MacのKeynoteでスライドショーを再生する方法|ナレーション・曲入れもご紹介

Macで作成したKeynoteをスライドショーで再生しましょう。さまざまな方法で設定でき、スムーズなプレゼンテーションが可能です

リハーサルで事前にチェックをしたり、リンクの共有で幅広いスライドショーを可能にするKeynote Liveも含めてご紹介します。

スライドショーの設定をする

Keynoteでプレゼンテーションをする前に、基本的な設定をします。

  1. Keynoteを起動
  2. スライドショーをするファイルを開く
  3. ツールバー→「書類」「書類」をクリック
  4. 各設定をする

スライドショーの開始までの時間やスライドのサイズ、プレゼンテーションのパターンなどの設定ができます。

メニューバー「Keynote」→「設定」→「スライドショー」からは、スライドショー中の表示や操作、終了の方法の選択が可能です。

スライドショーをリハーサルする

スライドがどのように見えるのか、事前にリハーサルをして最終チェックをしましょう。

  1. Keynoteを起動
  2. スライドショーをするファイルをクリック
  3. マスタースライドをクリック
  4. メニューバー→「再生」「スライドショーをリハーサル」をクリック
  5. 中断をするときはescを押す、または「X」をクリック

リハーサル中は赤いインジケーターの下に、現在の時刻や経過時間、スライド、発信者ノート、ライブビデオ(設定している場合)などを一覧表示で確認できます。

表示内容をカスタマイズする

右上のディスプレイアイコンをクリック→「発信者ディスプレイをカスタマイズ」をクリックすると、すべての表示項目が選択され、ドラッグで移動、サイズ変更(小さな丸を内外へドラッグ)ができるようになります。

「発信者ディスプレイをカスタマイズ」のウインドウ→「自動レイアウトを使用」をクリックすると、変更後の項目が自動的にバランスよく配置され、項目を選択すれば手動で再度アレンジ可能です。編集後は「OK」をクリックします。

項目を非表示にする場合は「発信者ディスプレイをカスタマイズ」のウインドウ内の項目のチェックを外す→「OK」をクリックしてください。デフォルトに戻す場合は、すべての項目にチェックを入れたり、サイズを変更した場合は「自動レイアウトを使用」→「OK」をクリックします。

リハーサルを進行せずに表示のみでカスタマイズするには、メニューバー内「再生」→「発信者ディスプレイをカスタマイズ」→ディスプレイを編集→「OK」をクリックしてください。

スライドショーを再生する

下準備が整ったらスライドショーを再生しましょう。ナレーションの記録や曲を追加する方法もまとめました。

  1. Keynoteを起動
  2. スライドショーを再生するファイルをクリック
  3. マスタースライドをクリック
  4. ツールバー→「再生」→「このMacで再生」、またはメニューバー→「再生」→「スライドショーを再生」をクリック

ウインドウ右上の四角のアイコンをクリックすると、項目の非表示などを編集できるウインドウが表示されます。右上の「表示オプション」アイコンからは、スライドやアニメーションビデオなどの表示切り替えが可能です。

サイドバーの表示はいずれのウインドウ左上のサイドバーアイコンで行います。編集ウインドウを非表示にするには、左上の赤い丸をクリックしてください。

スライドショーを中断するときはescキー、またはメインウインドウ左上の赤い丸ボタンをクリックします。

ナレーションを記録してスライドショーを再生する

スライドショーにナレーションを記録することで、スライドの内容を誰にでも詳しく伝えることができます。

「書類」から記録する画面
記録の操作画面
  1. Keynoteを起動
  2. スライドショーを記録するファイルをクリック
  3. マスタースライドをクリック
  4. メニューバー→「再生」→「スライドショーを記録」をクリック、またはツールバー「書類」→「オーディオ」→「記録」をクリック
  5. 画面下にある赤いボタンをクリックしてナレーションを開始する
  6. 必要に応じて一時停止をクリック(もう一度クリックで再開)
  7. 赤いボタンをクリックして記録を終了
  8. 再生ボタンを押す、またはメニューバー→「再生」→「記録したスライドショーを再生」をクリック
  9. esc、または「X」をクリック

画面下にあるマイクはデフォルトでオンになっています。必要に応じてクリックしてオンオフしてください。

再生時に進行インジケーターをドラッグすると、任意のスライドへ移動できます。

記録を中断して再開する場合、その場所から継続されます。上書きをする場合は、記録の先頭に戻るコントローラーをクリック、またはスライダーを開始時点へドラッグして赤いボタンをクリック→「記録」をクリックしてください。

Keynote Liveがオンになっている場合、「記録したスライドショーを再生」以外ではナレーションは無効になります。

記録を消去する

ナレーションの記録を削除するには、以下の方法で行います。

  • 記録画面右下のゴミ箱をクリック→「消去」をクリック
  • メニューバー内「再生」→「記録を消去」→「消去」をクリック
  • 「書類」→「オーディオ」→「消去」→「消去」をクリック

状況に応じて使い分けてください。

スライドショーに曲を追加して再生する

BGMと一緒にスライドショーを再生します。

  1. Keynoteを起動
  2. スライドショーに曲を追加するファイルをクリック
  3. マスタースライドをクリック
  4. ツールバー「書類」→「オーディオ」をクリック
  5. 「サウンドトラック」→「1回再生」または「再生の繰り返し」を選択
  6. 下のスペースにミュージックファイルをドラッグ&ドロップまたは、「+」をクリック→ライブラリから曲を選択
  7. ツールバー→「再生」→「このMacで再生」、またはメニューバー→「再生」→「スライドショーを再生」をクリック

スライドショーを再生すると、自動的に一番上の曲から再生されます。順番を変更するには、曲を上下にドラッグをしましょう。

曲を選択すると、オンオフや音量調整が可能になります。

曲を再生しないときは「サウンドトラック」→「オフ」選択し、削除をする場合は、曲を選択→deleteキーを押してください。

Keynote Liveでスライドショーを再生する

Keynote Liveを使うと、リンクを共有した人やデバイスでスライドをプレゼンテーションできます。

Keynote Live設定画面
再生アイコンとKeynote Liveアイコン
  1. Keynoteを起動
  2. Keynote Liveでプレゼンテーションするファイルをクリック
  3. ツールバー→「Keynote Live」をクリック
  4. 「続ける」をクリック
  5. 「詳細設定」をクリック→必要に応じてポインターをあて「リンクをコピー」をクリック(「閲覧者に参加を依頼」→「リンクをコピー」も可)
  6. 必要に応じて「パスワードを要求」にチェックを入れる→パスワードを入力」→「パスワードを設定」をクリック
  7. 「閲覧者に参加を依頼」をクリック
  8. 共有方法を選ぶ
  9. リンクを送信する
  10. 参加者がリンクにアクセスできる状況に応じて「後で再生」または「今すぐ再生」を選択
  11. 後から再生する場合はメニューバー→「再生」、またはツールバー→「再生」→「Keynote Liveで再生」をクリック
  12. 途中で終了するときはescを押す(参加者は「閉じる」をクリック/タップ)、iPhoneやiPadなどから中断をするときは、画面をタブルタップ→「終了」をタップ(プレゼンターは「スライドショーを終了」をクリック)
  13. Keynote Liveが終了したら「スライドショーを終了」をクリック、参加者は「閉じる」をクリック/タップ

Keynote Liveのアイコンがツールバーにない場合は、ツールバーを右クリック→「ツールバーをカスタマイズ」→ウインドウ内をクリック→「Keynote Live」アイコンをツールバーへドラッグ→「完了」をクリックすると表示されます。Keynote Liveが有効になると、ツールバーの再生アイコンが色付きます。

Keynote Liveの設定をオフにするときは、ツールバー→「Keynote Live」→設定画面内の「Keynote Liveをオフにする」をクリックしてください。ツールバーの再生アイコンの色もオフになります。

まとめ

MacでKeynoteのスライドショーを再生するのはとても簡単。スライドにナレーションや曲などを追加することで、より充実した内容をプレゼンテーションできます。Keynote Liveも利用しながら、素敵なプレゼンテーションをしてください。

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