Apple Pencilでダブルタップができない6つの原因と対処法

Apple Pencil第2世代では、ダブルタップでさまざまな操作を切り替えることができます。場合によってはダブルタップができない、反応が悪いことがあるのはつきものです。

そこで考えられる6つの原因と対処法で、Apple Pencilのダブルタップを復活させましょう。

「ダブルタップジェスチャ」がオフになっている

Apple Pencilのダブルタップが反応しないときは、ジェスチャが無効になっています。

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
  2. 「Apple Pencil」をタップ
  3. 「ダブルタップジェスチャ」をオンにする

ステップ2の「Apple Pencil」が表示されないときは、Apple Pencilをデバイスの上(横向き)、右側(縦向き)にマグネット装着して接続してください。

「ダブルタップ」がオフになっている

Apple Pencilの設定で、ダブルタップがオフになっていることが原因です。

  1. 「設定」→「Apple Pencil」をタップ
  2. 「現在使用中のツールと消しゴムの切り替え」「現在使用中と前回使用したツールの切り替え」「カラーパレットを表示」「インクの属性を表示」のいずれかをタップ

「カラーパレットを表示」はマークアップツールでカラーを主に使う作業、「インクの属性を表示」はペンなどのインクの太さや透明度を変更するときにおすすめで、ダブルタップごとに表示/非表示ができます。

ダブルタップで思うようなアクションができないときも、Apple Pencilの設定から有効になっている項目を確認すると良いです。

ダブルタップする速度が遅い

ダブルタップの速度はデフォルトで「デフォルト」になっています。トントンと速めのダブルタップで機能するので、遅めの場合は反応しないことがあります。ゆっくりダブルタップをしたい場合は、設定を変更してください。

  1. 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
  2. 「Apple Pencil」をタップ
  3. ダブルタップ継続時間」→「遅く」または「最も遅く」を選択する

デフォルトと比べゆっくりめにダブルタップができますが、「遅く」と「最も遅く」の差はそれほど変わりません。

ダブルタップが機能しない位置をタップしている

Apple Pencilでダブルタップが機能しない場合は、タップする位置がズレている可能性があります。

ダブルタップをする位置はApple Pencilの軸下から1/3の部分です。それ以上やペン先(削った部分も)は反応しないので確認しましょう。

側面に関しては、フラット面でもラウンド面でも機能します。

(Pages/Keynote/Numbersの場合)ダブルタップの切り替えが無効になっている

Pages、Keynote、Numbersで、Apple Pencilのダブルタップで描画とスクロールの切り替えができないときは設定が無効になっています。

Pagesでダブルタップを設定する画面
  1. Pages/Keynote/Numbersをタップする
  2. ファイル、または「+」をタップして新規作成のテーマを選ぶ
  3. (ファイルの場合)「編集」をタップ
  4. 画面右上の「…」をタップ
  5. 「設定」をタップ
  6. 「選択とスクロール」と「ダブルタップして切り替え」をオンにする
  7. 「完了」をタップ

スクロールがオンになっていると、オブジェクトの選択や移動にも有効です。

一度スクロールに切り替えると、4〜7のステップで「選択とスクロール」をオンにする必要があります。

Apple Pencilが充電切れ

Apple Pencilのバッテリーが消耗しては、ダブルタップができなくなります。入力やスクリーンショットなど全体の機能も影響を受けるので、バッテリーの残量をチェックしてください。

バッテリーのウィジェット
  • Apple Pencilをデバイスに接続してチェック
  • 「設定」→「Apple Pencil」→「Apple Pencil」でチェック
  • ウィジェット内の「バッテリー」でチェック

「Apple Pencil」やバッテリーのウィジェットに残量が表示されない場合は、デバイスにApple Pencilを接続してください。一度接続すれば、Apple Pencilを外してもスリープするまでApple Pencilのバッテリー残量が表示されます。

バッテリーのウィジェットを追加するには、ホーム画面でウィジェットを表示→画面を長押し→「+」をタップ→サイドバーから「バッテリー」を選択→レイアウトをスワイプで選択→「ウィジェットを追加」をタップ→「完了」をタップしてください。

まとめ

Apple Pencil第2世代のダブルタップは、とりわけクリエイティブな作業をするときに欠かせない機能です。ダブルタップができなくなったら買い替えを検討する前に、まずは原因を探りながら対処しましょう。

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