
出典:Apple
実用的でユニークな機能を搭載したiPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Max。A16チップをはじめiPhone 14やiPhone 14 Plusと差をつけるスペックで魅力を高めています。
中でも注目すべきiPhone 14 Proシリーズの新機能をベスト5でご紹介します。全モデルに共通する機能も含めて購入前にチェックしましょう。
目次
iPhone 14 Proシリーズの新機能ベスト5
iPhone 14 ProとiPhone 14 Pro Maxの新機能を、ベスト5でまとめました。
第1位:プロの機能を制御するA16 Bionicチップ
iPhone 14 Proシリーズのプロセッサは、4nmプロセスのA16 Bionicチップを搭載。約160億個のトランジスタにより、長時間高速なパフォーマンスと電力の効率化が期待できます。
6コアCPU(2つの高性能コア、4つの高効率コア)は、他のメーカーより性能が40%アップ。電力消費は同等のパフォーマンスにおいて1/3になり、A15チップよりも20%少ないのもポイントです。
50%広くなったメモリ帯域幅を備えた5コアのGPUは、なめらかなグラフィックスを提供。これまで以上に、ゲームや映像など快適なビジュアルが体験できます。
Face IDやSiriなどをコントロールする16コアのニューラルエンジンは、約17兆/秒の演算によりプロのカメラワークにも威力を発揮。画期的なプロのカメラシステムをコントロールするISP(画像処理プロセッサ)、CPUやGPUと働きながら1枚の写真を最大4兆の演算で処理します。
第2位:明るさ4倍!48MPのメインカメラ
iPhone 14 Proシリーズの注目の新機能の一つであるのが48MPのメインカメラ。4倍の光を捉えるクアッドピクセルセンサーはピクセルごとに細部をクリアに写し出し、Apple ProRAWの撮影でも同じ解像度で柔軟なリタッチをサポートします。
新たに追加された48mmの2倍望遠は、フル解像度の撮影が可能なクアッドピクセルセンサー中央の12MPを使用。iPhone 13 Proで惜しまれた中間の焦点距離で、望遠機能のメリットが倍増するでしょう。
暗がりの撮影なら、広範囲のダイナミックレンジを可能にするPhotonic Engineにお任せ。超広角カメラはiPhone 13 Proより最大3倍の明るさをもたらし、被写体をよりシャープに写し出します。
焦点距離に合わせて光量を調整する9個のLEDを搭載したアダプティブフラッシュは、従来のモデルより最大2倍の明るさ。光の均一性も最大3倍になり、ナイトモードのポートレートもナチュラルに仕上がります。
第2世代の手ぶれ補正センサーも、ベストショットに欠かせないポイントです。
第3位:マルチタスクもお任せ「ダイナミックアイランド」
iPhone Xで誕生したノッチが、iPhone 14 Proシリーズでピル型の浮島デザインでアップデート。その名もダイナミックアイランド(Dynamic Island)と呼ばれるスペースに、アプリや通知、充電状況などさまざまな情報をインタラクティブに表示。使用中のアプリと同時進行を可能にします。
タップや長押しでアクティビティに応じて変化するフォームや操作が繰り広げられ、どの画面からもリアルタイムで状況をフォロー。タイマーなどバックグラウンドで進行中の機能は、切り離されたもう一つの丸いスペースでマルチタスクが可能です。
見た目をワクワクさせるアニメーションやなめらかなグラフィックスも、ダイナミックアイランドを魅力を高めるポイントです。ダイナミックアイランドについての情報はiPhone 14 Pro/Pro Maxのダイナミックアイランド(Dynamic Island)から操作・情報をリアルタイムにキャッチ!をご覧ください。
第4位:一目でチェックできる常時表示ディスプレイ
時計代わりにもなるiPhoneですが、ロック画面ではiPhoneを起こしたり画面のタップが必要。常時表示ディスプレイなら、腕時計を見るようにいつでも情報を確認できます。
デスクワークやアポイント、飛行機の乗り継ぎなど、iPhoneのロック画面からさまざまな情報を頻繁にチェックしたいときに便利な機能です。懐中電灯やカメラなどは非表示になりますが、ウィジェットやアプリの情報をリアルタイムで一目でチェック。
常時表示ディスプレイは通常画面よりもバッテリーが消費します。そこでAppleはA16チップ内に組み込まれたディスプレイエンジンと改良版のLTPO OLEDディスプレイにより、わずか1Hzのリフレッシュレートで省エネの問題を解決しました。
通常画面よりもややダークに表示しながらも、情報が把握できる明るさを提供。光が届かない環境では、ディスプレイが自動的に暗くなる点もバッテリーの節約に貢献しています。
第5位:輝度アップ!最大2,000ニトのディスプレイ
iPhone 14 Proシリーズのディスプレイは、屋外でのピーク時で2,000ニトの明るさに到達。太陽光の下でもディスプレイが見やすくなり、アウトドアでの使用も快適になりました。
HDRでのピーク時は1,600ニトで、iPhone 13 Proより400ニトアップ。Pro Display XDRと同等の輝度を誇る鮮やかさが特徴です。
ダイナミックアイランドの操作はもちろん、撮影したばかりの画像や動画編集もその場で処理がしやすくなるでしょう。
iPhone 14全モデルに共通する新機能
iPhone 14やiPhone 14 Plusでも利用できる主な新機能もチェックしましょう。
ジンバルレベルのアクションモード
iPhone 14ではビデオ撮影に、アクションモードが登場しました。車や電車など乗り物からの撮影やスポーツ中の人などを追いながらの揺れ動くシーンをしっかり安定させながら、60fpsのフレームレートでなめらかに映し出します。
まるでカメラを静止して撮影したかのような再生で、ジンバルを持ち運ぶ必要もなくなるでしょう。iPhone 14さえあれば、撮影後のチェックや編集もすべて快適になります。
4K対応!シネマティックモード
最大4K HDR/30fpsでシネマティックモードのビデオ撮影が可能になりました。4K/24fpsも利用でき、内容やiPhoneのストレージなどに応じてお好みのクオリティが選べます。
iPhone 13 Proの1080pより解像度が4倍向上し、洗練されたぼかし演出と美しいピクセルでまさにプロフェッショナルな仕上がりになるでしょう。
フロントカメラでオートフォーカス
TrueDepthフロントカメラで、オートフォーカスが可能になりました。グループでも一人一人を同時にフォーカスし、ピンボケのないクリアな表情が撮影できます。
f2.2からf1.9へアップデートした絞り値で、オートフォーカスの効果をアップ。38%より多くの明るさを捉えながら、被写体を生き生きと見せてくれます。日中や明るい撮影場所はもちろん、暗がりでも鮮やかなセルフィーが手軽に準備できます。
衛星通信SOS・衝突事故検出機能
iPhoneで初めて利用できる衛星通信により、緊急サービスに通報することができます。無人島や山中での遭難など、Wi-Fiや携帯電話のデータ通信が利用できないときこそ役立つ機能です。
衛星通信による緊急通報サービスは、11月にアメリカとカナダで利用が開始され2年間無料で使えます。とりわけアドベンチャーな活動ではiPhoneがますます手放せなくなるでしょう。
衝突事故検出は、機械学習のアルゴリズム、激音やエアバッグが開いた時の気圧の変化などさまざまなデータから自動車事故を検出。炎上やケガなど状況に対する質問に応答できないときは、iPhoneが代わりに緊急通報サービスに救助を求めてくれます。利用にはWi-Fiまたはデータ通信が必要で、iPhoneの緊急連絡先(「設定」→「緊急SOS」)に登録している人へも通知されます。
まとめ
iPhone 14 Proシリーズの機能ベスト5は、どれをとっても魅力的です。画期的なディスプレイ機能に加え、カメラやセキュリティデバイスとしても活躍し、あらゆるシーンで最高のパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。全モデルで対応する機能も含め、まさにProを超越したモデルとして愛用できそうです。
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