ミュージックのプレイリストを異なるMacにファイルで移行する方法

Macのミュージックのプレイリストを、もう1台のMacにファイルで移行する方法をご紹介します。iMacからMacBookにコピーすれば、外出先でも同じプレイリストを視聴できるでしょう。

同じApple IDでiCloudにサインインした複数のMacをお持ちの方におすすめです。

ミュージックのプレイリストを書き出す

移行元のMacのミュージックからプレイリストを書き出してファイルに保存します。

プレイリストを書き出す画面
名前変更、保存先や拡張子を選択する画面
  1. Macでミュージックを起動する
  2. 書き出すプレイリストを選ぶ
  3. メニューバー「ファイル」→「ライブラリ」→「プレイリストを書き出し…」をクリック
  4. 必要に応じてファイル名や保存先のフォルダを変更する
  5. フォーマットで「M3U」または「XML」を選択する
  6. 「保存」をクリック

保存先のフォルダを作成する場合は、「場所」の右端にある表示アイコンをクリック→「新規フォルダ」をクリック→フォルダの名前を入力→「作成」→「保存」をクリックします。

ミュージックビデオおよびプレイリストのアートワークは書き出せません。

アートワークの設定についてはミュージックのアートワークを変更する方法|ジャケット風にカスタマイズをご覧ください。

書き出したプレイリストのファイルを読み込む

移行先のMacに、書き出したプレイリストのファイルを読み込みます。ファイルによってやり方を選択してください。

ファイルを読み込むステップ

「XML」と「M3U」共通

  1. Macでミュージックを起動する
  2. メニューバー「ファイル」をクリック
  3. 「ライブラリ」→「プレイリストを読み込む」をクリック
  4. 読み込む「XML」または「M3U」ファイルを選択したフォルダから選択
  5. 「開く」をクリック

ミュージックのサイドバーに、書き出したファイル名(プレイリスト名)が追加されます。クリックして再生してください。

M3Uのみ有効

方法1

  1. Macでミュージックを起動する
  2. Finder内にある読み込むM3Uファイルを右クリック
  3. 「このアプリケーションで開く」→「ミュージック.app」をクリック

方法2

  1. Macでミュージックを起動する
  2. メニューバー「ファイル」をクリック
  3. 「読み込む」をクリック
  4. 読み込むM3Uファイルを選択したフォルダから選択
  5. 「開く」をクリック

M3Uファイルでは、読み込みと同時に自動再生されます。

読み込みができないファイルの移行法

ミュージックビデオや読み込みができなかった曲は、以下の方法で他のMacへ移行できます。

ちなみにMacのプレイリストの曲の右側にある「…」→「コピー」、または右クリック→「コピー」は、同じMac内で有効です。別のMacのプレイリストにはコピペができません。

Finderを通して移行する

  1. 移行元のMacのプレイリストから楽曲ファイルをFinderやデスクトップへドラッグ&ドロップする
  2. 移行先のMacのFinderに同期したファイルを追加先のプレイリストへドラッグ&ドロップする

同期されない場合は「システム環境設定」→「iCloud Drive」にチェックを入れる→「オプション」→「”デスクトップ”フォルダと”書類”フォルダ」にチェックを入れる→「完了」をクリックしてください。

AirDropで移行する

  1. Finder→移行するファイルを右クリック
  2. 「共有」→「AirDrop」をクリック
  3. 送信先のMacを選択→「完了」をクリック

共有されたファイルはFinderのダウンロードフォルダに送信され、ドラッグ&ドロップでプレイリストに追加できます。

まとめ

Mac同士でミュージックのプレイリストを共有するときは、ファイルで移行するのが一番簡単です。複数のMacで同じプレイリストを手軽に楽しむ、一つの便利なテクニックとして試してみてください。

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