
iPhoneのカレンダーで、終日や予定開始時間、移動時間を事前通知しましょう。設定したタイミングで通知が来るので、スケジュールを効率よく管理できます。
2段階通知設定により、見落とし防止を強化。カレンダーの基本的な通知を有効にする設定から編集まで、事前通知機能を使う方法をまとめました。
カレンダーの通知をオンにする
予定時間の事前通知を受信するには、カレンダーの一般的な通知機能をオンにします。

- iPhoneで「設定」を起動する
- 「通知」→「カレンダー」をタップ
- 「通知を許可」をオンにする
- 必要に応じて「即時通知」をオンにする
- 通知の表示スタイルを選択する
通知の表示スタイルは複数選択できます。すぐに通知されロック画面に一定時間表示される「即時通知」も含め、すべてオンにしておくと効果が高まります。
「通知のグループ化」をオフにしておくと個々に通知を表示でき、複数の予定に事前通知を設定している場合でも確認しやすくなります。
終日・予定開始時間の事前通知を設定する
終日と予定開始時間では、選択できるタイミングが異なります。

- iPhoneで「カレンダー」を起動する
- 「+」をタップ
- 「新規イベント」→タイトルなどを入力、終日または開始/終了時間を選択する
- 「通知」をタップ
- (「終日」の場合) 「イベントの当日 (9:00)」「1日前 (9:00)」「2日前 (9:00)」「1週間前」、(手動設定の場合)「イベントの予定時刻」〜「1週間前」から選択する
- 必要に応じて「予備の通知」をタップ
- (「終日」の場合) 「イベントの当日 (9:00)」「1日前 (9:00)」「2日前 (9:00)」「1週間前」、(手動設定の場合)「イベントの予定時刻」〜「1週間前」から選択する
- 「追加」をタップ
通知を設定すると、予備の通知も設定可能になります。予定がまだ先の場合や、最初の通知を見逃さないように、2段階設定をしておくと安心です。
予備の通知は通知と同じタイミング、またはそれより前のタイミングで設定してください。通知「10分前」と予備「5分前」で設定した場合、システムが自動的に通知「5分前」と予備「10分前」に切り替えます。

デフォルトの事前通知時間を設定する
終日や予定開始時間の事前通知は、デフォルトで設定できます。常に同じタイミングで設定する場合、手動で行う必要がなくなります。

- iPhoneで「設定」を起動する
- 「カレンダー」をタップ
- 「デフォルトの通知の時間」をタップ
- 「イベント」または「終日イベント」をタップ
- タイミングを選択
選択できるタイミングは、「新規イベント」内と同じです。
以降「新規イベント」の画面で、終日(終日イベント)または予定開始時間(イベント)に応じてデフォルトのタイミングが自動的に表示されます。同画面内で「予備の通知」も設定可能です。
移動時間を含めた事前通知を設定する
移動時間を基準に事前通知時間を設定することで、ゆとりを持ってイベントに望めます。予定開始時間を設定するときに有効です。

- iPhoneで「カレンダー」を起動する
- 「+」をタップ
- 「新規イベント」→タイトルなどを入力、イベントの開始/終了時間を選択する
- 「移動時間」をタップ
- 「5分〜2時間」から選ぶ
- 「通知」をタップ
- 「移動開始時」〜「1週間前」から選択する
- 必要に応じて「予備の通知」をタップ
- 「移動開始時」〜「1週間前」から選択する
- 「追加」をタップ
通知と予備の通知の設定条件は、イベントと同じです。
移動時間の目的以外にも、準備時間や待機時間など状況に合わせて利用できます。
移動時間は、予定開始時間に含めて設定するので併用はできません。
カレンダーの事前通知時間を編集する
編集画面とイベントの詳細画面で、事前通知時間を変更できます。

- iPhoneでカレンダーを起動する
- 事前通知時間を編集したい予定をタップ
- 「イベントの詳細」→「編集」をタップ
- 編集をする「移動時間」「通知」「予備の通知」をタップ
- タイミングを変更する
- 「完了」をタップ
終日と予定開始時間設定への切り替えなども編集画面で可能です。
「イベントの詳細」画面では、「通知」または「予備の通知」を編集できます。項目をタップ→タイミングを変更してください。
デフォルトの事前通知時間も、それぞれの画面で変更できます。
まとめ
カレンダーの予定に事前通知を設定すると、複数のスケジュールがあるときでもスムーズにオーガナイズできます。通知のスタイルや予備の通知もカスタマイズして、事前通知機能を効果的に使いこなしましょう。
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