
iPhoneのマップで目的地の経路を設定しましょう。車や徒歩などの移動手段や日時、道路を選択しながら、ルートや所要時間を手軽に測定できます。
Look AroundやFlyoverでは、その場にいるかのように360度ぐるっと周辺チェックも可能。出発前の下調べで、初めての訪問場所でもスムーズにアクセスできます。
目次
マップで目的地までの経路を設定する
目的地までの移動手段、出発日や到着日の時間を設定します。車では経由地の追加も可能です。
目的地を検索する

- iPhoneでマップを起動する
- 検索欄に目的地の名前や住所などを入力する
- 候補リスト内、または「検索」をタップする
- 目的地の左下にある移動手段のアイコンまたは「経路」をタップ
目的地によっては、候補リスト内から直接経路をタップできます(「ガイド」では非対応)。
地図に目的地までの経路や推定所要時間が表示され、複数の経路がある場合は最適の経路がハイライトになります。
ルートや推定所要時間は移動手段、日時、道路の選択や、経由地の追加によって変動します(下記参照)。
移動手段を選択する

- 「経路」のウインドウ→経路の下にある移動手段のアイコンをタップ
- 「車」「徒歩」「交通機関」「自転車」「配車サービス」から選択する
ほぼ同じ移動手段を使う場合は、デフォルトに設定すると便利です。「設定」→「マップ」→「優先する移動手段の種類」から移動手段を選択します。
「車」「徒歩」「自転車」では、有料道路や高速道路、坂道など移動手段によって回避する道を選択できます。「利用しない道路」をタップ→回避する道をオン→「適用」をタップします。同じ条件を自動的に設定するには、「設定」→「マップ」→設定する移動手段をタップ→条件に合わせて項目をオンオフします。「交通機関」では、地図に表示する乗り物の設定が可能です。
出発日/到着日/時刻を設定する
「車」と「交通機関」では、出発日や到着日の時間設定が可能です。


- 「経路」のウインドウ→「今すぐ出発」をタップ
- 「出発時刻」または「到着時刻」をタップ
- 表示中の日付から出発日または到着日を選択
- 「時刻」→出発または到着時刻を設定
- 「適用」をタップ
設定日から2週間以内の範囲で調整できます。
経由地を追加する


- 「経路」のウインドウ→経路内→「経由地を追加」をタップ
- 経由する場所を入力する
- 候補リスト内、または「検索」をタップ
- (「検索」の場合)「経由地を追加」をタップ
- 必要に応じて1〜4を繰り返す
経由地は順に経路の一番下に追加されます。ルートを表示できるよう、経由地の右にある「≡」を上下にドラッグして実際の位置順になるように並び替えてください。
削除をするときは、場所を左へスワイプ→「削除」をタップします。
出発後でも経由地の追加が可能です。
マップで設定した経路を選択して出発する
経路の設定が完了したら、「出発」をタップします。

複数の経路がある場合は、任意の経路の出発をタップしてください。
ナビゲーションが開始した地図の右上には表示や音声の操作アイコンが表示され、それぞれタップで切り替えが可能です。

移動手段を車、徒歩、自転車で設定した場合、タップの直後に「到着予定を共有」され、タップで到着時間を連絡先に登録している人と共有できます(詳細のウインドウのからも可能)。有効になると、詳細のウインドウに「○人と共有中」が表示されます。共有できない場合は、「設定」→「マップ」→「到着予定を共有」をオンにしてください。
車ではをタップで経由地の追加も可能です→「経由地を追加」→経由地を入力→候補リストまたは「検索」をタップ→「経由地を追加」をタップ。必要に応じて「交通情報を報告」から、通行止めのように交通の実況をAppleにレポートできます。

途中でナビゲーションを終了する場合は、「経路を終了」をタップします。
ナビゲーションを使用中に他のアプリへアクセスしてマップアプリに戻る場合は、画面左上の青いボタンまたはルートのバナーをタップしてください。
Look Around(ルックアラウンド)で目的地の周辺を散策する
対応する目的地では、地図や画像内を歩くように周辺を散策できるLook Around(ルックアラウンド)を利用できます。地図上の双眼鏡が見ている場所は、画像で確認可能です。


- iPhoneでマップを起動する
- 検索欄に目的地の名前や住所などを入力する
- 候補リスト内、または「検索」をタップする
- 地図の左下にある双眼鏡をタップ
- 地図をドラッグしながらチェックしたい場所に双眼鏡を合わせて画像で表示させる
- 画像をピンチアウトで拡大、ドラッグや回転で方向を変更、ダブルタップで前進などをして周辺をチェックする
- 「完了」をタップして閉じる
画像で移動すると、地図上の双眼鏡も連動して移動します。
双眼鏡が薄くなっているときは、地図を拡大してください。
画像内のをタップすると拡大でき、通常サイズの画像で行うジェスチャーで表示を操作できます。元のサイズに戻すときは
をタップします。
Flyover(フライオーバー)で上空から目的地の周辺をチェックする
対応する目的地では、上空から目的地の周辺をパノラマで見渡せるFlyover(フライオーバー)を利用できます。注目スポットは拡大され、名称も一緒に表示されます。


- iPhoneでマップを起動する
- 検索欄に目的地の名前や住所などを入力する
- 候補リスト内、または「検索」をタップする
- 目的地名の下にある「Flyover」アイコンをタップ
- 「ツアーを開始」をタップ
- 「X」をタップして閉じる
再生中は、画面をドラッグして位置を移動したり、ピンチアウトやピンチインで拡大や縮小、回転で方角の変更もできます。指を放すとデフォルトの表示へ戻ります。
Flyoverを途中で停止するときは「ツアーを一時停止」をタップ、再開する場合は「ツアーを再開」をタップしてください。

手動で周辺を見渡したいときは、「Flyover」をタップ後iPhoneを動かします。「ツアーを開始」と同じ操作で画面の表示を変更でき、指を放してもその時点の表示状態を維持します。
まとめ
iPhoneのマップで経路を設定すれば、ルートに沿いながら正確に目的地へ到着できます。ビジュアルで周辺の環境を確認できるLook AroundやFlyoverも利用しながら、快適な出発をしてください。
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