M4 iPad ProとM4 MacBook Proの性能とディスプレイの違いを比較|自分の作業にベストなデバイスはどれ?

画像:Apple

M4 iPad ProとM4 MacBook Proは同じチップを搭載していますが、よく見るといくつか異なる点があります。ディスプレイの性能も、とりわけクリエイティブな作業においては気になるポイントです。

どちらが自分のニーズに応じたデバイスになるか、ストレージ、CPU、GPU、メモリ、ディスプレイでチェックしてみましょう。

ストレージの選択

M4 iPad ProとM4 MacBook Proで選択できるストレージから違いをチェックします。

M4 iPad ProM4 MacBook Pro
・256GB
・512GB
・1TB
・2TB
・512GB
・1TB
・2TB

iPad Proでは4つ、MacBook Proでは3つの容量を選択できます。

iPad Proでは256GBの容量を利用できますが、MacBook Proではその代わりに最大容量が勝ってはいません。

iPad Proでは選ぶストレージによって、CPUのコア数とメモリの容量が自動的に組み合わさり、関連するスペックの検討も必要です。

256GBを欠くMacBook Proですが、選択に縛られないメリットがあります。

CPUのパフォーマンス

M4 iPad Proでは2つから選択できるコア数があり、最大コア数はM4 MacBook Proと同じです。実際の違いをベンチマークでも調べました。

M4 iPad ProM4 MacBook Pro
・9コア
・10コア
10コア

iPad Proではストレージによって利用できるCPUのコア数が異なり、256GB/512GBストレージでは9コア、1TB/2TBでは10コアです。

MacBook Proではストレージに関係なく10コアを利用できます。512GBストレージでもiPad ProのTBストレージで利用できるコア数です。

実際のパフォーマンスをGeekbench 6のCPUベンチマークスコアでも比較してみました。

M4 iPad ProM4 MacBook Pro
シングルコア3671 (13″)/3656 (11″)3676
マルチコア13690 (13″)/13380 (11″)14533
*10コアCPUのスコアで比較

シングルコアではデバイス間でほとんど差はありません。マルチコアではMacBook ProがiPad Proより最大約9%高速です。

単純な作業ではどのデバイスでも同じ性能で作業できそうですが、並列処理ではMacBook Proの方が多少なりともパワーを発揮する可能性があります。

GPUのパフォーマンス

M4 iPad ProとM4 MacBook ProのGPUは一見同じですが、実際のパフォーマンスは異なるようです。

M4 iPad ProM4 MacBook Pro
10コア10コア

GPUは両方のデバイスで10コアのみ利用でき、iPad Proでは初めてハードウェアアクセラレーテッドレイトレーシングに対応しています。

Geekbench 6のMetalスコアではどのような違いがあるか、モデルごとにパフォーマンスを調べました。

M4 iPad ProM4 MacBook Pro
・53761 (13″)
・53958 (11″)
57485

MacBook ProはiPad Proより約7%パフォーマンスが上回り、コア数とは異なる結果です。

MacBook ProのスコアでiPad Proが押されそうですが、あくまでも数値での判断に過ぎません。

レイトレーシングに対応するコア数であることを考えると、iPad Proの10コアも高度な画像処理に十分対応できる性能であることは確かです。

ユニファイドメモリの容量

M4 iPad ProとM4 MacBook Proで利用できるメモリは、容量と選択幅も異なります。

M4 iPad ProM4 MacBook Pro
・8GB (ストレージ:256GB/512GB)
・16GB (ストレージ:1TB/2TB)
・16GB
・24GB
・32GB

iPad Proでは従来のように、ストレージに応じて8GBまたは16GBと組み合さるパターンに加え、M4ではCPUのコア数もそれぞれ9コア/10コア伴います。

MacBook Proでは3つの容量から選択でき、512GBのストレージでも16GBを標準搭載できる点も異なります。M4では8GBが廃止されたので、単純作業をする場合は256GBストレージも利用できるiPad Proが優位になるでしょう。

MacBook ProではM4でメモリの容量を32GBまでアップグレードしたのに対し、iPad ProではM1以来同じです。

ディスプレイの性能

品質の高いディスプレイを搭載したM4 iPad ProとM4 MacBook Pro。iPad Proではさらに一歩進んだディスプレイで作業ができそうです。

M4 iPad ProM4 MacBook Pro
ディスプレイタンデムOLED (Ultra Retina XDRディスプレイ)ミニLED (Liquid Retina XDRディスプレイ)
コントラスト比2,000,000:11,000,000:1
リフレッシュレート10Hz〜120Hz47.95Hz〜120Hz

M1以来ミニLEDディスプレイを搭載してきた12.9インチiPad Proが、M4で両モデルがタンデムOLEDディスプレイにアップデートしました。

高輝度をもたらす2層のOLEDパネルは黒白のコントラストを際立たせ、 MacBook Proと比べて倍の比率です。

焼き付きや残像の発生を抑えているようですが、気になる場合はミニLEDを検討できます。

リフレッシュレートの最大値は同じで、iPad Proでは最低10Hzまで対応しています。

OLEDディスプレイはApple Watch、iPhone、Vision Proなど小型デバイスから導入しており、数年後はMacBook Proへの採用も噂されているようです。

まとめ

M4 iPad ProとM4 MacBook Proのチップやディスプレイ性能の違いを知ることで、長く使えるデバイスに出会えます。それぞれのデバイスが持つ性能を見極めて快適な作業をしてください。

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