
iPadのテキスト認識表示を利用して、カメラでスキャンしたテキストを翻訳する方法をご紹介します。撮影をせずにフォーカスして認識されたテキストを翻訳できます。
ここの記事ではiPadのテキスト認識表示の設定や対応言語、翻訳の方法をまとめました。気になる情報をその場でキャッチしましょう。
目次
テキスト認識表示を設定する
iPadのカメラを通して翻訳をするには、テキスト認識表示の設定をします。

- 「設定」→「一般」をタップ
- 「言語と地域」をタップ
- 「テキスト認識表示」をオンにする
これで完了です。
テキスト認識表示の対応言語
iPadOS 15で利用できるテキスト認識表示の言語は8つです。iPadOS 16では日本語、ウクライナ語、韓国語が追加されます。
- 英語
- イタリア語
- スペイン語
- ドイツ語
- フランス語
- ポルトガル語
- 広東語
- 中国語
幅広い地域で話されている英語やフランス語、スペイン語などは、それぞれの国独特の言語にも対応しています。
カメラでテキストをスキャンして翻訳する
iPadのテキスト認識表示を設定したら、カメラを起動して翻訳しましょう。翻訳のやり方、テキストの読み上げ、言語の変更、オフラインでの設定をまとめました。
テキストを翻訳する


- iPadのカメラをタップ
- 翻訳する言語を黄色の枠内に入れながらフォーカスする
- スキャンアイコンをタップ
- 「翻訳」をタップ
テキストが認識されると画面右側の一番上にスキャンアイコンが表示されます。
テキストを選択するときは、タップをして左右の青いピンをドラッグしながら範囲を調整してください。全体を選択するときは「すべてを選択」をタップします。
原文が他の言語で認識された場合は、「言語を選択」をタップして適切な言語を選んでください↓

翻訳したテキストを読み上げる

翻訳前後のテキストを読み上げてくれます。言語の右にある再生ボタンをタップして、読み方や発音をチェックしましょう。
翻訳する言語を変更する
他の言語で翻訳する場合は変更することができます。

- 翻訳された画面内の「言語を変更」をタップ
- 「翻訳」→言語を選択する
「翻訳」は自動的に表示されます。
オフラインで翻訳をする
言語をダウンロードすると、オフラインでも利用できます。外出先でWi-Fiに接続できない場合に便利です。

- 翻訳された画面内の「言語を変更」をタップ
- 「言語を管理」をタップ
- ダウンロードする言語の右にある「 ↓ 」をタップ
常にオフラインで翻訳する場合は、「設定」→「翻訳」→「オンデバイスモード」をオンにしてください。この場合はオンラインであってもオフラインで翻訳されるので、言語をダウンロードする必要があります(途中でも可能)。
ダウンロードした言語は「設定」→「翻訳」→「ダウンロードされた言語」から確認できます。
まとめ
iPadのテキスト認識表示を設定しておくと、外出先で知りたい情報を手軽に翻訳できます。カメラで認識すればOKなので、翻訳アプリでテキストを入力するよりもスピーディー。海外でもカメラを使ったテキスト認識表示の翻訳は大いに役立つでしょう。
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