
M4 MacBook ProとM4 MacBook Airを比較すると、あれこれ違いがあることに気づきます。自分が必要なモデルを見つけるには、事前に下調べをしておくに越したことがありません。
普段の作業はもちろん将来的な状況にも備えてチェックしましょう。
CPU/GPUパフォーマンス
| M4 MacBook Pro | M4 MacBook Air | |
|---|---|---|
| CPU | 10コア | 10コア |
| GPU | 10コア | ・13インチ…8コア/10コア ・15インチ…10コア |
MacBook Proでは8コアからアップデートした10コアCPUは、10コアGPUのようにいずれの性能は一択のみです。
MacBook AirのCPUはM1の8コアからようやく10コアへアップデート。13インチMacBook Airで選択できる8コアGPUはM2から続いています。
グラフィックプロセッサーのパワーはそれほど重要視していない、ベーシックでも普段の作業に支障ない場合に最適なモデル。もっとも付随するメモリやストレージの容量も含めて検討する必要があります。
GPU性能に関わらず、いずれのモデルでもM3以降に搭載されたハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングを引き続き利用できます。
SSDストレージ
| M4 MacBook Pro | M4 MacBook Air |
|---|---|
| ・512GB ・1TB ・2TB | ・256GB ・512GB ・1TB ・2TB |
14インチMacBook Proの前身モデル13インチMacBook ProではMacBook Airと同じ容量でしたが、14インチになった時に256GBは廃止されました。
Proモデルでも4TBや8TBへは増量せず、必要な場合はProまたはMaxチップへのアップグレードが必要です。
MacBook Airには4種類のストレージがあり、256GBは8コアGPUのみ対応。512GB以上は10コアGPUと組み合わさるMacBook Proと同じパターンです。
ストレージはアプリやメディアやファイルの保存、システムデータなど、さまざまな目的にどんどん使用されます。無意味に大容量を選択する必要はありませんが、後で増設できないことを念頭におきながら構成すると良いです。
512GBより小さいストレージが欲しい場合、MacBook Airの256GBは唯一の選択肢になります。
ユニファイドメモリ
| M4 MacBook Pro | M4 MacBook Air |
|---|---|
| ・16GB ・24GB ・32GB | ・16GB ・24GB ・32GB |
MacBook Proでは、M3の8GBを廃止して16GBへ増量。MacBook Airでは新たに32GBを追加し、上下の容量を揃えました。
13インチMacBook Airの8コアGPUは16GBのみ選択できます。ストレージも含めワンセットとして用意されている8コアGPU/256GB/16GBは、Macで軽度の作業をすぐに始めたいユーザー向け。
10コアGPUではMacBook Proのようにすべての容量を利用でき、GPU性能をアップグレードしてベースの16GBを結合したり、増量をしてPro並みの構成にするなどカスタマイズ可能です。
最大メモリの増量に伴い、いずれのモデルの帯域幅もM3の100GB/s→120GB/sへと高速化しました。
ディスプレイのスペック
| M4 MacBook Pro | M4 MacBook Air | |
|---|---|---|
| サイズ (対角インチ) | 14.2 | 13.6/15.3 |
| ディスプレイ | Liquid Retina XDR (ミニLED) | Liquid Retina |
| 輝度 | ・XDR…1,000ニト(フルスクリーン)、1,600ニト(ピーク時:HDR) ・SDR…最大1,000ニト | 500ニト |
| 解像度 | 3,024×1,964 254ppi | ・13インチ…2,560×1,664 ・15インチ…2,880×1,864 224ppi |
1,000,000:1のコントラスト比を誇るミニLEDディスプレイを搭載したMacBook Proでは、MacBook Airより輝度や解像度が高いです。解像度は約1インチ大きい15インチも超えています。
ミニLEDはM3 MacBook Proで搭載され、Proモデル全体で同じディスプレイで統一されました。
M3よりSDRが400ニトアップした1,000ニトで、さらにMacBook Airを大幅に上回っています。画面表示がよりクリアで見やすくなり、Nano-textureディスプレイ(22,000円)をオーダーすれば反射も低減できます。
お馴染みのProMotionテクノロジーによる可変リフレッシュレートは、M4 MacBook Airでもスキップされました。
特別仕様を備えたMacBook Proのディスプレイに抑えられ気味なMacBook Airですが、P3の広色域と10億色を持つクオリティの高いスタンダードディスプレイの美しさは変わりません。
タンデムOLEDディスプレイにアップデートしたM4 iPad Proに対し、OLEDディスプレイのMacBook ProとMacBook Airはまだ先になりそうです。
対応する外部ディスプレイ
| M4 MacBook Pro | M4 MacBook Air |
|---|---|
| ・Thunderbolt 4接続 最大6K(60Hz)…最大2台 最大6K(60Hz)1台+HDMI接続最大4K(144Hz)1台 ・HDMI接続 8K(60Hz) …1台 4K(240Hz)… 1台 | ・Thunderbnolt 4接続 最大6K(60Hz)…最大2台 最大4K(144Hz)…最大2台 |
M4 Proと同じ拡張性を持つMacBook Proでは、3つのThunderbolt 4ポートに加え、高解像度の8Kや高リフレッシュレートの4Kディスプレイにも対応するHDMIも搭載。
2つのThunderbolt 4ポートを左側のみに配置したMacBook AirにはHDMIはなく、直接接続できる解像度や台数は制限されてしまいます。
解像度を下げリフレッシュレートを上げるなら、4K(144Hz)ディスプレイと拡張しましょう。
いずれのモデルもクラムシェルをせずにポータブルとデスクトップ2台を同時に使用できることも実現しました。
DisplayPort 1.4にも双方対応しており、最大32.4Gbpsの帯域幅で出力します。
バッテリー使用時間と電力量
| M4 MacBook Pro | M4 MacBook Air | |
|---|---|---|
| 使用時間 | ・ビデオ再生…最大24時間 ・インターネット…最大16時間 | ・ビデオ再生…最大18時間 ・インターネット…最大15時間 |
| 電力量 | 72.4Wh | ・13インチ…53.8Wh ・15インチ…66.5Wh |
MacBook Proのバッテリー電力量はMacBook Airより最大で約34.6%大きく、使用時間もそれなりに長いです。
もちろん使用状況に応じて数値は変動しますが、目安として参考にするだけでもベターなモデル選びにつながるでしょう。
いずれもMagSafe 3ケーブルで充電する電源アダプタは、モデルによって異なります。MacBook Airではさらにサイズやストレージにもよります。
| M4 MacBook Pro | M4 MacBook Air |
|---|---|
| ・70W ・96W | ・30W ・35WデュアルUSB-C ・70W |
MacBook Proでは構成に関わらず70W電源アダプタが標準搭載されており、約30分間で0%→50%までの高速充電に対応する96Wは2,000円追加でアップグレードできます。
MacBook Airでは13インチ(256GBストレージ)で30W、13インチ(512GBストレージ以上)と15インチでは35WデュアルUSB-Cまたは70W電源アダプタが付属。256GBストレージでもそれぞれ3,820円追加で変更可能です。
MacBook Proの70W電源アダプタは、MacBook Airの高速充電に相当します。
まとめ
M4 MacBook ProとM4 MacBook Airでは多くの点でスペックが異なりますが、それぞれの性能に見合った作業をすることでニーズを満たせるでしょう。ProとスタンダードモデルをミックスしたMacBook Proと高いスタンダードなクオリティのMacBook Air、日々の作業のベストパートナーになるようにじっくり検討してください。

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