iPad ProとMacBookの機能はこんな違いがある!どちらのデバイスが自分にベター?

iPad ProとMacBookはどちらがお得に使えるのか、購入前に検討しても解決しないことがあります。Macのように使えそうなiPad Pro、iPad Proの機能は備わっているようなMacBookですが、機能の違いがあるものです。

そこでiPad ProとMacBookで使える主な機能をそれぞれのチェックしましょう。どちらが自分のニーズに応えるか判断しやすくなります。

iPad Proで使える機能

iPad Proで可能な機能です。いくつかの機能はiPadシリーズにも共通していますが、 MacBookと比較した上での特徴をまとめています。

Slide Overのマルチタスク

マルチタスキング機能の中でも、Slide OverはMacにない独特の機能です。Slide Overには複数のウインドウを重ねられ、Appスイッチャーで手軽に中身を閲覧、削除、選択できます。

Split Viewやフルスクリーン上に細長のウインドウを重ねて表示できることに関しては、クイックメモも同様です。

Apple Pencilが使える

iPad ProではApple Pencilを使ってデザインやイラストを描いたり、手書きをテキストに変換するスクリブルが使えます。デジタルでも通常のペンのように、自由にペン先を走らせるのは快適です。

スクリーンショットやクイックメモの立ち上げや、小さなUIのアクセスなどApple Pencilは万能なアクセサリ。iPad Proで利用できるApple Pencil第2世代では、マグネット装着充電やダブルタップでマークアップツールの切り替えができます。

タッチスクリーンで操作できる

iPhoneのようにスクリーンをタッチしたりスワイプすることで、アプリの起動、ホーム画面、通知センター、ウインドウ一覧などを開くことができます。

ウインドウをSplit ViewやSlide Overにするなどマルチタスク機能もワンタッチ。テキストを入力するときは、オンスクリーンキーボードでタイピングをしたり、手書きもできるのが特徴です。

Face IDでロック解除

iPad ProではTrueDepthカメラによるFace IDで、手軽に解除できるのもメリットです。一定の場所をタッチする必要があるTouch IDよりも、任意の画面をタップした後にスワイプをすればホーム画面が表示されます。

必ずしも正面に向かう必要はなく、少しズレていても仰向けに寝そべってもロック解除できるのもメリットです。Touch IDの指紋のように、必要に応じて別のフェイスバージョンを登録できます。

カメラ・ビデオの撮影

iPad Proは12MP広角カメラと10MPの超広角カメラを搭載。被写体を小さくズームアウトしたり、ワイドで奥行きのある撮影が可能です。レーザー光により場所のスペースや物体の形を測定するLiDARスキャナもポイント。

大きな画面で最大3倍のデジタルズームを効かせたビデオ撮影もお任せ。仕事に画像や動画を取り組むときや、共有するときも素早く処理できます。

セルラーモデルでモバイル通信

Wi-Fiモデルとセルラーモデルがあり、セルラーモデルの場合は5Gでモバイル通信ができます。iPhoneのようにインターネットはもちろん、マップや位置情報を表示するGPSでモバイルとしての利便性を発揮。

物理的なnano-SIMに加えeSIMも導入しているので、海外先では利用可能な現地のキャリアとオンライン契約も可能です。

MacBookで使える機能

MacBook AirとMacBook Proを対象に、特有の機能をまとめました。

ターミナルで設定ができる

ターミナルはMacでプログラミングをするときや高度な設定に使う機能です。特定のコマンドでMacの操作ができ、コンピューター名の変更やスクリーンショットの保存場所の変更、Finderのフォルダの作成や削除もターミナルで処理できます。

Macの調子が悪いときにもターミナルは役立ち、アプリの突然終了の防止、アクティビティモニタの表示復活、プロセスの解放でMacを軽くすることもできます。

Finderでファイル整理

ファイル管理をするFinderは、Macのデスクトップでフォルダの作成や編集が可能です。ファイルをスタックにしたりアイコンの大きさや間隔調整で整理も簡単です。ファイルの情報をオフにしたり、配置の変更などのカスタマイズもOK。

iPhoneやiPadのバックアップを取ったり、Macに保存されているミュージックや映画、Podcastなどの同期の設定や実行もFinderで完了できます。

メニューバーから操作できる

メニューバーはアプリの機能をコントロールする場所です。キーボードのショートカットやマウス、トラックパッドからもできますが、環境設定をはじめ、編集、ウインドウ、表示などのカテゴリーからより細かな設定が可能。

メニューバーの右側には、Bluetooth、アクセシビリティ、Spotlight 、Siri、Webアプリなどが表示され、どの画面からでもアクセスできます。

Mission Controlで全ウインドウを表示

Mac特有のMission Controlは、Macで起動しているすべてのウインドウを表示する機能です。多数のデスクトップを開いているときでも、Mission Controlをマウスやトラックパッドで起動すれば閲覧したいウインドウを素早く見つけられます。

デスクトップ間でウインドウをドラッグすればSplit Viewも作れ、同じアプリのウインドウのグループ化を設定すればまとめて移動できます。

さまざまなポートが使える

MacBookではどのモデルでも少なくとも2つのThunderboltポートとヘッドフォンジャックを搭載。14/16インチMacBook ProではHDMIやSDカードのスロットのほか、MagSafe充電はM2 MacBook Airにも採用されています。

拡張性が高いのは言うまでもなく、14/16インチMacBook Proではハブを持参する必要も少なくなるでしょう。MacBook Airや13インチMacBook Proでは2つのThunderbotl/USB4ポートが左側に搭載されています。

長時間使用できるバッテリー

MacBookでは最大18時間〜21時間のバッテリーが使用できます。インターネットを使用時では最大11時間〜17時間持ち、最大9時間(Wi-Fiインターネット)〜10時間(モバイルデータによるインターネット)のiPad Proと比べて最大7時間長く駆動します。

バッテリーの容量や作業によって使用時間は異なりますが、外出先でメインに使う場合はMacBookは安心感を与えてくれるでしょう。

まとめ

iPadとMacBookの機能の違いを事前にチェックしておくと、選択がしやすくなります。実際使ってからもいろいろ気づくことがありますが、主なポイントを押さえながら自分にベストなデバイスを選んでください。

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