいです。モダンバックルのように耐水性がないので、汗や水で濡らさないようにしましょう。

ミラネーゼループ (38mm/40mm/41mm/42mm/44mm/45mm/49mm)

ステンレススチール製のスタイリッシュなバンド。シティ派のApple Watchユーザーにおすすめのスタイルです。

メリット

イタリア製の特殊な機械により、ステンレスをメッシュ状に薄くしなやかに仕上げたミラネーゼループ。透けるほどの薄さで重さを軽減しながらフィットし、長時間快適に身につけられます。

フリーサイズ13cm〜18cm(41mm以下)、15cm〜20cm(42mm以上)のバンドをバックルに通し、マグネットの留め具で簡単に調整しながら固定完了。光のあたる角度によってツヤ感が変化し、控えめながらも独特の魅力をアピールします。

ゴールド、シルバー、グラファイトの3色があり、グラファイトは物理蒸着加工で耐摩耗性を高めているのも特徴です。

デメリット

耐水性はなくスポーツ用のバンドとしては機能が劣るため、デイリーユースに制限されやすい素材。

汚れがメッシュに入り込みやすいので、こまめなメンテナンスが必要です。

リンクブレスレット (38mm/40mm/41mm/42mm/44mm/45mm)

リンクブレスレットは100以上のパーツから作られた高級バンド。Apple Watchのステンレスケースと同じ素材で仕上げています。

メリット

ステンレスバンドの最高峰であるリンクブレスレットは、高級腕時計のオーラを醸し出すスタイル。一つひとつ精巧に作られたリンクのボタンを押して外したり、はめて追加する(必要に応じて別途購入可)ことでサイズ調整が簡単にできます。

フラットに固定できるバックルは見た目や触ったときの凸凹感を抑え、装着時はバンドと同じ厚さを統一できるのもメリット。

フリーサイズ13.5cm〜19.5cm(41mm以下)、15cm〜20cm(42mm以上)のバンドはシルバーとスペースブラックの2色があり、スペースブラックはダイヤモンドライクカーボン加工によりバンドの強化を高めています。

デメリット

ミラネーゼループのように耐水性がないため、浸るような水や汗には注意が必要。比較的厚みのあるステンレスなので、手首に重さを感じやすいです。

Apple Watchコレクションの中でもっとも高価で、シルバー52,800円、スペースブラック67,800円です。Apple Watch Series 8と購入すると15万円を超えます。

まとめ

Apple Watchコレクションのバンドには、豊富な素材やデザイン、カラーバリエーションがそろっています。付け替えも簡単にでき、シーンや気分に合わせて無限にコーディネートできるのが醍醐味。Apple Watchのおしゃれなアクセサリとして、ベストなバンドを選んでください。

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