
MacのPages、Keynote、Numbersで、画像の透明度を変更しましょう。被写体をフォーカスしたりミラーや霧のエフェクトつけたりなど、さまざまな画像編集が可能です。
背景の切り抜きや配置などの機能も併用することで、さらに理想的な仕上がりになります。
画像の透明度を変更する
Pages、Keynote、Numbersで画像の透明度を変更しましょう。いずれのアプリも操作は同じです。


- MacでPages、Keynote、Numbersのいずれかを起動する
- 「新規書類」をクリック
- テンプレートやテーマからスタイルを選択する
- 「作成」をクリック
- ツールバー→メディアアイコン→「写真」または「選択」を選択
- 任意の画像を選択する
- (「写真」の場合) ウインドウ左上の赤いボタンをクリックして閉じる、(「選択」の場合) 「挿入」をクリック
- ツールバー→「フォーマット」をクリック
- 「スタイル」をクリック
- 「不透明度」のスライダーを左右へドラッグしたり、パーセンテージで透明度を調整する
「写真」の場合で複数の画像を選ぶときは、画像を個々にクリックしてください。
スライダーを左ヘドラッグする(パーセンテージが低い)ほど透明度が高くなり、右へドラッグする(パーセンテージが高い)ほど不透明になります。
透明度を変更した画像を編集する
画像の編集では、切り抜きや配置の機能も併用しています。画像を選択→「フォーマット」→「イメージ」(画像の切り取り(マスクを編集)や背景の削除)、または「配置」(レイヤー/配置/角度など)で設定をしてください。
テキストの背景にする

背景の画像の透明度を高くすることで、テキストをアピールできます。
本文内に背景を使用する場合は、さらに透明度を高めると文章に集中しやすくなるでしょう。
ミラーエフェクト

切り抜いた猫を複製し、反転した猫の透明度を調整しています。
窓や鏡、水面の背景と合成するとより効果的です。
周囲の明るさに合わせて透明度を変更してください。
被写体の一部を強調する
被写体の一部や複数の中の1つの被写体、カムフラージュした被写体を目立たせます。



MagSafeと子羊は複製した被写体の背景を削除し、元の画像と合成しました。
カエルは複製した画像内で強調したい部分を切り取り、透明度を変更した元の画像と合成しています。
水面下にいるようなエフェクト

水の画像の透明度は変更せず、切り抜いた魚の透明度を調整して合成しました。
透明度を高くするほど、魚が深い場所にいるようなエフェクトになります。
バーストショットのように出現する

鳥ごとに透明度を少しずつ調整したバースト調のアレンジです。
ボールが跳ねたり、走行時などのスローモーションの表現にも利用できます。
霧のエフェクト


透明度のパーセンテージを低くするほど、深い霧をクリエイトできます。
スモーキーなイメージを作りたいときもおすすめです。
ガラスの中に入った被写体

蝶を切り抜き、ガラスのボトルに入っているようにそれぞれ透明度を調整しています。
ガラスが曇っている部分では透明度を高く、クリアな部分では不透明度を高めにするとリアル感が出ます。
まとめ
MacのPages、Keynote、Numbersで画像の透明度を変更するだけで、独特の雰囲気を醸し出すことができます。透明度をいろいろ調整しながら、お好みの効果を発見してください。
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