
モノトーン、Black Unity、プライドエディションから選べるApple Watchのスポーツバンド。取り扱いやすく、スポーツ中はもちろん、仕事や外出時などさまざまなシーンで使えるバンドです。
今回は水色のスカイスポーツバンド(41mm)を使い、サイズ、装着法、使い心地、素材、メンテナンスなどをレビューします。
2つのサイズのバンドを付属

スポーツバンドにはS/MとM/Lの2つのサイズのバンドが付属され、それぞれの長さ(全長)は11.1cm/13.4cmで幅はいずれも2.1cm(直線の部分)です。穴の数は双方とも7個で、長さの差(2.3cm)は上部にあります。
家族で使うときやカップルで使うとき、手首のサイズが変わったときでも、交換するだけでApple Watchを共有できるのもメリット。スポーツバンドは穴だけでも4.2cmの範囲で調整できるので、幅広いサイズに対応します。
ピンがある方のバンドは外す必要がなく、サイズを変更するバンドを付け替えるだけ。Apple Watchの裏側下のオーバルボタンを押しながらバンドを右ヘスライド(裏側向きの場合)して外し、裏向きにした変更するバンドを溝にはめ込み左ヘスライド(裏側向きの場合)しながらカチッと鳴るまで押し込みます。バンドが下に垂れた状態でスライドするとつっかえるので、少し持ち上げながら通すとスムーズです。
ピンがある方のバンドを下側、穴がある方のバンドを上側に設置することもできすが、通常の位置の方が穴の位置を探しやすく装着がスムーズです。
バンドのサイズの区別は見た目の長さのほか、バンド裏側の上部に表記されたS/MまたはM/Lからできます。
スポーツバンドの装着法

スポーツバンドの装着法は簡単。手首の平たい部分にApple Watchを置き、ピンのある上側のバンドを手首の下に回しながら、下側のバンドと合わせながら適切な穴にはめ込みます。上側のバンドのオーバルなバックルに下側のバンドの先端を差し入れて完了です。
ピンは丁度良い圧力でスッと穴に入るので、グリグリ押す必要はありません。適度な伸縮性もあり、穴とピンが多少ずれている場合は、多少バンドを引っ張りながらはめ込んでもOKです。同じ穴に繰り返しはめても、穴が緩んだり裂けることもなく、一度しっかり差し込めばどんな動きをしても外れることはありません。
バンドの先端、ピン、バックルは丸みを施しているので、差し込み時にバンドにダメージを与えないのも良いポイントです。
はめ込み後のピンはモノトーンのスポーツバンドではおしゃれなアクセントになり、程よい光沢を与えてくれます。差し込んだバンドの先端は上側のバンドの内側に収まるので、外側からは見えずすっきりした外観です。
スポーツバンドを外すときは、装着したときと逆のステップで行います。ピンを外したときの反動で上側のバンドが素早く外れるので、下側のバンドは手に持ったままApple Watchが落ちないように取り扱いましょう。
スポーツバンドの使用感

コンフォートな重さがあるスポーツバンドは、心地よいフィット感をもたらし固定力も抜群です。スポーツ中でもApple Watchがずれることがなく、1日中手首と一体化して使用できます。
汗や水分を寄せ付けず、気温の高い日やスポーツの最中でも濡れ知らず。手首と密着するApple Watchのセンサーや手首に湿りを感じますが、バンドの表面はベタつかずドライにキープします。強めに締めてもバンドが手首を完全にラッピングすることはないので、ある程度の通気でも蒸れ防止をサポートできるでしょう。
Apple Watchの裏側のセンサーに関しては逆に汚れが目立ち、バンドもそれなりに見えない汚れや皮脂などが付着しているのは否めないです。通常の使用ならバンドの汚れは気づかないため、Apple Watchのセンサーから汚れの度合いを判断すると良いです。
内側にある先端にゴワつきを感じることはなく、装着中にはみ出ることもありません。一般的なレザーバンドのように先端が剥き出しにならないので、デスクやMacBookなどにあたらずケーブルの引っかかりや汚れを防止できます。
スポーツバンドの素材

スポーツバンドは滑らかなフルオロエラストマー素材を使用しており、高い耐久性とサラッと滑らかな手触りが特徴です。
スタイリッシュなデザインを損なわない程度の厚みを持ち、装着時に外側から押してみると程よい硬さがあり、バンドが重なる部分は強度を感じます。擦れにも強く、汚れを落とすときでも取り扱いやすい素材です。
柔軟性もスポーツバンドのメリットで、前後に曲げたりひねられる柔らかさがあり、装着を容易にするだけでなくダメージも受けにくい素材。伸縮性も兼ねたバンドは本来のフォームを維持し、折り目がついたり変形も起こりにくいです。
スポーツに最適なバンドとして撥水性にも優れ、汗や水分に触れてもバンドに浸透しません。シミや色褪せで変色して劣化しづらく、スカイスポーツバンドのような薄いカラーでも使いやすいです。
デスクなどに置いたときはピタッっと吸い付くような密着感があり、肌にはサラサラに接触するという2面も持っています。
毎日でもお手軽なメンテナンス

スポーツバンドはメンテンスが簡単なので、毎日使うモチベーションも上がります。
使用後の日常的な掃除なら、水で湿らせたクロスを滑らせるだけで汗や皮脂をサッと落とすことができ、新品のようなすべすべ感がすぐに戻ります。
ピンの周辺も汚れが溜まるので、全体的に掃除をしておくと清潔感がアップし気持ちよく装着できます。穴の汚れは爪楊枝で突いたりぐるっと周囲に沿うように除去すればOK。
雨や手を洗ったときなど、日常生活で水しぶきがついた程度なら、キッチンペーパーやティッシュペーパーで簡単に吸い取れます。小さな水滴ならバンドにとどまるほどの撥水性があり、他の部分を濡らさずに拭き取れるのは快適です。
画像のように多少のこびりつきなら、水を湿らせたキッチンペーパーやクロスで擦れば除去できます。それでも落ちない場合は、薄めた食器洗剤やハンドソープを使っても大丈夫です。
洗剤やソープを使ったり、広範囲な拭き掃除をする場合は、Apple Watchからバンドを取り外して行いましょう。
まとめ
Apple Watchのスポーツバンドは、気を使わずに装着できるバンドとして1つ持っていると重宝します。価格もお手頃なので、バンドの衣替えにもベストな一品です。
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