
Macのミュージックや映画などのコンテンツがiPhoneやiPad、iPodと同期できないことがあります。デバイスごとに手動でコンテンツを設定する前に、7つの方法で対処しましょう。
一度できたのに同期しなくなったなど、デバイス間で上手く機能しないときにもチェックしてみてください。
目次
Finderにデバイスを表示する

iPhoneやiPad、iPodをMacと同期するときは、Finderを通して行います。
Finderを起動し、サイドバー→「場所」に同期するデバイスが表示されているか確認してください。非表示の場合は、ケーブルを繋ぐと表示されます。
ケーブルを繋げても表示されないときは、Finder→「設定」→「サイドバー」→「CD、DVDおよびiOSデバイス」にチェックが入っているか確認します。一度表示されたらケーブルは外してOKです(ケーブルで自動同期を設定している場合は状況に応じて実行)。
「一般」→「オプション」→「Wi-Fiがオンになっているときにこの〇〇を表示」をオンにすると、同じWi-Fiでそれぞれのデバイスを接続している場合、デバイスを取り出した後やケーブルを繋がなくても次回は自動的に表示されます。

設定変更の適用を有効にする

「一般」をはじめとする項目内で設定を変更した後は、先に画面右下に表示される「適用」をクリックして有効にする必要があります。
「適用」をクリックすると「同期」が表示されるので、そのままクリックすると同期が可能です。
変更した設定をキャンセルをするときは、適用を有効にする前に「元に戻す」をクリックしてください。
ケーブルを繋げて同期する

Wi-Fiでも同期ができますが、同期がスタートしないときはMacとケーブルを繋ぎ「同期」をクリックします。
有線はWi-Fiよりも高速にデータを転送できるので、Wi-Fiが不安定なときはもちろん確実な同期のためにもケーブルは常に用意しておくと良いでしょう。使用時にはケーブルの状態やコネクタが各デバイスのポートにしっかり挿入されているか確認してください。
「一般」→「オプション」→「この〇〇が接続されているときに自動的に同期」をオンにすると、ケーブルでデバイスを繋ぐたびに自動的に同期することができます。
自動同期は常にMacと同じコンテンツを他デバイスで利用したいときに便利ですが、必要がない場はオフにしておくと不必要な同期を避けられます。
サイドバーからデバイスを解除する

ケーブルを繋げても同期しないときは、サイドバーから該当するデバイスの取り出す▲アイコンをクリックして一度解除します。
デバイスの取り出しは、ツールバーの取り出すアイコンからも可能です。ツールバーを右クリック→「ツールバーをカスタマイズ」→「取り出す」アイコンをツールバーへドラッグ&ドロップ→「完了」をクリックしてください。
その後ケーブルでデバイスとMacを繋ぎ、再びサイドバーに表示して「同期」をクリックします。
同期するデバイスを選択する

同期ができないときは、同期するデバイスが選択されているかサイドバーで確認しましょう。
Finderのサイドバーには以前同期したデバイスが選択されているので、特に複数のデバイスが表示されている場合は事前にチェックすると良いです。
各項目の同期を有効にする

iPhone、iPad、iPodは、Macの「ミュージック」「映画」「テレビ番組」「オーディオブック」「ブック」「写真」「ファイル」「情報」と同期することができます。
「写真」や「情報」(連絡先/カレンダー)を同期するには、Mac以外のデバイスでiCloud同期(「設定」→「Apple ID」→「iCloud」→「写真」「連絡先」「カレンダー」)をオフにしてください。
「ミュージック」「映画」「テレビ番組」「オーディオブック」「ブック」では、「〇〇を”デバイス名”と同期」をオンにする必要があります。
さらに同期する条件を設定すると、特定のコンテンツが同期されます。同期する条件が前回と異なる場合は、「適用」→「同期」をクリックしてください。
コンテンツのチェックマークを外す

同期したコンテンツが思ったより少なめの場合は、項目内で選択されたコンテンツのみが同期された可能性があります。
同期するデバイスを選択→「一般」→「オプション」→「チェックマークのある曲だけを同期」のチェックを外します。
チェックされていない曲も同期されます(項目内の条件で制限されていない場合)。
まとめ
MacとiPhone、iPad、iPodを同期できないときは、手軽な方法で解決できることがほとんどです。スムーズな同期で、Macのコンテンツを他のデバイスでも利用しましょう。
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