Macの汚れを掃除する方法5つ|手軽に揃うツールでピカピカのデバイスをキープ

Macの電源をオフにしたりスリープをしたときに、スクリーンやキーボード、筐体に浮かび上がる無数の埃。点々とこびりついた汚れも、Macを使っている限り避けられません。

Macの機能だけでなく、清潔さや美しさを取り戻す5つの方法で掃除をしましょう。

マイクロファイバーのクロスを使う

極細繊維のマイクロファイバーのクロスは、Macの画面やキーボード、筐体、滑り止めまで埃や軽い指紋、小さな食べかすなどを除去できます。汚れを他の場所に移動するのではなく、微細な繊維がその場で吸着除去。

電源をオフにした状態では画面の静電気を抑えられ、埃が取りやすくなります。掃除直後に画面の埃が気になる場合は、帯電抑制のマイクロファイバークロスの選択も。

マイクロファイバーのクロスのサイズはバリエーションがあり、かつてMacに付属されていた16cmx16cmのようなミニサイズは部分用や携帯用、40cmx40cmなど大きいものは広範囲やキーボードカバーも兼ねて使うなど目的に合わせて選択できます。

ベターな吸着には、クロスを清潔に維持することも必要です。髪の毛やクズなど目立つ汚れを発見次第取り除いたり、目立つ汚れは水で洗浄しましょう。

使い捨てハンディワイパーを使う

ハンドル付きのハンディワイパーは、ふんわり繊維の優れた吸着力でMacに付着した埃やチリ、髪の毛などを優しくクリーンアップします。片面と360度使えるタイプがあり、手が届きにくいiMacの裏側やキーボードの溝、MacBookのトラックパッドの四辺に挟まった汚れを逃さずにキャッチ。

マイクロファイバークロスのようにMacの電源をオフにすることで、静電気による画面への埃の寄せ付けを軽減できます。

Macと周辺機器間のごちゃごちゃした狭いスペースの掃除にも最適で、デスク上をするりと通り抜けながら汚れを回収。ケーブル間、iMacのスタンド、Mac Studio、Mac miniなどを囲むように溜まった埃など、普段あまり動かさない場所もハンディワイパーが無理なく入り込みます。

あまり経済的ではありませんが、手も汚れず手の汚れもつかない、汚れてきたら新しいワイパーと交換して捨てるだけなどのメリットがあります。Mac専用にしたり頻繁に掃除をすればワイパーの汚れを抑えられ、付け替える頻度が少なめになります。

エアダスター&クリーナーを使う

汚れを除去しづらい吸排気口やキーボードの中にゴミが溜まった場合は、Macの電源をオフにしてエアダスターで汚れを払い出したりクリーナーで吸引しましょう。無理に指でつまんで除去しようとすると隙間にどんどん入り込んでしまいます。

検討するときはエアダスターとクリーナーを兼ねたもの、吸引力(PA)や吹き出し力(RPM)、音、重量などのポイントで選択すると良いです。吸引力や風力を調整できると、デバイスより軽量のケーブルや充電器周辺などには軽いパワーで掃除できるほかバッテリーも抑えられます。

多くの製品にはさまざまな掃除場所に備えたアプリケーターが付属しており、効率良い掃除が可能。水分の吸引機能やライト付きはさらに利便性を高めるでしょう。掃除後はフィルタを洗浄するメンテナンスも、より良い作動につながるコツです。

MacBookや横置きのMac Studio、Mac miniの吸排気口はデスクと近いので、周辺を常に清潔に維持することも大切。デバイス間で適度な間隔も設けることも、スムーズな冷却機能を維持できます。

キーボードはキーも汚れやすく掃除に手間がかかるので、あらかじめキーボードカバーを付けたり、指や手が汗ばむときはおしぼりや卓上クーラーを利用して汚れを抑えると良いです。

綿棒・爪楊枝を使う

ポートやMagSafeなどの狭いスペースの表面的な掃除には、綿棒や爪楊枝も利用できます。Macの電源をオフにして汚れを除去しましょう。

綿棒はデバイスに特化したものがベストですが、先端が細くなっているタイプも埃や髪の毛などをすくうように的確に捉えることができます。

爪楊枝はダメージを与えない木製のものを用意します。ポートの内側の掃除はピンに気をつけ、奥を突かずに溜まった埃や入り口のこびりつきのみを絡めるように優しく取り除きます。

コネクタが汚れているとポートの中へ運んでしまうので、マイクロファイバーのクロスでコネクタやジャックなども定期的に掃除しておくと良いです。ケーブルを使用しない場合はそのまま放置しておかず、専用ケースや袋に入れて保管します。

いずれもコスパが高く手軽に持ち運べるアイテムとして、常に携帯しておくとどこでもメンテナンスが可能。清潔を維持するためにも、個包装になっているとベターです。

湿らせたクロスを使う

乾いたクロスでは落としきれないこびりついた指紋などの汚れは、一部を水で湿らせたクロスを用意します。Macの電源をオフにした状態で、事前にマイクロファイバーのクロスなどでMac全体の汚れをサッと落としておきましょう。

MacBookのカメラ部分やスクリーンを掃除するときは、画面を後方へ押しすぎないように注意してください。カメラ部分はMacBookの開閉の際に指紋で汚れやすいので、クロスを持ちながら開閉して防止するのもアイデアです。

掃除後はクロスの乾いた部分で優しく残った跡を取り除きましょう。汚れが目立っても、擦ったりダメージを与える可能性がある洗剤類を無闇に使うのはおすすめではありません。

Macの純正ミニクロスは、吸水性が高くこびりつきを簡単に落とせます。拭き取り力も優れているので、後を残さずにスピーディーに完了できおすすめです。

クロスのクオリティを維持するためにも、濡れたクロスは完全に乾かし、気づいた汚れはその都度取り除いてから通気性の良い場所に保管します。

まとめ

適切な方法で掃除をすることで、簡単にMacのくすみを取り除くことができます。汚さないように工夫をしたり頻繁に掃除をするのも、効果を高めるコツです。

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