
iPhoneやiPadのショートカットは、AssistiveTouch (アシスティブタッチ)で直接実行することができます。どの画面からもボタンで操作でき、アプリを使用中でもタップや長押しでアクセス可能。
ショートカットアプリを起動することなく、作業中でもシームレスに続行できます。ショートカットを実行するもう一つの方法として使ってみてください。
AssistiveTouchでショートカットを実行する
iPhoneとiPadのAssistiveTouchで、ショートカットを設定して実行します。メニューとカスタムアクションでそれぞれやり方を説明します。
画像はiPadですが、設定や操作はiPhoneも同じです。
メニューから実行する


- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をタップ
- 「AssistiveTouch」をオンにする(画面に丸いボタンが表示)
- 「最上位メニューをカスタマイズ」をタップ
- アイコンをタップ、または(アイコンが7個以下の場合)「◯個のアイコン」→「+」をタップ→メニュー内の「+」をタップ
- リスト内の「ショートカット」→ショートカットを選ぶ
- (iPhone)「完了」、(iPad)画面をタップして閉じる
- (iPhone)「戻る」、(iPad)「AssistiveTouch」をタップして前の画面へ戻る
- 「カスタムアクション」→「シングルタップ」「ダブルタップ」「長押し」のいずれかをタップ
- 「メニューを開く」を選択
- 「AssistiveTouch」または「戻る」をタップ
- AssistiveTouchのボタンを設定したジェスチャーで起動し、メニューを開く
- ショートカットをタップして実行する
AssistiveTouchの有効は、(iPhone)サイドボタン、(iPad)トップボタン、(ホームボタンのあるモデル)ホームボタンを3回押すことでも可能です。どの画面からもオンオフできるメリットがあります↓

「設定」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」→「AssistiveTouch」を選ぶ→デバイスのボタンを3回押す→AssistiveTouchが有効になり画面に丸いボタンが表示されます。
カスタムアクションは、複数同時に設定できます。ダブルタップと長押しでは、それぞれの設定画面にある「ダブルタップのタイムアウト」や「長押し継続時間」で、操作の時間調整が可能です。
メニューには最大8個のアイコンを追加できます。
カスタムアクションから実行する

- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をタップ
- 「AssistiveTouch」をオンにする(画面に丸いボタンが表示)
- AssistiveTouchのボタンで実行するショートカットを「カスタムアクション」→「シングルタップ」「ダブルタップ」「長押し」から選ぶ
- 「ショートカット」→ジェスチャーに割り当てるショートカットを選ぶ
- 「AssistiveTouch」または「戻る」をタップしてリストを閉じる
- 設定したジェスチャーでAssistiveTouchのボタンを操作し、ショートカットを実行する
それぞれのカスタムアクションに、設定されたショートカット名が表示されます。変更をするときは、ステップ5〜7を繰り返してください。
「シングルタップ」「ダブルタップ」「長押し」すべてに同じショートカットを設定することもできます。さまざまなアクションで実行したいときにおすすめです。
カスタムアクションのコマンドは、ショートカットをさらに手早く実行できます。
AssistiveTouchからショートカットを削除する
AssistiveTouchのメニューやカスタムアクションから、ショートカットを削除します。ショートカットはリストからいつでも設定できます。
メニューから削除する

- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をタップ
- 「最上位メニューをカスタマイズ」をタップ
- ショートカットのアイコンをタップ→ショートカット以外の機能を選択する→(iPhone)「完了」、(iPad)画面をタップして閉じる、または「◯個のアイコン」→「-」をタップ、または「リセット」をタップ
- (iPhone)「戻る」、(iPad)「AssistiveTouch」をタップ
「-」をタップするごとにランダムに削除され、リセット後のアイコンでは、「ホーム」→「通知センター」→「コントロールセンター」→「カスタム」→「デバイス」→「Siri」の順番で消去されます。
カスタムアクションから削除する

- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をタップ
- 「カスタムアクション」→ショートカットを設定している「シングルタップ」「ダブルタップ」「長押し」をタップ
- 「システム」→「なし」をタップ
- 「AssistiveTouch」または「戻る」をタップして前の画面に戻る
- 必要に応じて4〜6を繰り返す
ショートカットを削除したジェスチャーに「なし」が表示され、AssistiveTouchのボタンからの実行が無効になります。
AssistiveTouchを無効にする
AssistiveTouchを無効にする方法は2つあります。
方法1
- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「タッチ」をタップ
- 「AssistiveTouch」をタップ
- 「AssistiveTouch」をオフにする
AssistiveTouchのボタンが非表示になります(方法2も同様)。
方法2
「設定」→「アクセシビリティ」→「ショートカット」→「AssistiveTouch」を選択している場合は、(iPhone)サイドボタン、(iPad)トップボタン、(ホームボタンのあるモデル)ホームボタンを3回押すと無効になります。
まとめ
AssistiveTouchは、iPhoneやiPadでショートカットを実行するときも役立つマルチなサポート機能。複数のショートカットを設定したいときはメニュー、ジェスチャーごとに割り当てるならカスタムアクションなど、お好みの方法で実行してください。
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