
macOS Venturaでは、写真、Safari、Finderのクイックアクションやクイックルックで、画像の被写体の切り抜きができます。
切り抜いた被写体をコピーすればステッカーのように貼り付けられる楽しさもあり。すべて自動で切り抜けるので、テクニックは不要です。早速試してみましょう。
写真アプリで画像の被写体を切り抜く
写真アプリに保存されている、画像内の被写体を切り抜きます。

- 写真アプリを起動する
- 被写体を切り抜きたい画像をダブルクリックして開く
- 画像内を右クリック→「被写体をコピー」をクリック、またはメニューバー→「編集」→「被写体をコピー」をクリック
- 切り抜いた被写体をペーストする任意のアプリを起動して、コマンドキー+「V」または右クリック→「ペースト」をクリックしてペーストする
切り抜きの実行中に白丸が右隅下に表示される場合があります。
切り抜きにかかる時間は背景や被写体の写り方によって異なりますが、右クリックをして数秒すると「被写体をコピー」が表示されます。
「被写体をコピー」にポインターをあてると切り抜かれた被写体の周囲を光のラインが走り、切り抜き可能な部分が確認できます。
写真によっては切り抜きができない場合があります。詳しい内容は【iOS16】切り抜きができない写真のパターン6つ|やり方次第で可能になる場合もありをご覧ください。
Safariで画像内の被写体を切り抜く
SafariのWebページ内にある画像から、被写体を切り抜いてみます。

- Safariを起動する
- 被写体を切り取りたい画像があるWebページを表示する
- 画像を右クリック→「被写体をコピー」をクリック
- 切り取った被写体をコピーするアプリを起動し、コマンドキー+「V」または右クリック→「ペースト」をクリックしてペーストする
右クリックをしたときは、「被写体をコピー」は非表示です。被写体の切り抜きが完了すると、項目リストの一番下に表示されます。
この場合、猫が切り抜かれました。
クイックアクションで画像の被写体を切り抜く
macOS Venturaでは、Finderのクイックアクションに背景を削除する機能が追加されました。背景を透過することで、被写体を切り抜く方法です。

- Finderを起動する
- 背景を削除する画像を右クリック
- 「クイックアクション」→「背景を削除」をクリック
- 背景を透過した画像ファイルを右クリック
- 「コピー」や「共有」など必要な項目を選択
背景を削除した画像ファイルを保存したいときにおすすめです。
オリジナルの画像はFinder内に残り、透過後のファイルの拡張子はpngになります。
クイックルックで画像の被写体を切り抜く
Finderで利用できるクイックルックで、画像の被写体を切り抜きます。


- Finderを起動する
- 被写体を切り抜く画像を右クリック、または画像を選択→スペースキーを押す
- (画像を右クリックした場合)「クイックルック」をクリック
- 画像を右クリック→「被写体をコピー」をクリック
- 任意のアプリを起動し、コマンドキー+「V」、または画面を右クリック→「ペースト」をクリックしてペーストする
右クリックをして数秒すると「被写体をコピー」が表示されます。
「被写体をコピー」にポインターをあてると、切り抜かれた被写体が光のラインで囲まれます。対象物が選択されたかチェックしましょう。
Finderから画像の被写体を切り抜いてコピーをする場合は、直接できるクイックルックがおすすめです。
まとめ
Macではマークアップでも背景の削除ができますが、macOS Venturaでは自動で切り抜けるメリットがあります。作業に合わせたりやりやすい方法で、被写体を切り抜いてみてください。
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