【watchOS 10】Apple Watch -スマートスタックの使い方|ウィジェット追加・ピン固定・削除

watchOS 10にアップデートしたApple Watchでは、活動時に応じた最適なウィジェットをタイミング良く表示するスマートスタックを利用できます。

予定があるときはカレンダー、エクササイズ中はフィットネス、音楽を聴いている時はミュージックなど、スマートスタックの前面でスタンバイ。アプリウィジェットからは、直接アプリへのアクセスも可能です。

スマートスタックを表示する

スマートスタックを表示する方法は2つあります。

スマートスタックのウィジェット
  • 文字盤を表示中にDigital Crownを上へ回す
  • 文字盤を表示中に画面下から上へスワイプする

スマートスタックでは、日付と時計の下に天気やカレンダー、フィットネスなどいくつかのウィジェットがすでに利用できる状態になっています。時計は使用中の文字盤によって、デジタルまたはアナログで表示。

活動中や日毎にスマートスタックを開くと、その時点で関連したウィジェットが一番上に自動表示されるのがわかります。今日中にやるべきことをチェックしたり、タイマーやミュージックなど進行中の操作も効率よく実行できます。

ウィジェットをタップすると関連するアプリへアクセスでき、さらなる情報や操作が可能です。

スマートスタックの一番下ではグループ化したアプリウィジェットがあり、デフォルトではミュージック、ワークアウト、メッセージが設定されています。「すべてのアプリ」をタップで、通常のように一覧から他のアプリを起動できます。

スマートスタックを閉じるには、以下の方法で行います。

  • ウィジェットが非表示になるまでDigital Crownを下へ回す
  • 画面を下へスワイプしてすべてのウィジェットを非表示にする

ウィジェットやアプリはカスタマイズでき、さらに利便性を高められます。

ウィジェットを追加する

  1. 文字盤を表示する
  2. Digital Crownを上へ回す、または画面下から上へスワイプしてスマートスタックを表示する
  3. 任意のウイジェットを長押しする
  4. 画面左上、またはウィジェットの一番上にある「+」をタップ
  5. 「おすすめ」や「すべてのアプリ」から追加するウィジェットを選択
  6. 「完了」をタップ

選択したウィジェットは、活動に応じて自動的に配列されます。

ウィジェットは最大8個追加でき、限度を超えると既存のウィジェットを削除するように要求されるので「OK」をタップしてください。

編集画面のウィジェットの左上にある「ー」をタップで直接削除できます。

アプリウィジェットのアプリは他のアプリに切り替えられます。

「+」をタップ
切り替え後のアプリ
  1. 文字盤を表示する
  2. Digital Crownを上へ回す、または画面下から上へスワイプしてスマートスタックを表示する
  3. 画面の一番下にあるアプリグループを長押し
  4. 切り替えるアプリの左上にある「ー」をタップ
  5. 「+」をタップ
  6. 「おすすめ」または「すべてのアプリ」から切り替え先のアプリまたは項目を選択
  7. 「完了」をタップ

アプリは最大3個保存できます。

ウィジェットをピンで固定する

頻繁に使うウィジェットはピンで固定することで、常に上部にまとめて表示できます。

ピンアイコン
固定されたウィジェット
  1. 文字盤を表示する
  2. Digital Crownを上へ回す、または画面下から上へスワイプしてスマートスタックを表示する
  3. 固定するウィジェットを長押しする
  4. ウィジェットの右上にあるピンのアイコンをタップ
  5. 「完了」をタップ

固定したウィジェットは左上に「ピンで固定」と表示され、起動中のミュージックやポッドキャストなどを除き基本的にウィジェットの一番上へ移動し固定されます。

複数のウィジェットを固定した場合は、設定した順番で並びます。

固定したウィジェットは、並べ替えが可能です。

  1. 文字盤を表示する
  2. Digital Crownを上へ回す、または画面下から上へスワイプしてスマートスタックを表示する
  3. 並べ替えをする固定ウィジェットを長押しする
  4. ウィジェットを上下にドラッグして並べ替える
  5. 「完了」をタップ

ウィジェットの間へドラッグすると少し開くので、そのタイミングでドロップします。

固定されていないウィジェットの間および一番下には配置不可です。

アプリ同士では並び替えできませんが、切り替えをすることで順序を変更できます。

  1. 文字盤を表示する
  2. Digital Crownを上へ回す、または画面下から上へスワイプしてスマートスタックを表示する
  3. 固定解除をするウィジェットを長押し
  4. 右上にあるグレーのピンアイコンをタップ
  5. 「完了」をタップ

解除したウィジェットは固定されていないウィジェットに戻り、活動状況に応じた順番で自動的に配列されます。

アプリウィジェットは、一番下の元の位置に戻ります。

ウィジェットを削除する

  1. 文字盤を表示する
  2. Digital Crownを上へ回す、または画面下から上へスワイプしてスマートスタックを表示する
  3. 削除するウィジェットを長押し
  4. ウィジェットの左上にある「ー」をタップ
  5. 「完了」をタップ

固定したウィジェットは、解除をしてから削除してください。

アプリウィジェットでは、個々のアプリも削除できます。

  1. 文字盤を表示する
  2. Digital Crownを上へ回す、または画面下から上へスワイプしてスマートスタックを表示する
  3. アプリウィジェットを長押し
  4. 削除するアプリの左上にある「ー」をタップ
  5. 「完了」をタップ

固定中でも同じ要領で削除できます。

アプリウィジェットを削除するには、すべてのアプリを削除してください。

アプリウィジェットを表示するには、任意のウィジェットを長押し→アプリウィジェットに表示された「+」をタップしてアプリを追加します。

まとめ

文字盤からアクセスできるスマートスタックで、ウィジェットからさまざまな機能を手軽に操作できるようになりました。自分で確認する代わりに、システムが前もって適切なウィジェットを優先的に表示してくれるのはとても便利。日常生活の小さなアシスタントとして、ますますApple Watchが手放せなくなりそうです。

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