iPhoneのメモでスマートフォルダを作成する方法|変換・編集・削除まとめ

iPhoneのメモで、スマートフォルダの使い方をご紹介します。デフォルトのフィルタを有効にし条件を設定するだけで、関連するメモをすべてまとめてくれます。

スマートフォルダに変換できないときの対策法もチェックしながら、賢いメモ機能をマスターしましょう。

メモでスマートフォルダを作る

メモのスマートフォルダは、フォルダから作成します。

フォルダの作成と保存先を選択する画面
名称を入力する画面
  1. iPhoneでメモを起動する
  2. 「フォルダ」の画面を開く
  3. 画面左下にあるフォルダアイコンをタップ
  4. 「iPhone」/「iCloud」のいずれかを保存先として選択
  5. 「新規フォルダ」→スマートフォルダの名称を入力
  6. 「スマートフォルダに変換」をタップ
  7. 「すべての」→「すべての」または「いずれかの」からフィルタの選択条件を設定する
  8. 「フィルタを選択」→スマートフォルダで有効にする項目をタップして「オフ」以外の条件を選択する
  9. 必要に応じてさらに個々の条件を選択する
  10. 「完了」をタップ
  11. 「完了」をタップ

スマートフォルダの保存場所は、「iCloud」または「iPhone」から選択できます。「フォルダ」に「iPhone」が非表示の場合は、「設定」→「メモ」→「”iPhone”アカウント」をオンにしてください。

選択した条件によりスマートフォルダ内にメモがフィルタで仕分けされ、歯車アイコンをつけて「フォルダ」内の指定した場所へ保存されます。タップをしてメモを確認してください。

作成されたスマートフォルダ

フィルタの機能について

フィルタ設定画面

フィルタを有効にすると「有効になっているフィルタ」へ移動し、オフになっているフィルタは「その他のフィルタ」に表示されます。

「ロック」を有効にするときは、メモが暗号化されているため「タグ」「共有」「名前の言及」「チェックリスト」「添付ファイル」「クイックメモ」との併用は不可です。

「なし」「タグなし」「共有されていない」などのフィルタは、これらのフィルタがないメモをピックアップしたいときに利用しましょう。

「いずれかの」設定でフィルタを複数選択する場合、関連するメモの範囲が広くなるため、設定により多量のメモがフィルタされることがあります。「すべての」設定ではフィルタを多く設定するほど、関連するメモの範囲が小さく なるため特定のメモを検出しやすくなります。

メモのフォルダをスマートフォルダに変換する

既存のフォルダをスマートフォルダへ変換します。変換したスマートフォルダは、通常のフォルダに戻すことはできません。

「編集」から操作する画面
  1. iPhoneでメモを起動する
  2. 「フォルダ」の画面を開く
  3. 画面右上「編集」→変換するフォルダの「…」をタップ、または変換するフォルダをタップ→画面右上「…」をタップ
  4. 「スマートフォルダに変換」をタップ
  5. 「変換」をタップ

フォルダのメモは、自動的にスマートフォルダへ移動します。

スマートフォルダに変換されると元のフォルダのタイトルでタグが作成され、スマートフォルダ内のすべてのメモと「タグ」に追加されます。

スマートフォルダで名称を変更した、フィルタの設定により一部のメモが非表示になった、スマートフォルダを削除をしたときなど、元のフォルダに含まれていたすべてのメモを再び表示したいときに役立ちます。

変換できないフォルダについて

共有中やロック中のメモを含むフォルダ、およびサブフォルダを含むフォルダは変換に対応していません。

共有中やロック中のメモをスマートフォルダに含めるには、新規フォルダの作成や編集をする段階で「共有」または「ロック」のいずれかを有効にしてください (「メモでスマートフォルダを作る」→「フィルタの機能について」参照)。

サブフォルダを含むフォルダをスマートフォルダへ変換するには、サブフォルダを移動します。「フォルダ」→変換するフォルダのサブフォルダをタップ→画面右上「…」をタップ→「このフォルダを移動」→「すべてのiCloud」または「すべてのiPhone上」をタップ。必要に応じて操作を繰り返し、サブフォルダをすべて解除してください。

サブフォルダを含む「アプリ」と「iPhone」フォルダ

フォルダの移動は以下の方法でも可能です。

  • 「フォルダ」→「編集」→変換するフォルダのサブフォルダの「…」をタップ→「このフォルダを移動」→「すべてのiCloud」または「すべてのiPhone上」をタップ
  • 「フォルダ」→変換するフォルダのサブフォルダを長押し→「移動」→「すべてのiCloud」または「すべてのiPhone上」をタップ
  • 「フォルダ」→変換するフォルダのサブフォルダを左へスワイプ→フォルダアイコンをタップ→「すべてのiCloud」または「すべてのiPhone上」をタップ

メモのスマートフォルダを編集する

作成したメモのスマートフォルダを編集します。順番の並び替えもまとめました。

「編集」からの操作画面
  1. iPhoneでメモを起動する
  2. 「フォルダ」の画面を開く
  3. 画面右上「編集」→編集するスマートフォルダの「…」をタップ、または編集するスマートフォルダをタップ→画面右上「…」をタップ、またはスマートフォルダを長押しする
  4. 「スマートフォルダを編集」をタップ
  5. 「スマートフォルダを管理」をタップ
  6. 項目やフィルタを編集する
  7. 「完了」をタップ
  8. 「完了」をタップ

「スマートフォルダを編集」画面では、「スマートフォルダを管理」の下に有効中のフィルタの数が表示されます。

「ロック」と同時に有効にできるフィルタは、「作成日」「編集日」「フォルダ」「ピンで固定したメモ」です。

スマートフォルダの順番を並び替える

スマートフォルダの順番を並び替える方法は2つあります。

「編集」からの操作画面
  • 「フォルダ」→スマートフォルダを長押し→上下ヘドラッグする
  • 「フォルダ」→「編集」→「≡」を長押し→上下へドラッグ→「完了」をタップ

メモのスマートフォルダを削除する

スマートフォルダを削除します。

長押しで表示された画面
  1. iPhoneでメモを起動する
  2. 「フォルダ」の画面を開く
  3. 削除するスマートフォルダを長押しする
  4. 「削除」をタップ
  5. 「スマートフォルダを削除」をタップ

スマートフォルダの削除は実質的にフィルタをすべてオフにするので、含まれているメモはアプリ内に残ります。

削除は以下の方法でも可能です。

  • スマートフォルダを左へスワイプ→ゴミ箱アイコンをタップ→「スマートフォルダを削除」をタップ
  • 「フォルダ」→「編集」→削除するスマートフォルダの「…」をタップ→「削除」→「スマートフォルダを削除」→「完了」をタップ

まとめ

iPhoneでメモをすばやく探し出すなら、スマートフォルダをぜひ利用しましょう。どんどん増えていくメモでも、フィルタを設定すれば関連するメモを一瞬で表示可能。iPadでも同じ操作なので、お使いのデバイスでスマートフォルダを幅広く活用してください。

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