iPhone 14 Pro/Pro Maxのダイナミックアイランド(Dynamic Island)から操作・情報をリアルタイムにキャッチ!

iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxのディスプレイが、ダイナミックアイランド(Dynamic Island)で一新しました。単なるオーバルなスペースではなく、ダイレクトなアプリの操作やアクティビティの情報チェックが可能。

アニメーションによる動きもポイントである新型の注目スペック、ダイナミックアイランドの主な特徴をお伝えします。

ダイナミックアイランドとは

ダイナミックアイランドは、iPhoneのディスプレイ上部に搭載されたピル型のUIスペースです。ベゼルから隔離したTrueDepthカメラやフロントカメラに通知、着信、メッセージその他アクティビティなどリアルタイムな情報をインタラクティブに表示し、ハードウェアとソフトウェアの機能を融合した直感的な操作を提供します。

アプリを上にスワイプするとスペース内に移動し、起動中のアプリと同時表示が可能。ダイナミックアイランドから操作やアラート、充電状況などがキャッチでき、表示中のアプリを中断せずにフォローできます。

電話やミュージックなど、使用アプリに応じてフォームやサイズ、表示が七変化。さらにアニメーションやトランジションで生き生きと動きを与え、個性をアピールしているのも特徴です。通常のアプリ画面に戻るときは、ダイナミックアイランドをタップすればOK。

ダイナミックアイランドのスペース自体は柔軟性があり、複数のアプリでは分裂表示も可能です。タイマーやAirDropなどバックグラウンドで進行中のアプリがある場合、ダイナミックアイランドの一部が右側に分裂され独立したラウンドスペースに配置。その場でタップや長押しをするだけで、マルチタスクでもシームレスな操作ができます。

快適な操作となめらかなグラフィックス

小さなスペースでダイナミックアイランドを快適に操作する秘訣は、高精度のアルゴリズムによるもの。直感的な操作を目的としている限り、1度のジェスチャーで処理できるのは第一の使命でしょう。

ライブアクティビティとの連動をはじめとするiOS 16の機能や、サードパーティーのアプリにおいても、高速な反応は見過ごせない条件です。

より充実した機能のためには、ダイナミックアイランドのスペース確保も必要。AppleはTrueDepthカメラモジュール全体を31%縮小したり、近接センサーをディスプレイの後ろに配置することで解決しています。最大限にスペースを広げることにより、見た目の使いやすさも体験できるでしょう。

機能だけでなく、スタイリッシュなデザインもAppleの腕の見せ所。Apple製品の至る所で見受けられる美的センスは、ダイナミックアイランドにも反映されています。アンチエイリアスを施したなめらかな動きやグラフィックスは、機能にふさわしい快適なビジュアルです。

まとめ

ダイナミックアイランドは一度は使ってみたくなる実用的で楽しい機能です。iPhoneで複数のアプリを使っているときでも、ダイナミックアイランドがあれば作業がはかどるでしょう。いずれはスタンダードモデルにも搭載されるとベターです。

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