MacのDockをカスタマイズして表示を変更!起動・サイズ・移動・非表示まとめ

MacのDockはデフォルトで画面下に常に表示されていますが、設定でさまざまなカスタマイズが可能です。毎日使うDockを使いやすいスタイルに変更すれば、作業も向上します。

ここの記事では、アプリの起動をはじめ、Dockやアイコンの大きさ、移動、表示/非表示など5つのカテゴリーでカスタマイズする方法をご紹介します。

Dockのアプリの起動

Dock内のアプリの起動は静止だけでなく、アニメーションで立ち上げることも可能です。起動中のアプリを見分けやすいように、インジケーターを付けることもできます。

アニメーションとインジケーターを選択する画面
インジケーターが表示された画面
  1. 「システム環境設定」→「Dockとメニューバー」をクリック
  2. サイドバー「Dockとメニューバー」→「起動中のアプリケーションをアニメーションで表示」、「起動済みのアプリケーションにインジケータを表示」にそれぞれチェックを入れる

アニメーションを設定すると、起動時にアプリがバウンスします。実行中であることがビジュアルでわかる仕組みです。

インジケーターはDockの配置に応じて、アプリの下、左側、右側に、白い丸で表示され、アプリケーションスイッチャーを使わなくても一目で起動中のアプリを確認できます。

Dockの大きさを調整する

Dockの大きさ(長さ)を変更することで、アイコンへのアクセスがしやすくなったり、画面のスペースを広く使うことができます。

Dockのサイズを調整するスライダー
  1. 「システム環境設定」→「Dockとメニューバー」をクリック
  2. サイドバー「Dockとメニューバー」→「サイズ」のスライダーをドラッグして大きさを調整する

Dockのサイズが小さくなるにつれ設置した位置の中央に表示され、画面のスペースを多く使うことができます。大きくなるごとに横幅に広がり、アイコンも比例してサイズが変化。格納されているアイコンは、Dockの大きさに関わらずすべて表示されます。

Dockの大きさによって、デスクトップに列で並んでいるアイコンの数も変動します。ある一定以上Dock が小さくなるとアイコンが多めに、大きくなるほど少なめに表示されます。

Dockのアイコンを拡大する

Dockの大きさを変えず、アイコンのみを拡大したいときにおすすめです。

設定の「拡大」にチェックを入れる画面
拡大されたアプリ
Dock内のセクションから拡大をオンにする画面
  1. 「システム環境設定」→「Dockとメニューバー」をクリック
  2. サイドバー「Dockとメニューバー」→「拡大」にチェックを入れる
  3. スライダーをドラッグしながら、拡大の大きさを調整する

Dock内からも拡大のオンオフが可能です。Dock内のセクションのいずれかの区切りと直前のアプリのスペース間にポインターを合わせる→上下矢印のアイコンを右クリック(項目選択時は非表示)→「”拡大”機能をオンにする」をクリックします。スライダーでサイズを調整する場合は「Dock環境設定」をクリック→「拡大」内のスライダーをドラッグしてください。

Dock内のアイコンにポインターをあて動かしていくと、ウェーブ状に拡大しながら表示されます。とりわけDockを小さく表示している場合に便利な機能です。

アイコンを小さめに設定すると変化がわかりづらいので、拡大のスライダーのボタンを中間あたりに設定しておくと良いでしょう。

Dock内に一定以上のアイコンが増えると、自動的に縮小されます。このような場合にも拡大機能は役立ちます。

Dockを移動する

MacのDockの位置はデフォルトで画面下部にありますが、設定で左右に移動できます。

設定から配置を選択する画面
Dock内のセクションから配置を選択する画面
  1. 「システム環境設定」→「Dockとメニューバー」をクリック
  2. サイドバー「Dockとメニューバー」→「画面上の位置」で「左」「下」「右」のいずれかを選ぶ

移動はDock内でも設定できます。Dock内のセクションの区切りと直前のアプリのスペースにポインターを合わせる→矢印を右クリック→「画面上の位置」→「左」「下」「右」を選択してください。

「左」や「右」に設定すると、Dockに格納されているアイコンの数によってはアイコンが縮小されます。

右側にDockを配置するとデスクトップアイコンはDockの左側に移動し、アイコンの列の数は画面下より多めに表示されます。

Dockの表示 / 非表示

Dockにポインターを合わせると表示、放すと非表示に設定できます。

設定から表示/非表示にする画面
Dock内のセクションから非表示にする画面
  1. 「システム環境設定」→「Dockとメニューバー」をクリック
  2. サイドバー「Dockとメニューバー」→「Dockを自動的に表示/非表示」にチェックを入れる

表示と非表示は、Dock内からも切り替えができます。Dock内のセクションの区切りと直前のアプリの間にポインターを合わせる→矢印を右クリック→「”自動的に非表示”をオンにする」をクリックします。同じ操作で「”自動的に非表示”をオフにする」をクリックすれば、常に表示状態に戻ります。

ポインターをDockの場所にあてると表示され、放すと非表示になります。Dockでウインドウやファイルの内容が隠れてしまうときなど、非表示に設定すれば作業の効率が良くなるでしょう。

Split Viewやフルスクリーンでは、Dockを常に表示していても非表示になります。

ユニバーサルコントロールでMacやiPad間をカーソル移動している場合、隣合わさっている位置に配置されたDockは表示されたままになります(Split Viewやフルスクリーン除く)。

まとめ

MacのDockをカスタマイズすることで、アプリや画面が使いやすくなります。表示内容も見やすくなり作業がはかどるでしょう。いくつかの設定はDockからも手軽に変更できるので、いろいろ試してみてください。

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