Macのフリーボードで接続線を使う方法|オブジェクトから直接つなげてフローチャートを作る

macOS Sonomaにアップデートしたフリーボードで、リニューアルした接続線の使い方をご紹介します。これまで利用できた図形ツールに加え、オブジェクトからも接続線を直接設定できるようになりました。

新しい接続線の機能は、iOS 17とiPadOS 17を搭載したiPhoneやiPadでも利用できます。

接続線の設定をオンにする

  1. フリーボードを起動する
  2. 接続線を追加するボード、または新規ボードを開く
  3. ボードの右下にあるをクリック

接続線をオンにすると画面に「コネクタオン」が表示され、アイコンのオブジェクトが塗りつぶされます。

接続線の設定はボードごとに可能です。

他のボードに切り替えた場合、各ボードの設定は保持されます。

オブジェクトから接続線を作る

  1. ツールバー→各アイコンから任意のオブジェクトを追加
  2. オブジェクトを選択し、四辺にある任意の矢印を外側へドラッグして接続線を引き出す

すでにオブジェクトがあるボードで設定をオンにした場合は、オブジェクトをクリックまたはドラッグして矢印を表示してください。

同じ矢印から複数の接続線を作ることもできます。

接続線とオブジェクトはさまざまな位置に設定でき、接続線の先端をドラッグでオブジェクトの周辺を360度移動可能。オブジェクトとの接点も連なって自動的に配置されます。オブジェクトをドラッグした場合は、接続線の先端を軸にして移動。

接続線をオブジェクト側へドラッグすると短縮でき、反対方向へドラッグで延長。オブジェクトを線の方向へドラッグした場合は短縮し、反対方向にドラッグで延長します。

一度接続したオブジェクトは、位置や長さの変更に関わらずつながりを維持します。

接続線でオブジェクトをつなぐ

他のオブジェクトを追加して、接続線でつなぎます。

接続線でつなげたオブジェクトと、接続線から表示された図形ツール
  1. ツールバー→各アイコンから任意のオブジェクトを追加
  2. 任意のオブジェクトを選択し、いずれかの四辺にある矢印から接続線をドラッグで引き出しながら他のオブジェクトへつなげる
  3. 必要に応じて各オブジェクトから接続線を作り、他のオブジェクトとつなげる

図形ツールを選択する場合は、オブジェクトから接続線を作る→ポップアップウインドウから基本の図形、または「…」→他の図形類を選択も可能です。オブジェクトは自動的に接続されます。

オブジェクトがつながるときは、青いフレームでオブジェクトが囲まれます。

オブジェクトから接続線へつなげることは不可です。

おおよそのフローチャートのレイアウトを決めてから接続線でつなげると、スムーズに編集できます。

既存の接続線を他のオブジェクトにつなぎたい場合は、接続線を選択→オブジェクトにつながっている部分をオブジェクトから切り離すように外側へドラッグ→他のオブジェクトに接続します。

接続線を削除するには、接続線を選択→deleteキーを押します。

接続線を編集する

接続線のスタイル、太さ、カラー、先端や接続するスタイルを変更します。

  1. 編集をする接続線を選択する
  2. 3つのカテゴリーから接続線を編集する

各カテゴリーでは、それぞれ以下の編集ができます。

  • 左のカテゴリー…接続線のスタイル、太さ、カラーを変更
  • 中央のカテゴリー(「線の終点」)…接続線の先端のスタイルを変更。それぞれ異なるスタイルを設定可能
  • 右のカテゴリー(「接続スタイル」)…直線、アングル、カーブから選択

各接続線の中央にある丸を上下左右にドラッグすると、接続線がさまざまな角度で変形。直線とカーブでは、それぞれのフォームへ直接変更可能です。

オブジェクトの周囲をドラッグすれば、接点の位置を移動できます。

接続線の長さを変更するには、オブジェクトをドラッグしたり線上の丸をドラッグしながら調整してください。

オブジェクトの配置を変更するときは、他の静止したオブジェクトの中心を軸にしてドラッグ移動できます。

接続線の設定をオフにする

接続線の設定を解除するには、ボード右下にある有効中のをクリックします。

画面には、「コネクタオフ」と表示されます。

ボードに追加したオブジェクトは、通常のスタイルに戻ります。

まとめ

使いやすさが改善されたフリーボードの接続線で、手軽にオブジェクトをつなげられます。図形ツールも直接追加しながら、フローチャートを作成してください。

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