
iPadやMacのメモやクイックメモに、メールをリンクしてまとめる方法をご紹介します。受信、送信済み、フラグ付きなどのメールボックス内あるメールをメモに追加することで、検索なしでアクセスができます。
iPhoneやiPodと同期もでき、使うデバイスごとにアクセスできるのもメリットです。
目次
メールアプリを起動する
Dock→「メール」から、メールアプリを開きます。
メモ / クイックメモを起動する
メールはメモとクイックメモでリンクできるので、やりやすい方を使ってください。それぞれの方法を説明します。
メモの場合
Dock→メモから、メモを開きます。
クイックメモの場合:Mac

デフォルトでは右下隅にクイックメモが設定されていますが、ホットコーナーでお好みの位置に変更できます。
- 「システム環境設定」→「デスクトップとスクリーンセーバ」をクリック
- 「ホットコーナー」をクリック
- クイックメモを設定したい位置を4つの画面隅から選ぶ
- 「OK」をクリック
- クイックメモを設置した位置にカーソルを当て、表示されたグレーの四角をクリック
クイックメモのホットコーナーの位置は、同時に2〜4つ複数も設定できます。
フルスクリーンの場合は機能しないので、左上の緑のボタンをクリック→「フルスクリーンを解除」を選んで解除しましょう。Split Viewの場合は、一番最初のデスクトップに表示されます。
Macではキーボードからもクイックメモを起動できます。
- 地球儀アイコンキーのないMagic Keyboard→Fn+Q
- 地球儀アイコンキーがあるMagic Keyboard→地球儀アイコンキー
クイックメモの場合:iPad

- 「設定」→「Apple Pencil」をタップ
- 「ペンシルジェスチャ」→「右下隅スワイプ」→「クイックメモ」をオンにする
- 右下隅から画面中心に向けてスワイプ
コントロールセンターからでもアクセス可能です。「設定」→「App使用中のアクセス」→「コントロールセンター」→「クイックメモ」を追加→タップします。
メモにメールをリンクをしてまとめる
iPadやMacのメモやクイックメモに、まとめたいメールをドラッグ&ドロップします。

iPadの画像を使っていますが、Macでもやり方は同じです。Split Viewでも機能します。
メモに挿入されたメールは、リンクされた件名で表示されます。複数のメールをドラッグ&ドロップをする場合は、以下のように一度に追加ができます。
Macの場合
- 連続でメールを選ぶ場合…シフトキー+最初のメールと最後のメールをクリック
- 個別に選ぶ場合…コマンドキー+クリックしながら選択
iPadの場合
- 連続でメールを選ぶ場合…「編集」→「◯」を指で一気になぞる
- 個別に選ぶ場合…「編集」→「◯」をタップしながら選ぶ
複数のメールをまとめるときは、メモごとにタイトルを作って挿入すると後で見分けがつきやすいです。
さらにiPhoneやMacなどメモごとにメールリンクをしたメモが複数ある場合は、「Apple」などフォルダに名前を付けてまとめることもできます。
メモに追加したメールを閲覧する

iPadやMacでメールを閲覧するには、以下いずれかの方法でアクセスします。
Macの場合
- メールの件名リンクをクリック
- 右クリック→「リンクを開く」をクリック
Macの場合は別のウインドウでメールを開き、続けて複数のリンクを開くときはタブで表示されます。
iPadの場合
- メールの件名リンクをタップ
- 件名を長押しして「開く」をタップ
iPadはメールアプリ内で表示され、Slide Overになっているときも同様です。
スマートメールボックスとの違い


メールを整理する方法の1つに、スマートメールボックスがあります。条件で指定したメールアドレスのメールをまとめて保存する機能で、システムが自動に仕分けています。
iPadやMacのメモへのメールリンク付けは、手動で個々のメールの追加が可能。内容を自由に選んでオリジナルのメールリンクメモを作れるといった点が異なります。
メールアドレスを指定して全体の内容を一覧するならスマートメールボックス、特定の情報を個別にまとめる場合はメモへのメールリンクがおすすめです。
まとめ
iPadやMacのメモは、覚え書だけでなくメールリンクを付けてまとめて整理するのにも役立ちます。フォルダも利用しながら、自分だけのメールリンクメモを作りましょう。
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