【iPhone/iPad】AirDropを設定してコンテンツを送信・受信する方法

iPhoneやiPadでAirDrop(エアドロップ)の設定、送信、受信のやり方をご紹介します。近くにいる人に写真やビデオ、ファイルなど手早い共有が可能です。

同じApple IDでサインインしたiPhoneやiPad、Macなどのデバイス間で、コンテンツを送信するときにもおすすめです。

AirDropで送信できるコンテンツ

AirDropは近距離にいる相手と画像、動画、ファイル、Webサイト、地図などさまざまなコンテンツを送信・共有する機能です。容量に関わらず送信でき、主に以下のようなアプリに有効です。

ファイル類

  • Pages
  • Keynotes
  • Numbers
  • ファイル

メディア

  • 写真
  • iMovie
  • iTunes
  • Apple TV
  • Podcast
  • ブック
  • Garage Band
  • App Store

情報

  • SafariやChromeなどで検索したWebサイト
  • マップ(現在地・マイガイド・地図など)

そのほか、ショートカットやボイスメモなども送信可能です。

スクリーンショットでは、撮影後にも直接AirDropできます。

AirDropを設定する

iPhoneやiPadで、AirDropの設定をします。

Wi-FiとBluetoothをオンにする

iPadのコントロールセンター
  1. 「設定」をタップ
  2. 「Wi-Fi」をタップ
  3. 「Wi-Fi」をオン
  4. 「設定」へ戻る
  5. 「Bluetooth」をタップ
  6. 「Bluetooth」をオン

コントロールセンター(画面右上を下へスワイプ<ホームボタンのiPhoneは画面下から上へスワイプ>)→左上のWi-FiやBluetoothアイコンをタップでオンにしてもOKです。

BluetoothとWi-Fiを有効にすることで、安定した接続と高速なデータ通信が可能になりますが、使う環境によって機能に差異が出ることがあります。

AirDropの使用範囲は、9m程度が目安です。

AirDropをオンにする

自分がAirDropで受信をする相手の条件や、相手にAirDropで送信したコンテンツを受信してもらう設定をします。設定とコントロールセンターから有効にできます。

「設定」から有効にする

iPadのAirDrop設定画面
  1. 「設定」をタップ
  2. 「一般」をタップ
  3. 「AirDrop」をタップ
  4. 「連絡先のみ」「すべての人」のいずれかを選択

「コントロールセンター」から有効にする

iPhoneのコントロールセンター
  1. 画面右上を下へスワイプ→必要に応じて左上の4つのグループアイコンを長押しする
  2. 「AirDrop」をタップ
  3. 「連絡先のみ」または「すべての人」を選択
  4. 画面をタップして閉じる

「連絡先のみ」は、デバイス内の「連絡先」に送信相手の名前が登録されている場合に有効です。AirDropに相手の名前が表示されない場合は、「連絡先」アプリを起動して登録が完了しているか確認してください。

相手が受信できない場合も、同じ要領で確認してもらってください。

「すべての人」ではiOS 16.2、iPadOS 16.2以降で、10分間に制限されました。タイムアウトすると自動的に「連絡先のみ」に設定され、普段「連絡先」に設定をしている場合は「すべての人」から設定を忘れずに戻すことができます。自分の名前が知らない人のデバイスに表示されたり、思いがけないコンテンツの送信を防止するのに役立ちます。

自分のデバイス名が周囲と似ている場合や、プライバシーを保護したいときは、「設定」→「一般」→「情報」→「名前」→デバイス名を変更してください。

完全にAirDropを使わないときは、「受信しない」を選択すると安全性が高まります。

AirDropでコンテンツを送信する

AirDropでコンテンツを送信します。

  1. iPhoneやiPadでAirDropに対応したアプリを開く
  2. 送信するコンテンツを開く
  3. 共有アイコンをタップ
  4. AirDropをタップ
  5. 送信相手やデバイスをタップ
  6. 名前の下に「送信済み」が表示されたら「完了」をタップ

受信をする人のデバイスや、個人間で送信するデバイスのスリープ解除をしておきましょう。

送信時にAirDropの発信音が鳴ります。名前の下に「待機中」が表示されている間(相手がアクションを行うまで)は、相手の画像をタップで送信のキャンセルが可能です。

送信するコンテンツによっては、多少時間がかかる場合があります。

AirDropで送信されたコンテンツを受信する

受信者がAirDropで送信されたコンテンツを確認したら、画面に表示される「受け入れる」をタップします。

受信が「辞退」された場合は、送信相手の名前の下に「辞退」が赤文字で表示されます。

同じApple IDでサインインしたデバイス間でのAirDropの受け取り方は自動です。受信や拒否の選択はなく、直接適切なアプリ内でコンテンツが表示されます。

まとめ

iPhoneやiPadで早急にコンテンツを共有するなら、AirDropは欠かせません。知り合い間でのやり取りを自動的に維持できるようになり、最新OSでは安全性も考慮されています。デバイス間でも役立つAirDropをぜひ活用しましょう。

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