
待望のM2 MacBook Airがいよいよ登場し、M1モデルと一緒にラインナップしました。さらに軽くスリムになった新型は、まさに小さなジュエリーと言えるようなスタイリッシュなデバイス。
一度は使ってみたくなるMac Book Airはどんな選び方や使い方で満足感を得られるのか、7つのポイントでチェックしましょう。
速さ重視なら512GBがおすすめ
13インチMacBook Proのように、M2 MacBook Airにもシングルの258GBストレージNANDチップを搭載。アメリカのマルチメディアサイトThe Vergeが試したベンチマークスコアでは、2つの128GBストレージチップを搭載しているM1より読み書きの速度が劣るようです。
Appleによるとベンチマークによるスコアの違いはあっても実際の性能は向上しており、第2世代の5nmプロセスで製造したM2チップは、M1と比べて1.4倍の速さであることはすでに公式サイトで公表しています。
数値だけでは正確に判断できないのはもっともで、作業によっては速さの違いが分かりにくい場合もあるかもしれません。しかし、普段の作業で複数のアプリや重いファイルをに取り扱うときは、複数のストレージチップが搭載されている512GB以上がおすすめです。
外出用のサブマシンとして使う
M2 MacBook Airは据え置きマシンとしてもおすすめですが、とりわけ持ち運びに重宝するデバイス。1.13cmの薄さと1.24kgの重量で、MacBookシリーズの中では最も軽量のポータブル性を備えています。
滑り止めパッドも若干大きくなり、膝上での作業でもデバイスを固定しやすくなるでしょう。加えて49.9Whから52.6Whへバッテリーの電力量が増え、駆動源も頼もしいモデルです。
画面の明るさも13インチMacBook Proと同じ500ニトへ向上したため、太陽光下や暗がりでも見やすいディスプレイを提供してくれます。
少しでも多くの情報を閲覧する
新型MacBook Airは13.6インチのディスプレイで、M1より0.3インチ拡大。ノッチがありますがベゼルが薄くなり、ディスプレイの四方で少しでも多くの情報を得ることができるようになりました。
アップデートしたサイズの差は大きくありませんが、一画面に表示される情報が増えるのは数行でも得な気分になります。とりわけM1モデルのユーザーの方は、M2 MacBook Airの恩恵を感じられるでしょう。
全体的に14/16インチMacBook Proのようなすっきりしたディスプレイで、作業をするモチベーションも上がります。
プロ並みの画像・動画編集をする
M1 Proと同じメディアエンジンを搭載しているM2 MacBook Airは、4Kや8KのProResビデオ編集にも対応する高性能マシンです。
M1よりも3倍速いProResビデオトランスコード、動画編集や写真合成では1.4倍、画像のアップスケーリングは1.2倍のパフォーマンス。最大10コアGPUや最大24GBのメモリ、そしてマルチコアに強さを発揮するM2チップの醍醐味を体験できそうです。
セミプロの性能を感じられる一部分でもあり、M1 ProやM1 Maxとの差を和らげたマシンとも言えるでしょう。M1 MacBook Airでは負荷だった部分をクリアでき、過度にならない限りM1 ProやM1 MaxのMacBook Proと併用する必要がなくなります。
14/16インチMacBook Proと同じ10億色にも対応しており、プロ並みの動画制作に大きな貢献をしてくれるでしょう。
クリアなビデオ通話や電話をする
M2 MacBook Airのカメラは720pから1080pへアップデートし、映像やマイク性能が向上しました。全体的に明るさが増し、今までビデオ会議、面接、リモートワークなどでライトアップをする必要も少なくなるでしょう。
来たるiOS 16とmacOS Venturaでは、iPhoneとの連携によりiPhoneのカメラ機能がMacBook Airでも使えるようになります。センターフレームやスタジオ照明機能などが追加でき、さらにクオリティを上げてくれるでしょう。
マイクの音声もより相手に聞き取りやすく、ビデオ電話でも快適なコミュニケーションをサポート。相手の顔が見えなくても、スムーズな応答がしやすいです。
4つのスピーカーで楽曲・映像を視聴
2つのウーファーを含む4つのステレオスピーカーを搭載し、音を包み込むような効果が加わりました。M2 MacBook Airで楽曲などを再生する限り、申し分のないサウンドシステムです。
14/16インチMacBook Proのように、雑音の少ないハイインピーダンスヘッドフォンの性能を発揮するヘッドフォンジャックも搭載しているのもポイント。
これまでキーボードの左右脇にあったスピーカーは、キーボードとディスプレイ間の下に組み込まれすっきりしたスタイルです。見た目もタッチも滑らかなデザインになり、掃除のメンテナンスもやりやすくなりました。(ミッドナイトは指紋が目立ちやすいので、頻繁に筐体の掃除が必要です。)
AirPods 3、AirPods Pro、AirPods Maxを使用すれば、ドルビーアトモスに対応した楽曲や映画などを空間オーディオも視聴可能。頭部の前後左右から、さらに迫力のあるサウンドを体験できるでしょう。
MagSafe充電でポートを増やす
M2 MacBook AirにはMagSafe 3ケーブルで充電ができます。Thunderboltのポート数はM1モデルと同じですが、MagSafeで充電をすることで同じ左側に搭載されている2つのThunderboltポートを確保できます。
MagSafe充電ポートは14/16インチMacBook Proにも搭載されていますが、M2 MacBook Airでは購入時にデバイスと同じ色(シルバー、スペースグレイ、ミッドナイト、スターライト)のケーブルが付属されるのがポイント。ちなみにおまけのロゴスティッカーも同色であるのもおしゃれです。
M2 MacBook AirのMagSafe 3ケーブルは単品でも購入でき、14/16インチMacBook Proと兼用して使えます。MagSafe 3ケーブルについてはM2 MacBook AirのMagSafe 3ケーブルは個別の購入もOK!4つの色から選ぼうをご覧ください。
まとめ
M2 MacBook Airでは、M1で物足りなかった部分を多く改善しており快適さが実感しやすいです。プロ並みのスペックもあり、使い道がさらに広がるでしょう。M2 MacBook Airの機能をどれだけ活用できるか、ポイントを参考にベストな購入や使い方をしてください。
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