Macで画像を回転する方法|写真・プレビュー・Finder・ショートカットでご紹介

Macで画像を回転して、画像の角度を変更しましょう。90度や細かな角度でカスタマイズでき、画像をお好みの向きで配置できます。

写真アプリ、プレビュー、Finder、ショートカットアプリによる画像の回転のほか、トラックパッドによるマークアップの回転もまとめてご紹介します。

写真アプリで画像を回転する

写真アプリでは、90度で画像を回転したり角度を微調整することもできます。

画像を反時計回りに90度回転する

  1. 写真アプリを起動する
  2. 回転する画像を選択(複数も可)
  3. ツールバー→「反時計回りに回転」アイコンをクリック、またはメニューバー→「イメージ」→「反時計回りに回転」をクリック
  4. 必要に応じて3の操作を繰り返す

コマンドキー+「R」もOKです。

個別に画像を開いた画面のツールバーからも「反時計回りに回転」アイコンの使用が可能です。

編集後の画像は、同じ操作でいつでも角度を変更できます。

画像を時計回りに90度回転する

右クリックからの操作
「イメージ」からの操作
  1. 写真アプリを起動する
  2. 回転する画像を選択(複数も可)
  3. 右クリックまたはメニューバー→「イメージ」→「時計回りに回転」をクリック
  4. 必要に応じて3の操作を繰り返す

オプションキー+コマンドキー+「R」でもOKです。

右クリック→「時計回りに回転」のアクションは、個別に開いた画像にも有効です。

角度を微調整しながら回転する

  1. 写真アプリを起動する
  2. 角度を微調整する画像をダブルクリックで開く
  3. ウインドウ上部「切り取り」をクリック
  4. 右サイドバー→「傾き補正」「縦方向」「横方向」でそれぞれ角度を調整する
  5. 「完了」をクリック

調整バーの中心にある白い縦線を基準に、左右にポインタをドラッグして角度調整をしてください。

中心線(基準点)から左ヘドラッグすると、角度がマイナスで表示されます。

元の角度に戻すときは、ウインドウ右下にある「リセット」をクリックしてください。

プレビューで画像を回転する

プレビューでは90度で画像を回転できます。

画像を反時計回りに90度回転する

ツールバーの「反時計回りに回転」アイコン
  1. プレビューを起動→ファイルを選択→「開く」をクリック、またはFinder(デスクトップからの選択も可)を起動→任意の画像をダブルクリックで開く
  2. ツールバー→「反時計回りに回転」をクリック、またはメニューバー→「ツール」→「反時計回りに回転」をクリック

コマンドキー+「L」もOKです。

トラックパッドではチョキにした2本指で左方向に回転します。

トラックパッドの回転設定は、「システム設定」→「トラックパッド」→「スクロールとズーム」→「回転」をオンにしてください。

画像を時計回りに90度回転する

  1. プレビューを起動→ファイルを選択→「開く」をクリック、またはFinder(デスクトップからの選択も可)を起動→任意の画像をダブルクリックで開く
  2. メニューバー→「ツール」→「時計回りに回転」をクリック

コマンドキー+「R」もOKです。

トラックパッドでは2本指で右方向に回転します。

Finderのクイックアクションで画像を回転する

Finderの画像ファイルは、クイックアクションで反時計回りで回転できます。

  1. Finderを起動する
  2. 画像を右クリック
  3. 「クイックアクション」→「反時計回りに回転」をクリック

クイックアクションの項目内に「反時計回りに回転」が表示されない場合は、画像を右クリック→「クイックアクション」→「カスタマイズ」→「左回りに回転」にチェックを入れる→「完了」をクリックしてください。

「システム設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「機能拡張」→「Finder」→「左回りに回転」にチェックを入れる→「完了」をクリックもOKです。

ショートカットアプリで画像を回転する

ショートカットアプリでは、任意の角度を設定して回転することができます。

  1. ショートカットアプリを起動する
  2. ウインドウ上部の「+」をクリック
  3. 右サイドバーの検索バーに赤文字のアクション名を入力
  4. リスト内に表示された赤文字のアクションを画面にドラッグ
  5. 必要に応じて3と4を繰り返す
  6. 緑文字の箇所にテキストや角度を入力、必要に応じて複数画像の選択や保存先を尋ねるの項目を選択する
  7. 必要に応じて他のメニューもカスタマイズする
  8. ウインドウ右上にある実行アイコンをクリック
  9. メニュー内のアプリを選択
  10. 「完了」をクリック
  11. 画像を選択する
  12. 「追加」または「開く」をクリック
  13. 保存先を選択する
  14. 「開く」をクリック

アクションの最下部に、角度が変更された画像が結果として表示されます。

メニュー内に入力した「写真」「プレビュー」「Finder」は自動的にメニュー下に表示され、項目ごとに同じパターンでアクションを追加していきます。メニューの追加は「+」をクリック、削除は項目を選択→「-」をクリックしてください。

メニューには複数の同じアプリの設定が可能です。写真の場合は「写真を選択」、プレビューやFinderでは「ファイルを選択」のアクションを設定すれば、メニュー名に関係なく適切なアプリから画像を選択できます。「写真150度」など名前をつけると区別しやすいです。

プレビューとFinderは同じ画面から画像を選択できるので、どちらか1つでよい場合は名前を1つにまとめても良いでしょう。

画像を複数選択する場合は、「写真を選択」または「ファイルを選択」→「表示を増やす」→「複数を選択」にチェックを入れてください。

トラックパッドでマークアップを回転する

写真アプリやプレビューでは、マークアップの角度をトラックパッドで微調整しながら回転できます。

写真アプリのマークアップを回転する

  1. 写真アプリを起動する
  2. マークアップをする画像をダブルクリックで開く
  3. ウインドウ右上「編集」をクリック
  4. ツールバー→「…」をクリック
  5. 「マークアップ」をクリック
  6. 対応ツールで画像を編集する
  7. マークアップした部分を選択
  8. 2本指でトラックパッドを回転し任意の角度で調整する
  9. 「変更内容を保存」をクリック
  10. 「完了」をクリック

スケッチ、描画、シェイプ、テキストに有効です。

シェイプを使うときは、枠や塗りつぶしアイコンをクリック→カラーを選択しましょう。

プレビューのマークアップを回転する

  1. プレビューを起動→ファイルを選択→「開く」をクリック、またはFinder(デスクトップからの選択も可)を起動→任意の画像をダブルクリックで開く
  2. ツールバー→マークアップアイコンをクリック
  3. 対応ツールで画像を編集する
  4. マークアップした部分を選択
  5. 2本指でトラックパッドを回転し任意の角度で調整する

スケッチ、シェイプ、テキスト、署名、枠線、塗りつぶしなどに有効です。

まとめ

Macでは画像を回転する方法がいろいろ選択できます。アプリから直接できるもの、アクションの構成でコマンドするもの、トラックパッドでマークアップの回転など、普段の画像編集に役立ててください。

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