
Macで音楽を聴きたい!とミュージックや動画をオンにしたら、Macのスピーカーから音が聞こえない!というトラブルがよくあるものです。
もしかして故障?Appleに修理に出さなくてはならない?と考えてしまいますが、まずは落ち着いてここでご紹介する対策法で解決しましょう!
Macから音が出ないときの対処法

Macから音が聞こえない時の対処法をまとめました。Macが壊れていない限りほとんどの場合解決できます。
Macの音量をチェックする
Macの音量はキーボードをはじめ、さまざまな方法で調整できます。音が聞こえるか1つずつチェックしましょう。
キーボード | ・音量コントロールキーでボリュームを上げる ・音量コントロールキーのミュートをオフにする |
Macのメニューバー | 音量コントロールアイコンをクリック→「サウンド」でボリュームを上げる(*ボリュームアイコンを表示している場合) |
システム環境設定 | ・「システム環境設定」→「サウンド」→「主音量」(いずれのタブ内で調整可)のボリュームを上げる ・「消音」のチェックを外す |
Safariのタブ・アドレスバー | ・タブ内の音量アイコンをクリックしてオンにする ・アドレスバー内の音量アイコンをクリックしてオンにする |
キーボードやシステム環境設定内の「消音」をオンにしたまま、Macを終了してしまうことがよくあります。ミュートの必要がなくなったら、すぐにオンにしましょう。
Safariで動画やラジオなどをタブの音量アイコンでオフした後もオンにするのを忘れがちなので、サイト上で一時停止をするとベターです。
出力が「内蔵スピーカー」になっているか
Macの内蔵スピーカーが設定されているか確認します。
- 「システム環境設定」→「サウンド」をクリック
- 「出力」をクリック
- 「内蔵スピーカー」を選択
外部スピーカーやディスプレイなどに設定されているとMacから音が聞こえないので、「内蔵スピーカー」に切り替えましょう。
PRAM(NVRAM)をクリアする (*IntelプロセッサのMacに有効)
PRAM(NVRAM)はMacの設定を保存するための記憶装置で、音量のほか解像度(dpi)や起動ディスク、カーネルの状況などMacのさまざまな設定環境が記憶されています。PRAM(NVRAM)をクリアすることで、Macの音量を復旧できる可能性があります。
この方法は出力デバイスが表示されないときにも有効です。
- Macを起動する
- その後すぐに「P」+「R」+「option」+「command」を同時に押す
- ジャーンとMacの起動音が2回鳴ったらキーボードから手を離す
- 楽曲や動画で音量を確認する
Catalinaでは起動音がなかったのですが、macOS Big Sur以降で再びMacの起動音が復活しました。起動音があるとリンゴのマークや長押しして行うよりも、PRAM(NVRAM)をクリアしやすいです。
起動音は「システム環境設定」→「サウンドエフェクト」→「起動時にサウンドを再生」から、オンオフの設定ができます。
Macから音が出なくなったときの原因

いつもMacの音を正常に維持するためにも、音が出なくなったときの原因を知っておくと自己対策が取りやすくなります。
OSを更新したとき
Macの音が出ないときの一つの原因は、毎年秋に登場するOS全体の更新です。新機能が導入されると同時に今まで慣れ親しんできた設定が機能しなくなることがあります。
この場合は、対策法の中でもPRAM(NVRAM)を実行するのがおすすめです。
古いOSを使っている
古いMacのOSを使っていると、内蔵スピーカーに影響を及ぼす場合があります。MacのOS更新はバックアップを取ったりなど準備の手間がありますが、安定したサウンドのためにもOSをできるだけ最新のものに更新しておきましょう。
ヘッドフォンジャックの汚れ
ヘッドフォンジャックなどのポートは、使っていないと埃が溜まってしまいます。特にヘッドフォンをBluetoothで接続して使っていると、ジャックの汚れに気づかないものです。そうすると、Macがヘッドフォンのジャックが挿入されているかのように機能してしまうことがあります。
常にMacの音が聞こえるように、ヘッドフォンジャックを使わなくても定期的に掃除をしましょう。
まとめ
Macの音は音楽を聴いたり動画編集などの作業などに不可欠な機能です。自分で簡単に解決できる場合が多いので、お店に修理に出す前に対処法や原因をチェックしながらMacの音を復活させましょう。
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