
MacでYouTubeの動画を見るときに字幕をつけると内容がわかりやすくなります。字幕はデフォルト以外にも、言語やフォントスタイルなどのカスタマイズが可能。
見たい部分が隠れてしまうときは、移動で手軽にクリアできます。今回はMacでYouTubeで字幕を表示する設定・移動・編集をまとめてお伝えします。
YouTubeで字幕を表示する設定
MacでSafariやChromeなどのブラウザでYouTubeにアクセスし、動画に字幕を表示しましょう。言語の変更方法もまとめました。
字幕を有効にする
字幕が利用できるコンテンツは、動画枠外右下にある字幕アイコンが他のアイコンのように白くなります。クリックして有効にしましょう。

右にある「設定」→「字幕」→言語をクリックでもOKです。字幕は動画内の下中央に表示されます。
字幕に対応していない場合は、以下のようにグレーになります↓

基本的に音声が入っていないBGMや景色のみなどのコンテンツですが、楽曲は字幕で表示されません。
常に字幕を表示させる方法
可能なコンテンツで字幕を自動的に表示させたいときは、YouTubeの設定にアクセスします。複数YouTubeにを開いている場合は、タブごとに設定が必要です。

- 画面右上のプロフィール写真をクリック
- 「設定」をクリック
- サイドバーの「再生とパフォーマンス」をクリック
- 「字幕」→「字幕を常に表示する」と「自動生成された字幕を含める」をオンにする
多くのコンテンツの字幕は自動生成されているので、こちらにもチェックを入れましょう。
逆に字幕が勝手に表示されるのをブロックするには、字幕アイコンや「字幕を常に表示する」と「自動生成された字幕を含める」をオフにすればOKです。
字幕の言語を選択する
最初の字幕はオリジナルの言語で表示されますが、他の言語でも設定できます。

- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 変更する言語を選ぶ
利用できる言語はコンテンツによって異なります。リストに希望する言語がない場合は、「自動翻訳」をクリックして他の言語を選びましょう↓

字幕が選んだ言語に変更されます。
YouTubeの字幕を移動する
動画に表示された字幕は、ドラッグやクリックで移動できます。ドラッグの場合、自動生成の言語とそれ以外の言語では移動できる範囲が異なります。

「自動生成」の字幕の場合
「自動生成」の字幕は、デフォルトの字幕位置(画面内下中央)から左側範囲でドラッグ移動が可能です。厳密に言うと左から3/4の範囲になり、多くの動画で利用できます。
「自動生成」以外の字幕の場合
AppleのWWDCなど企業の製品のオフィシャル紹介動画では、自動生成以外の字幕も選択可能。対応コンテンツは比較的少ないですが、左右上下どこでもドラッグで移動できます。
クリックして移動する場合
字幕をクリックすると、動画の真ん中の高さ程度まで一段ずつ上へ移動します。インタビューのテロップと字幕がダブってしまうときなどに便利。ドラッグで字幕を移動した場合、その場所で上に移動できます。
YouTubeの字幕のスタイルを編集する
字幕のフォント、色、サイズの変更やシャドウなどをつけて編集しましょう。フォントファミリーをはじめとする9つのスタイルが利用でき、一度設定すれば他のタブでも維持されます。


一度変更したスタイルを元に戻すときは、スタイルの編集リストの最後にある「リセット」をクリックしてください。
フォントの種類を変える
- 「設定」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「フォントファミリー」をクリック
- フォントの種類を選ぶ
フォントファミリーは7種類から選べ、プロポーショナル セリフ、カジュアル、草書体は明朝体ベース。
等幅セリフ、等幅サンセリフ、プロポーショナル サンセリフ、スモール キャピタルはカジュアルなスタイルです。
フォントの色を変える
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「フォントの色」をクリック
- 色を選ぶ
字幕のフォントカラーは白、黄、緑、シアン、青、マゼンタ、赤、黒の8色です。背景色と見やすい色をコーディネートしましょう。
シアンは濃い水色です。
フォントの色の濃さを調整する
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「フォントの透過度」をクリック
- 濃さを選ぶ
フォントの色の濃さは25%、50%、75%、100%の4つから選べます。背景色と同じ色にするときは、透過度を上げてシャドウで強調するのもおすすめです。
フォントサイズを変える
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「フォントサイズ」をクリック
- サイズを選ぶ
フォントサイズは50%、75%、100%、150%、200%、300%、400%から選べます。動画をできるだけ広い範囲で鑑賞したいときは、最小に設定すると良いでしょう。
フォントの装飾をする
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「文字装飾スタイル」をクリック
- スタイルを選ぶ
装飾は4つのスタイルがあり、いずれも字幕を強調できます。モダンでカジュアルなイメージになります。
- ドロップシャドウ…文字に影を加える
- 浮き彫り…文字の背景を彫って際立たせる
- 沈み彫り…文字を彫って背景よりも沈んだように見せる
- アウトライン…文字全体にアウトラインをつける
フォントの背景色を変える
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「背景色」をクリック
- 色を選ぶ
フォントカラーと同じ色の種類が選べます。カラー同士のコントラストが大きいほど字幕が見やすくなり、ハイライトのように表示されます。
背景色の濃さを調整する
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「背景の透過度」をクリック
- 透過度を選ぶ
フォントの背景色の濃さは0%、25%、50%、75%、100%で調整できます。0%に設定すれば文字だけが表示されます。数値が低くなるに従って透過度が高まり、字幕の背景色で隠れていた部分が透け、動画が見やすくなります。
字幕のウィンドウの色を変更する
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「ウィンドウの色」をクリック
- 色を選ぶ
ウィンドウは背景と似ていますが、ウィンドウはウィンドウ単位での範囲、背景色は字幕がある範囲のみで色変更が可能です。背景色の下にウィンドウの色がレイヤーで重なり、それぞれ異なる色で試すと違いがチェックできます。
色はフォントカラーと同じ配色で選べます。
字幕のウィンドウの色の濃さを調整する
- 「設定」をクリック
- 「字幕」をクリック
- 「オプション」をクリック
- 「ウィンドウの透過度」をクリック
- 透過度を選ぶ
ウィンドウの濃さを0%にすると、ウィンドウ内で字幕がない部分の色が透過。色で隠れていた部分が見えるようになり、背景色も0%にすれば字幕のみのすっきりした動画を鑑賞できます。
透過度で選べるパーセンテージは背景色と同じです。
まとめ
YouTubeの字幕はさまざまなスタイルで変更できるので、コンテンツやお好みに合わせてアレンジしましょう。言語の変更も字幕設定からでき、海外サイトでも手軽に内容をチェックできます。移動もしながら、Macで快適な字幕付き動画を鑑賞してください。
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