
iPadでSiriを使うときは”Hey Siri”で呼び出す以外にも、トップボタンやホームボタンを押して起動することができます。Siriを呼んでもすぐに反応しないときの別手段としても役立つ機能です。
トップボタンやホームボタンによるSiriの起動は「Siriと検索」と「アクセシビリティ」で設定できます。ボタン別に利用できるモデルや解除する方法も加えてまとめました。
目次
Siriを起動するモデルをボタン別にチェック
トップボタンとホームボタン別に、Siriを起動するiPadのモデルをチェックしましょう。


トップボタンで起動するモデル
- 12.9インチiPad Pro (第3世代以降)
- 11インチiPad Pro (全機種)
- iPad Air (第4世代以降)
- iPad (第10世代以降)
- iPad mini (第6世代以降)
ホームボタンで起動するモデル
上記以外のモデル
iPad Air第1世代、iPad mini第2世代は、いずれの認証システムがないので利用できません。
「Siriと検索」で設定する
「Siriと検索」でSiriをトップボタンやホームボタンから起動する設定をします。必要に応じてお使いの機種に合わせて項目を選択してください。

- 「設定」→「Siriと検索」をタップ
- 「トップボタンを押してSiriを使用」または「ホームボタンを押してSiriを使用」をオンにする
- 「Siriを有効にしますか?」と聞かれたら「Siriを有効にする」をオンにする
- トップボタンまたはホームボタンを押してSiriを起動する
- 必要に応じてSiriのアイコンをタップして会話を続ける
- トップボタン、またはホームボタンを押してSiriを閉じる
「トップボタンを押してSiriを使用」や「ホームボタンを押してSiriを使用」は「”Hey Siri”を聞き取る」(「”Hey Siri”を聞き取る」→「Siriを有効にする」→「続ける」→Siriに従い「言語」で設定した言語で5つのフレーズを発声して設定をする→「完了」をタップ)をオンにした場合、自動的に有効になります。
「”Hey Siri”を聞き取る」をオフにしても、トップボタンやホームボタンの機能は無効になりません。ボタンを押すと同時にロック解除されるため、ヴォイス認証をしなくても個別にオンオフができます。
ボタンを押してSiriを起動した後は、指を放してSiriにリクエストできます。
「アクセシビリティ」で設定する
アクセシビリティからSiriをトップボタン、ホームボタンで起動する設定をします。

- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「身体機能および操作」→「トップボタン」「トップボタン/Touch ID」「ホームボタン」のいずれかをタップ
- 「押したままにして話す」→「Siri」をタップ
- トップボタンやホームボタンを押してSiriを起動する
- 必要に応じてSiriのアイコンをタップして会話を続ける
- トップボタン、またはホームボタンを押してSiriを閉じる
アクセシビリティの設定では、iPad AirとiPad miniの場合「トップボタン/Touch ID」の項目をタップします。
「Siri」をオンにすると「Siriと検索」でも有効になり、逆のパターンでも同様に機能します。
トップボタン/ホームボタンでSiriを起動する設定を解除する
「Siriと検索」と「アクセシビリティ」で有効にした、トップボタンとホームボタンでSiriを起動する設定を解除します。解除をしても「”Hey Siri”を聞き取る」のように設定をやり直す必要がない点もメリットです。
「Siriと検索」の場合

- 「設定」→「Siriと検索」をタップ
- 「トップボタンを押してSiriを使用」や「ホームボタンを押してSiriを使用」をオフにする
- ウインドウ内の「Siriをオフにする」をタップ
ステップ3は「”Hey Siri”を聞き取る」がオフの状態のときに表示されます。
「Siriと検索」をオフにすると、「アクセシビリティ」での設定も同時に無効になります。
「アクセシビリティ」の場合

- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「身体機能および操作」→「トップボタン」「トップボタン/Touch ID」「ホームボタン」のいずれかをタップ
- 「押したままにして話す」→「オフ」をタップ
「オフ」をタップすると、「Siriと検索」内の「トップボタンを押してSiriを使用」または「ホームボタンを押してSiriを使用」も無効になります。
まとめ
iPadでSiriを呼び出すときは、トップボタンやホームボタンも利用しましょう。一度でSiriが起動してくれるので、スピーディーに要件を伝えることができます。解除も手軽にできるので、iPadを購入したらぜひ設定をしておきましょう。
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