
MacのミュージックアプリのライブラリをiPhoneと同期する方法をご紹介します。カテゴリーから一つずつ選んだり、ライブラリ全体を同期できるのでとても便利。
外出先でもMacの楽曲やミュージックビデオをiPhoneで楽しみましょう!
目次
MacのミュージックをiPhoneと同期する準備
MacとiPhoneでミュージックを同期する前に、下準備をしましょう。iPhoneの空き容量と曲のサイズの確認から設定までまとめました。
iPhoneの空き容量と曲のサイズを確認
iPhoneの空き容量に同期するコンテンツのサイズがしっかり収まるかチェックしましょう。多量に楽曲を同期するときや複数のミュージックビデオがある場合でも、ストレージにゆとりがあればスムーズに同期できます。
楽曲やミュージックビデオの容量は、以下の方法でチェックできます。
ライブラリの「曲」から確認する方法

- ミュージックアプリを開く
- 「曲」をクリック
- 「追加日」など上部のカテゴリー内を右クリック
- 「サイズ」を選択する
その他、以下の方法でも調べることができます。
Finderから確認する方法

- 楽曲やファイルを選択→「ファイル」→「Finderで表示」、または楽曲内にある3点リーダー→「Finderで表示」
- Finderで表示されたファイルを右クリック→「情報を見る」をクリック
「一般情報」内にある「サイズ」に容量が記載してあります。
新規プレイリストを作る(プレイリストを初めて作る場合)
すでにプレイリストがある場合はスキップしてOKです。
- ミュージックアプリを開く
- メニューバー→「ファイル」→「新規」→「プレイリスト」、またはコマンドキー+「N」で新規プレイリストを作る
- 新規プレイリスト(サイドバー内)に音楽ファイルをドラッグ&ドロップをしたり、iTunes Storeから購入した楽曲(ライブラリ(アルバム、曲などのカテゴリー内から)→購入した楽曲→3点リーダー→「プレイリストに追加」→「新規プレイリスト」をクリック)を追加する
プレイリストの中身が空になっていると「プレイリスト」内に名前が表示されません。後からiPhoneで楽曲を編集したいときでも、1曲は追加しておきましょう。
カテゴリーの情報を入力する

ミュージックを「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」などカテゴリーや内容ごとに同期するには、あらかじめMacのライブラリで必要に応じた情報を入力する必要があります。
ミュージックビデオを同期するときは、Macのプレイリストなどにあらかじめ挿入しておきましょう。
- ミュージックアプリを開く
- ライブラリ内のアーティスト、アルバム、ジャンル、およびプレイリスト内の楽曲内にある3点リーダー→「情報を見る」をクリック、またはメニューバー→「曲」→「情報」をクリック
- 同期したいコンテンツの「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」情報をそれぞれ入力する
- 「OK」をクリック
iPhoneのライブラリのカテゴリーは、「ミュージック」→「編集」→カテゴリーにチェックを入れる→「完了」をタップで表示できます。
楽曲やミュージックビデオを追加するごとに情報を登録しておくと、同期するときにラクです。
同期の方法を設定する

MacのミュージックライブラリをiPhoneと同期するには、Wi-Fiかケーブルをつないで行います。設定にはオプションを含む以下3つの方法があります。
同期の設定方法
Wi-Fiの場合
- Finderを開く
- ケーブルでiPhoneをMacと繋ぐ
- Finderのサイドバー→「場所」→同期したいiPhoneをクリック
- 「一般」→「オプション」→「Wi-FiがオンになっているときにこのiPhoneを表示」にチェックを入れる
- 「適用」をクリック
- ケーブルを外す
MacとiPhoneがWi-Fiで接続されると、FinderのサイドバーにiPhoneのデバイスが表示されます。サイドバーに表示されない場合は、Finder→「環境設定」→「サイドバー」→「CD、DVD、およびiOSデバイス」にチェックを入れましょう。
次回からはiPhoneをケーブルでつなげなくても、同じWi-Fiで接続している限りFinderに自動的に表示されます。
途中ケーブルをつないだ場合は、Wi-Fiが設定されていてもケーブルを外すと同期が中断するのでWi-Fiまたはケーブルで再接続してください。
ケーブルの場合
- Finderを開く
- ケーブルでiPhoneをMacとつなぐ
- Finderのサイドバー→「場所」→同期したいiPhoneをクリック
- 「一般」→「オプション」→「Wi-FiがオンになっているときにこのiPhoneを表示」と「このiPhoneが接続されている時に自動的に同期」のチェックを外す
- 「適用」をクリック
ケーブルをつなげて手動で同期する場合、「Wi-FiがオンになっているときにこのiPhoneを表示」と「このiPhoneが接続されている時に自動的に同期」のチェックは必要ありません。Wi-Fiよりも早めの同期ができます。
自動の場合
- Finderを開く
- ケーブルでiPhoneとMacを繋ぐ
- サイドバー→「場所」の中からiPhoneを選んでクリックする
- 「一般」→「オプション」→「このiPhoneが接続されている時に自動的に同期」にチェックを入れる
- 「適用」をクリック
「Wi-FiがオンになっているときにこのiPhoneを表示」と「このiPhoneが接続されている時に自動的に同期」が両方オンになっている場合は後者が優先されます。
MacのミュージックをiPhoneと同期する
MacのライブラリやプレイリストをiPhoneと同期するときは、全体とカテゴリー別で選べます。さらに曲やミュージックビデオを選んで同期する方法も加えました。
ミュージックライブラリをすべて同期する

- Finderを開く
- サイドバーのiPhoneデバイスをクリック
- 「ミュージック」をクリック
- 「ミュージックを”お手持ちのiPhoneの名前”と同期」にチェックを入れる
- 「ミュージックライブラリ全体」にチェックを入れる
- ミュージックビデオも同期したい場合は「ビデオを含める」にチェックを入れる
- 同期内容を変更した場合は「適用」をクリック
- 「同期」をクリック
ミュージックライブラリ全体を同期すると、ライブラリにある楽曲やミュージックビデオなどがすべて同期されます。
「ダウンロード済み」をクリックすると、同期する曲やミュージックビデオなどの残りのダウンロードの数が表示されます。多くの量を同期して、完了までに長く時間を感じるときなどにチェックしてみましょう。
カテゴリーや内容ごとに同期する

- Finderを開く
- サイドバーからiPhoneデバイスをクリック
- 「ミュージック」をクリック
- 「ミュージックを”お手持ちのiPhoneの名前”と同期」にチェックを入れる
- 「選択したアーティスト、アルバム、ジャンル、およびプレイリスト」を選択する
- ミュージックビデオも同期したい場合は「ビデオを含める」にチェックを入れる
- 「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」「プレイリスト」からカテゴリーとそれぞれの内容を選ぶ
- 同期内容を変更した場合は「適用」をクリック
- 「同期」をクリック
カテゴリー内から個別に選んだり、異なるカテゴリーから曲やジャンルなどを選んだ同期も可能です。
MacからiPhoneへ同期が始まると、Macでは斜めストライプのバーがウインドウ下に表示されます。iPhoneでは画面上に2つの矢印のサークルがクルクル回り出しているときが同期中のサインです。同期中はWi-Fiやケーブルを接続したままにしておきましょう。
曲・ミュージックビデオを選んで同期する方法
カテゴリーには曲やミュージックビデオがないので、ライブラリから選択して同期します。


- ミュージックアプリを開く
- メニューバー→「ミュージック」→「環境設定」をクリック
- 「一般」→「曲リストのチェックボックス」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
- ミュージックアプリに戻る
- 「曲」をクリック
- 同期しない曲のチェックを外す
- Finderを開く
- サイドバーのiPhoneデバイスを選択する
- 「一般」→「チェックマークのある曲だけを同期」が表示され、チェックが入っているか確認
- 「ミュージック」を選択
- 「ミュージックを”お手持ちのiPhoneの名前”と同期」にチェックを入れる
- 「ミュージックライブラリ全体」にチェックを入れる
- 必要に応じて「ミュージックビデオを含める」にチェックを入れる
- 必要に応じて「適用」をクリック
- 「同期」をクリック
「曲リストのチェックボックス」を有効にすると、「一般」の設定画面に「チェックマークのある曲だけを同期」の項目が表示され自動的にオンになります。
曲のチェックをまとめてオフ/オン/表示する方法
同期や解除する曲がたくさんあるときは、以下の方法で手際よく行いましょう。



- チェックを解除…範囲指定をする→選択した箇所を右クリック→「選択した項目のチェックマークを解除」をクリック
- チェックを入れる…範囲指定をする→選択した箇所を右クリック→「選択した項目にチェックマークを付ける」をクリック
- チェック済みの曲をまとめて並べる…メニューバー→「表示」→「並び順序」→「チェック済み」をクリック
*チェックを外した曲はプレイリストやライブラリで再生できなくなるので、同期が終わった後は、必要に応じてすべての曲にチェックを入れ直してください。
後でカテゴリーごとに同期をするときは、「一般」→「曲リストのチェックボックス」のチェックを外します。
同期した内容を削除する方法
不要になった内容を削除する場合は、同期で選んだカテゴリー内のチェック項目を外します。iPhoneからでも削除できますが、数が多い場合はMacからの方が手早く削除できます。

- 削除したいアーティスト名などのチェックを外す
- 「同期」をクリック
ほかのカテゴリーでも同じようにチェックを外します。
iPhoneをMacから取り出して終了

MacとiPhoneの同期が終わったら、iPhoneの右横にある取り出しアイコンをクリックして接続を解除します。
まとめ
MacのミュージックライブラリをiPhoneと同期をすることで、iPhoneから手軽にMacと同じ音楽が楽しめます。お好みの方法で同期をしながら、自分のベストソングをiPhoneに取り入れましょう!
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