
屋外や屋内で快適なサウンドを提供するAirPods。ダメージや紛失を軽減するには、ケースと共に落下防止をする必要があります。
手軽に実行できる10の対策法で、AirPodsを隅々から守りましょう。
目次
AirPodsの軸を斜め下に装着する

AirPodsの落下防止には、装着時の軸の向きがポイントになります。
軸を垂直または真横に向けず、先端を前方に向けながら斜め下に装着しましょう。軸が耳のくぼみに収まるようにAirPodsを配置し、AirPodsのヘッドが耳のカーブ内にフィットするように調整します。
AirPodsのヘッドやイヤーチップがフィットしにくい場合も、違和感を和らげることができます。
思いがけない音漏れも軽減できるでしょう。
AirPodsに髪が触れないようにする
髪がAirPodsに触れると、下を向いたときに髪がAirPodsにあたって押し出されたり、軸に絡みやすくなります。
装着前に髪を束ねたり、耳の後ろにかけて耳周辺をすっきり整えると落下防止ができます。ヘアバンドはさまざまな長さに対応するのでおすすめです。
強風で髪が吹かれたときも、余計な圧力がAirPodsにかかることもありません。
着脱するときに髪をよける必要もなく、スムーズに取り扱えます。
人混み・雑踏を避ける
ラッシュ時や会場など大勢の人が集まる場所では、人とぶつかるときの反動でAirPodsが落下しやすいです。
電車やバスの立ち乗りで、急ブレーキや乗客に不意に押されては、AirPodsがポロっと外れるのも珍しくありません。特に乗り降り時は人が出入り口に集中するので、落下する確率が高くなります。
雑踏というより、列を作ったり着席しているなど規則的に配置している状況では、比較的自分の周囲のスペースを確保しやすいです。
自分自身だけでなく、AirPodsにも気を付けるゆとりを持てるでしょう。
衣類・ピアスの後に装着する
AirPodsを装着したままトップを着ると、衿口に引っかかって落ちやすくなります。
外出時には、マフラーや帽子など、AirPodsに触れそうなアイテムは先に身につけておくと落下しづらくなります。
ピアスやイヤリングをつけた後にAirPodsを装着すると、必然的にAirPodsの軸を斜めに配置できるメリットもあります。
脱衣やピアスを外すときは、AirPodsを外してから行いましょう。
ケースからの出し入れを最小限にする
ケース内のAirPodsはマグネットで吸着されるので、逆さまにしても落ちません。
取り出し時は丸くて滑りやすいヘッド部分をつまんでマグネットから引き離すため、しっかり指でホールドしないと落ちてしまいます。AirPodsを頻繁に、急いで使うときに起こりやすいです。
デスクなどの上に布などを敷いて低い位置で取り出せば、万が一の落下時の衝撃を避けられます。
片手でケースを開けて取り出したり、バッグやポケットの中から探り出しをするのは避け、ケースを片手に持ちながらもう一方の手で取り出すとベターです。
書類の間にAirPodsを置かない
重なる書類の間にAirPodsを置くと存在に気づかなくなり、書類を探したりどかすときに落下しやすくなります。白いAirPodsやケースはカムフラージュするので、上に置いた場合も見落としやすいです。
表面が滑りやすく傾斜もできやすいファイルの上も、ツルツル素材のAirPodsは安定しません。
AirPodsやケースのみを直接デスクやテーブルの上に置いたり、カラーのイヤーチップやケースカバーを付けるとAirPodsを保護できます。
MagSafeやケーブル充電により、落下防止をするのもアイデアです。
素手でAirPodsを取り扱う
AirPodsの取り出しや操作は、素手で行うのが基本です。冬場や作業中などは手袋を外さずに用を済ませることも多く、いつの間にかAirPodsもそのまま取り扱ってしまいます。
手袋をしていると実際より指のサイズが太くなるので、タッチコントロールのスワイプや感圧センサーが操作しづらいだけでなく、着脱時に落としやすくなります。可能であれば指なし手袋を使うのも良いアイデアです。
AirPodsをクロスでクリーニングしているときも、出し入れは素手で行いましょう。
爪の長さも適度に整えておくと、AirPodsを取り扱いやすくなります。AirPodsの着脱や操作がスムーズになり、落とす原因を軽減できます。
サードパーティのイヤーチップを使う
AirPods Pro第2世代のシリコン製イヤーチップは、XS、S、M、Lの4サイズが利用できます。
サイズがどうしても自分の耳に合わない場合は、細かなサイズ展開をしているサードパーティのイヤーチップで落下防止効果を高めましょう。SSS、SS、MS、MLなどのサイズも見つかり、汚れが目立たないブラックをはじめとするカラーも利用できます。
形状記憶をする低反発タイプのイヤーチップは柔軟性が高く、フィット力が向上。クッションのように耳のサイズ合わせてイヤーチップの形状を変化しながら固定できます。
メーカーによってはノイズキャンセリングのクオリティも失わず、没入感に浸れる効果も期待できるでしょう。
第1世代と第2世代に共通して使えるメリットもあります。
ケースにホルダーをつける

AirPodsを収納したケースを落とすと、間接的にAirPodsにも影響を与えます。ケースにストラップやチェーンなどをつけ、バッグやベルトに引っ掛けると落下防止ができ安全性が高まります。
AirPods Pro第2世代のケースにはストラップループが付いており、スタンダードモデルを含むサードパーティーのカバーも利用可能です。
実用的なカラビナ付きや、バッグチャームにもなるキャラクター、さらにレザーやTPU、シリコンなど素材も選べるので、シーンに応じて使い分けるのも良いでしょう。
ケースの保護アイテムとして汚れや傷の防止にも役立ち、AirPodsもしっかり守ってくれます。
イヤーフックを使う
AirPodsのヘッドが自分の耳の形状に合わない、イヤーチップを使っても調整できず落下する場合はイヤーフックで防止できます。
スポーツ中でも、AirPodsのズレに気を取られず集中でき、好きなコンテンツもスムーズな視聴が可能です。
イヤーフックは耳の外側に掛けるフックタイプ、耳の中で固定するウイングタイプ、首掛けストラップタイプなどがあり、300円〜2,000円で購入できます。
AirPodsの落下でダメージを抑える保険にもなるでしょう。
AirPodsやAirPods ProのAppleCare+は、4,600円で利用できます。
まとめ
AirPodsはどこでも手軽に使える高性能なワイヤレスイヤホン。使う場所に応じて気をつけたり、使い方を工夫して落下防止をしながら、快適なリスニングをしてください。
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