【iOS16】iPhoneで画像ファイルの拡張子を変換する方法|サイズの変更も可能!

iOS16では、ファイルアプリの画像の拡張子をクイックアクションで変換することができます。サイズも変更でき、制限されがちなネット上のアップロード画像もiPhoneで手軽に準備できます。

拡張子とサイズ変更のほか、拡張子の表示方法やサイズの並び替えをまとめてご紹介します。

画像ファイルの拡張子とサイズを変更する

iPhoneでファイルアプリを開き、画像の拡張子とサイズを変更します。

クイックアクションから拡張子を変換するステップ
拡張子を選択する画面
画像のサイズを選択する画面
  1. ファイルアプリをタップして起動
  2. 「ブラウズ」→「場所」や「よく使う項目」などから項目やフォルダを選び拡張子を変更する画像を開く
  3. 画像を長押しする
  4. 「クイックアクション」をタップ
  5. 「イメージを変換」をタップ
  6. 「ファイルフォーマット」→「JPEG」「PNG」「HEIF」から拡張子を選ぶ
  7. 「イメージサイズ」→「小」「中」「大」「元のサイズ」から選ぶ

選択した拡張子とサイズで変更された画像が、同じ格納先に保存されます。

拡張子の特徴

実際に拡張子やサイズを変更した画像を参照に、「JPEG」「PNG」「HEIF」それぞれの拡張子の特徴をチェックしましょう。

「JPEG」

フルカラーの画像を得意とする「JPEG」(Joint Photographic Experts Group)は、約1,677万色で被写体の細部までクリアに表現します。

変換後は元のサイズに戻せない非可逆圧縮方式で、編集保存をするだけ画質が劣化するのも特徴。jpgと比較されますが、両方とも同じ特質のフォーマットです。

「PNG」

「PNG」(Portable Network Graphics)は、8bit(258色)や24bit/32bit(約1,677万色)で画像を表現します。可逆圧縮方式なのでリタッチ後の保存や圧縮後も画質が劣化しませんが、その分ファイルサイズは「JPEG」や「HEIF」と比べて大きめになります。

透過処理に向いているフォーマットでもあり、中でも32bitはフルカラーを兼ねた処理が可能です。

「HEIF」

iOS 11およびiPhone 7シリーズ以降で利用できるHEIF(High Efficiency Image File Format)は、変換後HEICで表示されます。2つの拡張子の特質は同じで、画質を維持しながら「JPEG」と比べて1/2にも圧縮でき、iPhoneのストレージの使用量を大幅に抑えてくれるフォーマットです。

圧縮に関しては、非可逆圧縮方式と可逆圧縮方式の両方を扱えるのも特徴です。

画像の拡張子を表示する

画像ファイルの拡張子は表示/非表示ができます。オンにすると、拡張子で画像を選択するときや変換後の確認がしやすくなります。

すべてのファイルに拡張子を表示する方法と、画像ごとに表示する方法をまとめました。

すべての拡張子を表示する

拡張子の表示を有効にする画面
拡張子が表示された画像
  1. ファイルアプリをタップして起動
  2. 「ブラウズ」→「場所」や「よく使う項目」などから、すべての拡張子を表示する項目やフォルダを選択する
  3. 画面右上にある「…」をタップ
  4. 「表示オプション」をタップ
  5. 「すべての拡張子を表示」をタップ

有効になるとチェックマークが付き、すべての項目で拡張子が表示されます。もう一度タップするとチェックマークが消え拡張子が非表示になります。

画像の拡張子だけでなく、pages、pdf、mp3なども表示されます。

画像ごとに拡張子を表示する

拡張子をすべてのファイルに表示しない場合は、画像を長押し→「情報を見る」をタップして個別に拡張子を確認することができます。

「完了」をタップして閉じます。

画像サイズを並び替えて表示する

画像ファイルのサイズはファイル名の下に表示され、容量に合わせて並び替えることができます。

画像を長押し→「情報を見る」ではピクセルでも確認できます(「画像ごとに拡張子を表示する」画像参照)。

昇降順で並べる

  1. ファイルアプリをタップして起動
  2. 「ブラウズ」→画像サイズの並び替えをする項目やフォルダなどを選択
  3. 画面右上にある「…」をタップ
  4. 「サイズ」をタップ

「サイズ」内の上矢印をタップすると大きい順に並び、下矢印をタップすると小さい順に並びます。

グループ化をしている場合は、項目ごとに並び順が変わります。

サイズの範囲別に並べる

「サイズ」を選択した画面
「種類」を選択した画面
  1. ファイルアプリをタップして起動
  2. 「ブラウズ」→画像サイズの並び替えをする項目やフォルダなどを選択
  3. 画面右上にある「…」をタップ
  4. 「表示オプション」をタップ
  5. 「サイズ」をタップ

指定されたサイズの範囲に合わせて画像が振り分けられます。

「…」→「種類」をタップすれば、サイズの範囲内で同じ拡張子をまとめて表示できます。

まとめ

iPhoneで画像ファイルの拡張子やサイズを変更すれば、アプリや専門サイトの使用も少なくなるでしょう。拡張子は3つですが、多くの目的に利用できるフォーマットです。並び順も変更しながら、画像ファイルをスマートに管理してください。

ページ先頭へ ↑