
Macで作ったiMovieの映像時間を短くしたいときは、必要のない部分をトリミングしましょう。長いクリップでも編集がしやすくなります。
トリミングの操作を、部分選択、開始/終了フレームから詰める、開始フレームまでの範囲、クリップのトリム編集の4つの方法でご紹介します。
部分を選択してトリミングする
直接クリップの範囲を選択してトリミングします。

- MacでiMovieを起動する
- 「プロジェクト」をクリック
- トリミングするプロジェクトをダブルクリック
- トリミングするクリップを選択
- Rキーを押しながらフレーム上を左右いずれかにドラッグして範囲を指定する
- クリップを右クリック、またはメニューバー→「変更」をクリック
- 「選択部分をトリム」をクリック
後からフレームの範囲は変更できるので、ポインターの位置は大体でOKです。Rキーはハンドル付きの黄色い選択枠が表示されたら指を放して大丈夫です。
範囲を解除するときは、選択以外の部分をクリックしてください。
アクションを取り消す場合は、コマンドキー+「Z」またはメニューバー→「編集」→「取り消す」をクリックします(他のトリミングにも共通)。
クリップの表示の大きさを調整するには、作成スペース画面右上「設定」→「クリップのサイズ」→スライダーで拡大/縮小してください↓

開始/終了フレームから詰めてトリミングする
一連したクリップを開始フレームまたは終了フレームからドラッグし、まとめてトリミングをします。

- MacでiMovieを起動する
- 「プロジェクト」をクリック
- トリミングするプロジェクトをダブルクリック
- トリミングするクリップの開始フレームまたは終了フレームのラインにポインターを合わせる
- 左右の矢印が表示されたら内側へドラッグして範囲を選択しながらトリミングする
トリムをしたフレーム以外の部分を再び表示するには、開始フレームまたは終了フレームを外側へドラッグします。
開始フレームまでトリミングする
縦ラインで指定した位置から開始フレームまでをトリミングします。

- MacでiMovieを起動する
- 「プロジェクト」をクリック
- トリミングするプロジェクトをダブルクリック
- トリミングするクリップの縦ラインの上「▼」にポインターをあてる
- 手をドラッグしてトリミングする範囲までラインを移動する
- クリップを右クリック
- 「再生ヘッドの位置までトリム」をクリック
縦ラインが表示されない場合は、トリミングをするポイントをクリックしてください。
トリムされた部分は、クリップを選択→開始フレームを左へドラッグすると表示されます。
クリップの編集でトリミングする
クリップの編集画面からは、細かなトリミングができます。

- MacでiMovieを起動する
- 「プロジェクト」をクリック
- トリミングするプロジェクトをダブルクリック
- 編集をするクリップを選択して右クリック、またはメニューバー→「ウインドウ」をクリック
- 「クリップのトリム編集を表示」をクリック
- フレームをドラッグして範囲を変更したり、白い縦ラインをドラッグして範囲を調整する
- 「クリップのトリム編集を閉じる」をクリック、または「▼」をクリック
選択された明るい部分がトリミングされます。
ビデオでは再生画面を見ながらフレームをドラッグすると、微妙な映像をキャッチしやすくなります。編集画面では非表示になっている部分もコマごとにチェックできます。
フレームにポインターをあてると◁□□□▷のマークが表示され、クリックをすると再生画面に開始と終了のフレームが表示されます。瞬間ごとのトリミングがしやすくなります↓

まとめ
トリミングはiMovieのクリップを短くするときに欠かせない作業です。トリミングする目的に応じた方法で、スムーズな編集をしてください。
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