
昨年夏からMacのプロセッサがM2シリーズに切り替わる中、Mac Studioの更新も気になるところ。Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、次期モデルはM2 MaxとM2 UltraをスキップしM3シリーズで一新するようです。
同じM2 Ultraチップが予想されるMac Proとの重なりを避けるために、やむを得ずMac StudioをM2シリーズから除外。M1 Proより性能が下回るIntelプロセッサのMac Proを優先し、相応のレベルに引き上げるのは理にかなっています。
アナリストのミンチー・クオ氏によると、M3チップはTSMCの3nmプロセスで製造され今年後半に生産が開始するよう。2024年には14/16インチMacBook ProにM3 ProやM3 Maxも予想されています。
現行モデルのチップパターンであれば、次期モデルにはM3 MaxとM3 Ultraの選択ができるでしょう。M3 Maxは40コアCPUを搭載するとも言われ、いずれのチップもM2 Ultraを上回る可能性があります。
M2 Ultraには24コアCPU、76コアGPU、最大192GBのユニファイドメモリが予想され、Mac Proにとっては今やキャンセルとなったM2 Extremeの下位チップでもあります。
ガーマン氏は6月のイベントで期待された新型Mac Proの延期もレポート。Mac Studioが順調にM3 MaxやM3 Ultraで更新する場合、短期間で2つのパワフルなチップが発表される可能性もあります。
2022年3月にM1 MaxとM1 UltraでデビューしたMac Studio。Geekbench 6におけるMacのマルチコアでは、トップスコアの17398*を誇っています。
*2023年4月25日現在
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