新型Studio DisplayとStudio Display XDRの特徴まとめ|自分に最適なディスプレイを選択

画像:Apple

4年ぶりにStudio Displayがアップデートされ、Studio DisplayとStudio Display XDRの2つのモデルで登場しました。

見た目は同じでもレベルが異なるモデル間には、ディスプレイやポートの性能に違いがありそうです。Studio Displayを初めて購入する時や、買い替えを検討中のときの参考にしてください。

Studio Display:2つのThunderbolt 5でデイジーチェーン接続可

スタンダードモデルの新型Studio Displayのスペックに関しては、初代と比べて色濃く目立った違いはありません。

エキサイティングなアップデートに期待外れというよりも、スタンダードなディスプレイ性能で十分対応できるユーザーにとっては今後も無駄なく利用できるすばらしい27インチディスプレイに変わりありません。

引き続き5K Retinaディスプレイの輝度は600ニトにとどまり、SDRとHDRの表記は今回もなしです。

リフレッシュレートは60Hzであることが公式サイトに記載され、同シリーズのハイエンドモデルStudio Display XDRと比較しやすくなりました。

もしスタンダードモデルがミニLEDディスプレイや120Hzなどで更新されていたらコストの値上がりも同時に気になるところでしたが、ハイエンドモデルを追加したおかげでスタート価格は269,800円に抑えられています。

何の変哲もないスタンダードモデルが注目に値するスペックは、2基搭載されたThunderbolt 5です。最大40Gb/sのThunderbolt 3に対し最大120Gb/sにパワーアップしたThunderbolt 5により、M5 Pro/M5 Max MacBook Proのようにすでに搭載中のデバイスとの相性も抜群になるでしょう。

アップストリームポートでは96Wの充電も兼ねており、ダウンストリームポートでは最大4台のStudio Displayをデイジーチェーン接続可能。出力デバイスのポートを他の周辺機器の接続に使ったりケーブルもスッキリします。

Thunderboltポートが増えた分、3基あったUSB-Cポート(最大10Gb/s)が1つ減りましたが、同じThunderbolt 5ポート数を搭載したサードパーティの検討が不要になりました。

ささやかなアップデートは、ハイエンドモデルにも共通するデスクビューに対応した12MPのセンターフレームカメラ。Mac mini、Mac Studio、Mac Proでもようやく活用できます。

6スピーカーサウンドシステムでは低音が30%改善され、深みのある音響でディスプレイを包み込みます。

Studio Display XDR:ミニLEDディスプレイで明るさアップ

スタンダードモデルではディスプレイ性能が物足りない、Pro Display XDRを一新したいという方のニーズに応えるのが27インチStudio Display XDRです。

2,304のディミングゾーンを埋め込んだミニLEDバックライトを搭載した5Kディスプレイでは、Pro Display XDRより400ニト高い2,000ニトのHDR輝度、SDR輝度に関しては2倍の最大1,000ニトを実現しました。

Adobe RGBとP3の広色域で色彩をさらに豊かに表現でき、デザインや写真のプリントにも正確な色を忠実に再現します。

さらに120Hzのリフレッシュレートに加え47Hz〜120Hzの可変リフレッシュレート(M1全シリーズ/M2/M3搭載のMacおよびM5以外のiPadでは最大60Hz)に対応するアダプティブシンクより、滑らかな映像に没入できるでしょう。

アップデートした2つのThunderbolt 5のうち、アップストリームポートでは140Wの充電、ダウンストリームポートでもう1台のStudio Display XDRをデイジーチェーン接続できるのも魅力です。

初のハイエンドモデルとして申し分ないスペックを搭載した高性能なStudio Display XDRはスタンダードモデルより倍以上の価格(549,800円〜)ですが、傾きと高さ調整スタンド(70,000円)が付属されている点で多少コストの負担が軽くなります。

かつて初代Studio Displayが発売されて否や、ミニLEDディスプレイモデルの登場が噂されては消失しましたが、待った甲斐があるディスプレイに仕上がりました。

まとめ

新型Studio Displayがスタンダードモデルとハイエンドモデルに分岐したおかげで、ニーズに応じて選択しやすくなりました。一般的な作業向きのStudio Displayとクリエイターも納得できるStudio Display XDR、いずれも長く使えるディスプレイとして最適なモデルを選択してください。

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