
iPadのDockは、頻繁に使うアプリを格納するのに最適な場所です。グループ化したり、最近使ったアプリやAppライブラリの表示も一緒にできます。
ハンドオフやクイックアクションなど、連携や機能への手軽なアクセスもサポート。お好みでDockをカスタマイズしながら、iPadの作業効率を高めましょう。
目次
iPadのDockを表示・非表示にする

アプリの起動中は自動的にDockが非表示になるので、画面下から上へスワイプして表示してください。非表示にするときはDockを下へスワイプします。
ホーム画面やAppスイッチャーの画面では、Dockは自動的に表示され非表示にはできません。
Appライブラリ、コントロールセンター、通知センターの場合、Dockは表示されず、画面をタップまたは画面下から上へスワイプするとホーム画面とともに表示されます。
iPadのDockにアプリを追加する
頻繁に使うアプリはDockに追加しておくと、アプリを使用中でもアクセスが可能です。

- iPadでホーム画面、またはAppライブラリを表示する
- 画面を長押しする、またはアプリを長めに押す、またはアプリを長押し→「ホーム画面を編集」をタップ
- アプリが揺れたら、任意のアプリを任意のDockの位置へドラッグする
- 画面右上「完了」、または画面をタップする
Appライブラリからの追加は、画面の長押しとアプリを長めに押す方法で可能です(グループ化も同様)。
アプリは基本的に最大17個追加でき、グループ化したアプリは1つでカウントされます。追加できる数は他の設定によって異なります。
Dock内のアプリの位置を変更する場合は、アプリを長押し→ドラッグで左右に移動→「完了」または画面をタップしてください。追加したスペース以外の領域に、アプリは移動できません。
Dockからアプリをホーム画面に戻す場合は、アプリを長押し→任意のホーム画面の位置へドラッグ&ドロップ→「完了」または画面をタップします。追加したすべてのアプリを元に戻すと、Dockは空になります。
iPadのDockでアプリをグループ化する
Dockのアプリをグループ化することで、より多くのアプリを追加できます。

- iPadでホーム画面、またはAppライブラリを表示する
- 画面を長押しする、またはアプリを長めに押す、またはホーム画面やDockのアプリを長押し→「ホーム画面を編集」をタップ
- アプリが揺れたら、任意のアプリをDock内でグループ化するアプリへドラッグする
- 表示されたグループへドロップする
- 画面をタップ
- 画面右上「完了」、または画面タップする
- 必要に応じて2〜6を繰り返す
アプリが揺れた状態で、グループのウインドウや下のインジケーターをスワイプすると他の画面が表示されます。アプリを長押しで画面内を左右にドラッグすると、画面間で移動も可能です。

グループ名はグループを作ったアプリのカテゴリーに応じて自動的に作成されます。
名称を変更する場合は、「X」をタップ→(必要に応じて:画面右下言語選択アイコンをタップ→言語を選択(あとからも変更可)→言語選択アイコンをタップ→「キーボードを表示」をタップ)→名称を入力→リターンキーを押す→画面をタップ→「完了」または画面をタップしてください。
作成後のグループ名を変更する場合は、アプリのグループアイコンをタップ→名称またはアプリを長押し→「X」をタップ→名称を入力→リターンキーを押す→画面をタップ→「完了」または画面をタップします。
グループからアプリを解除する
グループからアプリを解除するときは、ホーム画面やDock(追加できるスペース内)へ戻したり、他のアプリのグループへ移動しましょう。
アプリのグループをタップ→アプリを長押ししながらグループからドラッグして引き出す→任意の場所へドロップ→「完了」または画面をタップします。
アプリをすべて解除すると、空のグループは自動的にDockから非表示になります。アプリのグループのみをDockに表示し、アプリをグループからすべて解除した場合はDock自体も空になります。
iPadのDockにハンドオフを設定する
iPadのハンドオフをオンにすると、同じApple IDでiCloudにサインインかつハンドオフをオンにしている他のデバイスの作業をDockから引き継ぐことができます。
ハンドオフに対応している主なアプリは、Safari、Chrome、Numbers、Keynote、Pages、リマインダー、カレンダー、メモなどがあります。


- iPadで「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「AirPlayとHandoff」をタップ
- 「Handoff」をオンにする
- 画面下から上へスワイプしてDockを表示する
- ハンドオフで連携されたアプリをタップ
- 他のデバイスから引き継いだ内容を閲覧したり作業をする
ハンドオフが利用できるアプリは、起動中のデバイスのアイコンを添えて表示されます。追加できるアプリの数は同じで、ハンドオフのアプリを加えると18個になります。ハンドオフのアプリの移動は不可です。
アプリをタップすると該当するデバイスで開いている画面が起動し、iPadから作業を続行できます。
ハンドオフの使い方はHandoffで連携作業の設定をする方法|対応アプリ・引き継ぎ操作のまとめをご覧ください。
iPadのDockに最近使ったアプリを表示する
最近使ったアプリを、自動的にDockに表示できます。Dockに追加をしてなくても、同じようにすばやいアクセスが可能です。


- iPadで「設定」をタップ
- 「ホーム画面とマルチタスク」をタップ
- 「おすすめApp/最近使用したAppをDockに表示」をオンにする
追加できるアプリのスペースの右側、境界線を挟んで最大3個表示されます。
Dock内やアプリのグループヘ移動するときは、アプリを長押し→任意の場所へドラッグ→「完了」または画面をタップしましょう。
ハンドオフの有無に関係なく、追加できるアプリは14個になります。追加可能なスペースにアプリ多めに表示したい場合は、設定をオフにしてください。
設定により追加したアプリの数が制限される場合は、追加スペース内で一番右にあるアプリから必要な数だけホーム画面に自動的に戻ります。
iPadのDockにAppライブラリを表示する
DockにAppライブラリを表示することで、ホーム画面でスワイプする必要がなくなります。


- iPadで「設定」をタップ
- 「ホーム画面とマルチタスク」をタップ
- 「AppライブラリをDockに表示」をオンにする
Dockの一番右側に表示されます。
AppライブラリはDock内での移動や元の位置に戻せないため、Dockから非表示にするには設定をオフにしてください。
ハンドオフの有無に関係なく、「AppライブラリをDockに表示」と「おすすめApp/最近使用したAppをDockに表示」をオンにした場合、Dockに追加できるアプリは14個になります。
iPadのDockでクイックアクションを使う
クイックアクションはDockのアプリからも利用できます。アプリを起動する前に、可能な機能を直接実行できます。

- iPadでホーム画面を開く
- Dockにある任意のアプリを長押しする
- 利用したいアクションをタップ
クイックアクションは、最近使ったアプリやハンドオフのアプリでも可能です。
「Appを削除」とアプリの追加や移動に役立つ「ホーム画面を編集」はほとんどのアプリで利用でき、そのほか個々のアプリで特有のアクションが表示されます。
ブラウザのタブや、アプリのウインドウなどをすべて表示する「すべてのウインドウを表示」もさまざまなアプリで対応。
ファイル、Numbers、Keynote、Pagesなどはファイルのプレビューも表示され、「>」をタップすると、内容をより多く閲覧できます。
アプリのグループでは、主に「フォルダを削除」「ホーム画面を編集」「名称変更」のアクションが可能です。
まとめ
iPadのDockの使い道はいろいろあります。普段の作業に合わせて機能や表示を使いこなすことで、iPadの使用が快適になるでしょう。クイックアクションも利用しながら、Dockをフル活用してください。
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