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macOS Sonomaではウィジェットの機能が大幅にアップデートします。デスクトップへの追加やインタラクティブな操作、さらにはiPhoneのウィジェットもMacで利用できるなど盛りだくさん。
お好みのウィジェットをデスクトップからすばやくフォーカスしたり実行したり、ウィジェットの使いやすさが向上しました。
目次
好きなウィジェットをデスクトップに追加
macOS Sonomaでは、通知センターに固定されているウィジェットをデスクトップの好きな位置ヘドラッグ移動で追加できます。デスクトップから情報を直接フォローでき、通知センター内でスクロールしながら探す手間もなし。
複数のウィジェットを追加する場合はドロップする場所にガイドフレームが表示され、デスクトップのアイコンのように間隔や高さなどのラインを自動的に揃えて配列されます。デスクトップがごちゃごちゃにならず、ウィジェットを見やすくできるポイントです。
ウィンドウを大きめのサイズで作業する場合は小さいウィジェットで縦に並べたり、ステージマネージャでバックグラウンドのアプリを表示中は画面上部または下部に配置するなど、自分の作業や画面スペースに合わせて自由にレイアウト。
デスクトップに移動しなかったウィジェットは今まで通り、メニューバーの日時をクリックまたはトラックパッドの右端から左へスワイプして通知センターからアクセスできます。
作業中は背景色になじんでウィンドウを強調
ウィジェットは単にデスクトップに追加できるだけではありません。作業中はうっすらとデスクトップの背景色に浸透するスマートな機能も追加。
アプリを起動すると、設定した背景にウィジェットの色がカムフラージュして目立たなくなります。アプリのウィンドウが強調されるので、ウィジェットを気にせずに作業に集中できるでしょう。
ウィジェットのオリジナルの色は変化しますが、テキストは元のままクリアです。作業中にウィジェットが必要な場合でも、アプリやウィンドウを閉じることなく情報をフォローできます。
インタラクティブにウィジェットを操作
macOS Sonomaのウィジェットには、インタラクティブ機能も加わります。デスクトップから直接リストをチェックして完了したりポッドキャストの再生などができ、ウィジェットからアプリを起動する手間も少なくなります。
単一な操作だけでなく、インタラクティブなウィジェットはショートカットで作業展開するときにも役立ちます。メニューバーやクイックアクションよりも、デスクトップから直接クリックで実行すれば作業の時短ができるでしょう。
さらにアクセスしやすい場所にウィジェットを配置することで、さまざまなアプリをシームレスに操作できます。
ウィジェットの編集は画面下からアクセス

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macOS Sonomaでは、ウィジェットの編集も通知センターから独立して操作できます。
画面またはウィジェットを右クリックで「ウィジェットを編集」を選択すると、画面下からウィジェットギャラリーが展開。デスクトップのウィジェットも編集状態に切り替わります。
ウィジェットをデスクトップへドラッグして追加したり、これまでのように並び替えや対応アプリを右クリックで表示内容の編集も可能です。
ウィジェットの左上角にある「-」をクリック、またはウィジェットを右クリックで削除メニューを選択すれば、いつも通りに削除できます。
iPhoneのウィジェットも追加可能
macOS SonomaのウィジェットはMac内の使用にとどまりません。連係機能によりMacと同じWi-Fiを接続する、近くに置くなどの条件で、iPhoneのウィジェットをMacのウィジェットギャラリーやリストからデスクトップに追加できるようになります。
iPhoneのウィジェットはデスクトップでもインタラクティブに操作可能。Macで作業中にiPhoneを取り出してアプリを起動する必要がなく、シームレスに利用できます。
まとめ
macOS Sonomaで一新するウィジェットにより、デスクトップの使い方も変わるでしょう。配置や機能に柔軟性を持たせたウィジェットで、Macでの作業が一段とシームレスになりそうです。
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