
昨年末に生産を開始した3nmプロセスで製造されるM3は、2023年後半に大量生産されると言われています。13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、そして24インチiMacへと搭載され、徐々にM2から切り替えていくようです。
Mシリーズに新登場するM3チップはさらなるパフォーマンスを提供するとも言われ、スタンダードなチップでもプロレベルの性能を発揮できそうです。
M3チップで一新
Appleアナリストのミンチー・クオ氏の最近のツイートによると、M3チップは今年後半に大量生産されるようです。新しいスタンダードチップは13インチMacBook Air、13インチMacBook Pro、24インチiMacへの搭載が期待され、その後間もなくM3 ProとM3 Maxのハイエンドチップの生産も予想しています。
Bloombergのマーク・ガーマン氏によると、ハイエンドチップは2024年の前半にハイエンドのMacBook Proで利用できるようです。
以前から噂されている15インチMacBook Airのチップは、コアの異なる2つのM2にとどまることもアナリストは述べ、IntelプロセッサのMac Proも含めM2シリーズは今しばらく継続すると見込まれます。
デスクトップのMacに関しては、早くて2023年後半に24インチiMacへ搭載される可能性があるとガーマン氏は予想。24インチiMacは2021年5月にM1チップでデビューして以来更新されていません。
M1シリーズのMacは、ほかに13.3インチMacBook AirとMac Studioがあります。
M3チップの特徴
M3チップはTSMCの3nmプロセスで製造され、第2世代の5nmプロセスのM2と比べてさらなる高いパフォーマンスや電力の効率化に貢献するようです。
同じ8コアCPUでも、トランジスタの数はM1とM2の40億差より増えることが推測でき、同チップ間で18%向上したCPUも飛躍しそうです。
テクノロジージャーナリストのWayne Ma氏によると、M3 Maxでは最大40コアCPU(4つのダイ)を提供するよう。仮に実現するなら、スタンダードのM3チップが一部のハイエンドのM2 MacBook Proを超える結果も考えられます。
M3チップには「Ibiza」「Lobos」「Palma」の3つのコードネームバージョンがあり、M3は「Ibiza」、M3 ProとM3 Maxはそれぞれ「Lobos」「Palma」になるそうです。
まとめ
M3チップがスタンバイしている中、MacBookから続々と搭載されて登場しそうです。M2より著しい性能の向上が期待されるM3は、デバイスにさらなるパワーを吹き込んでくれるでしょう。
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