
Macの特定のアプリでは、iPhoneやiPadによる連携カメラで撮影した写真やスキャンした書類を挿入することができます。Apple Pencilやスタイラスペンでスケッチや手書きのテキストの取り込みもOK。
対応アプリ、各コンテンツを挿入する操作、連携カメラの起動法をまとめてご紹介します。
目次
連携カメラに対応したMacのアプリ
連携カメラが利用できるMacのアプリは、以下のようなものがあります。
- メール
- フリーボード
- メモ
- メッセージ
- Pages
- Numbers
- Keynote
- Finder
メールやメモ、Finderでは、マークアップでデザインや手書きの追加も可能です。
連携カメラでMacに挿入できるコンテンツ
Macのアプリに連携カメラで読み込めるコンテンツは、iPhoneやiPadで撮影した写真やスキャンした書類、手書きしたスケッチの3つです。

「写真を撮る」
- iPhoneやiPadで撮影をする
- 「写真を使用」をタップする
シネマティックやポートレートなどのモードの選択はできません。
撮影後の編集は、対応アプリのマークアップなどで可能です。
「書類をスキャン」
自動または手動が選べ、画面右上の「自動」または「手動」で切り替えが可能です。
- 書類を撮影する
- (手動の場合)必要に応じて四辺や角の丸をドラッグしながらサイズを調整する
- (手動の場合)「スキャンを保持」をタップ
- 「保存」をタップ
自動スキャンで撮影する場合、書類全体が画面に入るようにカメラとの距離を調整します。色で範囲選択されたタイミングでそのまま静止するとデバイスが撮影してくれます。
「スケッチを追加」
- ペンや色を選びiPhoneやiPadの画面にデザインする
- 「完了」をタップする
スケッチはMacのマークアップでも可能ですが、iPhoneやiPadではより自由にデザインや手書きで表現できます。
Macのアプリで連携カメラを起動する
Macのアプリごとに、iPhoneやiPadの連携カメラを起動する方法をまとめました。
メール
- Macでメールを起動する
- 新規作成アイコンをクリック
- コンテンツを挿入する位置にカーソルを置く
- ツールバーのメディアアイコンをクリック
- 連携するデバイスから挿入する項目をクリック
- それぞれの操作に沿ってMacに挿入する
- 必要に応じてマークアップで編集する
挿入場所を右クリック→「iPhoneまたはiPadから挿入」→連携するデバイスから挿入する項目をクリックも可能です。
マークアップは、画像にポインターをあてると右上に表示される下矢印をクリック→「マークアップ」をクリックすると表示されます。
フリーボード
- Macでフリーボードを起動する
- 作成画面を開く
- コンテンツを挿入する場所を表示
- ツールバーのメディアアイコンをクリック
- 連携するデバイスから挿入する項目をクリック
- それぞれの操作に沿ってMacに挿入する
- 配置やサイズを調整する
メニューバー→「挿入」をクリック、または画面を右クリック→「iPhoneまたはiPadから読み込む」→連携するデバイスから挿入する項目をクリックもOKです。
メディアアイコン内の項目が非表示になっている場合は、オブジェクトの選択を解除してください。
いずれも作成画面の中央に挿入されます。
メモ
- Macでメモを起動する
- 作成画面を開く
- 挿入位置にカーソルを置く
- ツールバーのメディアアイコンをクリック
- 連携するデバイスから挿入する項目をクリック
- それぞれの操作に沿ってMacに挿入する
- 必要に応じてマークアップで編集する
メニューバー→「ファイル」をクリック、または挿入場所を右クリック→「iPhoneまたはiPadから挿入」→連携するデバイスから挿入する項目をクリックもOKです。
メッセージ
- Macでメッセージを起動する
- 新規メッセージ画面、または送信先を選ぶ
- メニューバー→「ファイル」をクリック
- 「iPhoneまたはiPadから読み込む」→連携するデバイスから読み込む項目をクリック
- それぞれの操作に沿ってMacに読み込む
メッセージ欄を右クリック→「iPhoneまたはiPadから読み込む」→連携するデバイスから読み込む項目をクリックもOKです。
メッセージはコンテンツの上下に追加できます。
Pages/Numbers/Keynote
- MacでPages、Numbers、Keynoteのいずれかを起動する
- 新規作成、またはコンテンツを挿入する作成画面を開く
- (Pages/Keynoteの場合)挿入する位置にカーソルを置く
- ツールバー→メディアアイコンをクリック
- 連携するデバイスから挿入する項目をクリック
- それぞれの操作に沿ってMacへ挿入する
- 必要に応じて配置やサイズを調整する
メニューバー→「挿入」をクリック、または画面を右クリック→「iPhoneまたはiPadから読み込む(Numbers)/挿入」→連携するデバイスから挿入する項目をクリックも可能です。
Numbersではセル内に挿入も可能です。セルを右クリック→「iPhoneまたはiPadから読み込む」→連携するデバイスから挿入する項目をクリックしてください。
Finder
- Finderを起動する
- サイドバーから読み込む項目やフォルダを選択
- 項目のウインドウを右クリック
- 「iPhoneまたはiPadから読み込む」→連携するデバイスから読み込むコンテンツをクリック
ウインドウ内の表示法に従って、適切な場所に挿入されます。
デスクトップへの読み込みは、デスクトップの画面を右クリック→「iPhoneまたはiPadから読み込む」→連携するデバイスから読み込むコンテンツをクリックしてください。
まとめ
MacでiPhoneやiPadと連携カメラを使えば、自動的に写真や書類、スケッチを挿入できます。コピペやドラッグ&ドロップなしで、ダイレクトに表示しましょう。
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