
iOS16にアップデートしたiPhoneでは、返信していないメールをリマインダーに通知してもらうことができます。メールを読んだままで、返信を忘れてしまうこともなし。
リマインダーの通知は複数のメールも可能で、日時やタイミングの時間帯の変更も可能。設定から削除まで、メールをリマインダーに通知する方法をご紹介します。
目次
返信していないメールをリマインダーで通知する
iPhoneでメールを起動し、返信をしていないメールをリマインダーで通知してもらう設定をします。
*検索でアクセスしたメールでは、リマインダーの通知設定はできません。
リマインダーの通知を設定する



- iPhoneでメールを起動する
- リマインダーに通知をしてもらいたいメールがある受信ボックスを選ぶ
- リマインダーが設定されていないメールを右へスワイプ→時計のアイコンをタップ(ステップ6以降を続行)、またはメールをタップ(以降続行)
- 「返信」アイコンをタップ
- 「リマインダー」をタップ
- 通知してもらう時間帯(タイミング)を選択する
- (「あとでリマインダー」の場合)「完了」をタップ
- リマインダーで通知されたら通知をタップして返信する
通知を受信する時間帯は、「1時間後にリマインダー」「今夜リマインダー」「明日リマインダー」「あとでリマインダー」の4つから選べます。”今夜”は21時、”明日”は朝8時に設定されます。
「あとでリマインダー」では、日付や時刻を設定できます。日付を選ぶ→「時刻」→ボタンをオン→時刻を設定→「完了」をタップしてください。日付や時刻を選択しない場合は、今日の日付と現在の時刻が自動的に設定され瞬時に通知されます。
メールボックス内のメール表示について
通知の時刻設定をしたメールは受信ボックスや「メールボックス」→「リマインダー」内に表示され、選択した時間帯に応じた予定通知時刻も表示されます。

「リマインダー」内のメールを長押し→「返信」をタップで返信画面へ移動。予定時刻をタップすれば、メールの内容を確認ができます。
通知済みのメールは、各受信ボックス内でトップに配置されるほか、メールの送信者の右側に表示される「リマインダー」で区別しやすいです。「リマインダー」をタップするとメールへ移動します。
リマインダーの通知の表示について

リマインダーで通知されたメールには「リマインダー」のタイトルが付き、ロック画面、通知センター、バナーで通知されます。表示方法や表示時間は選択ができます。
ロック画面/通知センター/バナーでのメール表示
「設定」→「メール」→「通知」→「ロック画面」「通知センター」「バナー」にチェックを入れます。
リマインダーの通知をしっかりキャッチするためにも、すべてオンにするのがおすすめです。
バナーの表示時間
「設定」→「メール」→「通知」→「バナースタイル」→「一時的」または「持続的」を選択できます。
「持続的」はスリープ状態にならない限り表示され、iPhoneを常に見ていないときでも確認できる可能性を高めてくれます。
通知の表示
通知の表示については、「設定」→「通知」→「リスト」に設定し、さらに「プレビューを表示」をオンにしておくと内容も把握しやすくなります。
リマインダーに返信していない複数のメールを通知する
返信をしていない複数のメールにも、リマインダーの通知を設定できます。

- iPhoneでメールを起動する
- リマインダーに通知をしてもらいたいメールがある受信ボックスを選ぶ
- メールを選択する
- 「返信」アイコンをタップ
- 「リマインダー」をタップ
- 通知を受信する時間帯を選択する
- (「あとでリマインダー」)は「完了」をタップ
- 受信ボックスへ戻り他のメールを選択する
- 必要に応じて2〜8を繰り返す
- リマインダーで通知されたら通知をタップして返信する
通知をタップするとメールへ移動し、バナーの場合は上へスワイプすると次のメールが通知されます。
メールが多すぎると返信するのに時間がかかってしまうので、こまめに処理していくのが理想的です。通知をしてもらっても後回しにならず、要領よく返信できます。
日付・時刻・時間帯を変更する
リマインダーの通知を設定したメールは、後から日付や時刻、時間帯の変更ができます。日付や時刻の変更は2つの方法があります。
「リマインダーを編集」から日付と時刻を変更する

- iPhoneでメールを起動する
- 受信ボックスからリマインダーの通知を設定したメールを開く
- 「返信」アイコンをタップ
- 「リマインダーを編集」をタップ
- カレンダーから日付を選ぶ
- 時刻をオンにして設定する
- 「完了」をタップ
時間を設定しない場合は、「時刻」の下に表示されている現在の時刻が設定されます。
「メールボックス」→「リマインダー」→メールを左スワイプ→「…」→ステップ4以降を続行、または受信ボックス内のメールを左スワイプ→「…」→ステップ4以降を続行も可能です。
メールの「編集」から日付と時刻を変更する

- iPhoneでメールを起動する
- 受信ボックスからリマインダーの通知を設定したメールを開く
- 「”メール”のリマインダー通知予定」→「編集」をタップ
- カレンダーから日付を選ぶ
- 時刻をオンにして設定する
- 「完了」をタップ
リマインダーで通知された後のメールも、編集が可能です。
受信ボックス内のリマインダー設定済みのメールを右スワイプ→時計のアイコンをタップでもカレンダーへ直接移動できます。
時間帯を変更する

- iPhoneでメールを起動する
- 受信ボックスからリマインダーの通知を設定したメールを開く
- 「返信」アイコンをタップ
- 「リマインダーを編集」をタップ
- 「リマインダーを削除」をタップ
- 「返信」アイコンをタップ
- 「リマインダー」をタップ
- 他の時間帯を選ぶ
- (「あとでリマインダー」の場合)「完了」をタップ
「1時間後にリマインダー」「今夜リマインダー」「明日リマインダー」「あとでリマインダー」に変更する場合は、一度設定を解除し再設定します。設定後、受信ボックス内では、メールが送信された日付に応じて配置されます。
「「リマインダーを編集」から日付と時刻を変更する」と「メールの「編集」から日付と時刻を変更する」でも、カレンダーの画面→「リマインダーを削除」をタップで時間帯を変更できます。
リマインダーの通知設定を削除する
リマインダーの通知の設定を削除します。

- iPhoneでメールを起動する
- リマインダーを削除するメールがある受信ボックスを選ぶ
- リマインダーを削除するメールをタップ
- メール上部「”メール”のリマインダー通知予定」→「編集」をタップ、または「返信」アイコン→「リマインダーを編集」をタップ
- 「リマインダーを削除」をタップ
受信ボックス内で通知済みのメールの右に表示されていた「リマインダー」が時刻で表示されると同時に、メールは送信された日付の元の位置に戻ります。
リマインダーの通知の他の削除法は、受信ボックス→メールを右へスワイプ→時計アイコンをタップ→「リマインダーを削除」、または(「メールボックス」→「リマインダー」も可)メールを左へスワイプ→黄色の時計アイコンをタップでもOKです。
まとめ
リマインダーで通知をすれば、メールの返信もスムーズにやりこなせます。すぐに返事ができないときは、リマインダーにお任せすれば安心。しっかり確認できるように、通知の表示法も設定しておきましょう。
コメントを投稿するにはログインしてください。