iPhoneの容量が足りない!買い替えをしないでスペースを増やす方法

iPhoneの容量が少なくなっては、システムやアプリのアップデート、写真や動画などが保存できなくなったりします。

容量が足りないからとiPhoneを買い替える前に、ここでご紹介する方法でiPhoneの容量を増やしてみましょう。

iPhoneの容量を確認してみよう

現在販売されているiPhoneは16GB〜512GBの容量がありますが、多い少ないに関わらずあればあるほど使ってしまうものです。

iPhoneの容量がどのくらい残っているのか、まずは容量を確認しましょう。

  1. 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップ
  2. 「iPhone」の容量グラフをチェックする

iPhoneを占めている容量がAppや写真など、多く使われている内容ごとに色分けで表示されます。その中で一番幅の広い色が容量を最も使っているものです。

アプリの場合は、下方にあるアプリのリストから、アプリ及びその中で使用している合計の容量を確認できます。

さらにアプリをタップすると、アプリの容量とデータが別々に表示されます。アプリを削除しなくても、データを減らせば容量を増やすこともできるので、まずはデータ量もチェックしてから判断すると良いです。

iPhoneの容量を増やす方法

iPhoneが使っている容量や内容が確認できたら、使用状況に応じた方法で容量を減らしてみましょう。

アプリを一時的に解放または削除する

普段それほど使わないけれど、アプリのデータを保持したいときにおすすめです。データを残しながらアプリの容量だけを解放することができます。

  1. 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」の下方にあるアプリのリストから、取り除きたいアプリを選択する
  2. 「Appを取り除く」をタップする
  3. 本当に取り除くか確認画面が表示されるので「Appを取り除く」をタップする

アプリの容量がiPhoneからなくなり、ストレージが増えます。解放したアプリにはiCloudのマークが表示されるので、後からどのアプリが解放されているかチェックしやすいです。

「非使用のAppを取り除く」を有効にしてアプリを自動的に取り除く

手動でアプリを解放する時間がないときは、iPhoneの容量が色分けして表示されている下に「非使用のAppを取り除く」をオンにしてiPhoneに取り除いてもらいましょう。

アップデートなどで容量が少なくなったとき、自動的に容量を解放してくれます。

いずれの場合も再びアプリをインストールするとアプリのデータが再現されますが、大切な内容がある場合は念のためバックアップをとっておくと安心です。

解放したアプリを再インストールする

  1. 「iPhoneストレージ」の画面下にあるアプリのリストから削除したアプリをタップする
  2. 「Appを再インストール」をタップするか、ホーム画面からアプリをタップする

ホーム画面から直接タップするだけで再インストールできるので、解放し忘れた場合でも機能しない!と焦らずにすみます。

アプリを削除する

まったく使っていないアプリを発見したなら、削除をしてiPhoneの容量を増やしましょう。

  1. 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」内にあるアプリのリストから必要のないアプリを選ぶ
  2. 「Appを削除」をタップする

アプリを削除するとホーム画面からもアプリのアイコンが消えます。再びインストールする場合はApp Storeかその他サイトから可能ですが、過去のデータはすべて消去されるので事前に確認してから行いましょう。

写真や画像をMacにバックアップ

iPhoneの高性能なカメラで写真や動画をたくさん撮るのは楽しいですが、容量があっという間に足りなくなってしまいます。

iPhoneに保存しておく写真や画像は最小限にしておき、残りはMacに転送して容量を空かせましょう。

Macの写真アプリに保存する

  1. Macの写真アプリを起動する
  2. iPhoneとMacをLightning/USB-Aなどのケーブルでつなぐ
  3. 左サイドバーに表示されたiPhoneをクリック
  4. 右上にある「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れる
  5. 表示されたiPhone内の写真からMacにインポートしたい写真を選んだときは「◯個の選択項目を読み込む」、またはすべてをインポートしたいときは「すべての新しい写真を読み込む」をクリックする

マイアルバムの中に読み込むためには、iPhoneの写真を先にインポートしておきましょう。

「読み込み後に項目を削除」にチェックを入れると、iPhoneから写真や画像が同時に削除されるので便利です。

外付けストレージに保存する

iPhoneを占めている書類や写真などを、USBに保存するのもおすすめです。iPhoneが故障したときに、大切なデータを紛失するリスクもなくなります。

またiPhoneで作った書類や写真、動画などはダイレクトに容量を使うので、必要のないファイルは削除することをおすすめします。ファイルの整理整頓ができ、探す手間も省けます。

写真アプリのiCloudを無効にする

写真や画像をMacに取り込んでも、写真アプリがiCloudで同期されいるとiPhoneの容量が減りません。iPhoneの中には別々に切り離して保存することがポイントです。

  1. 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップする
  2. 「iCloud写真」を無効にする

iCloudのオン/オフは、「設定」→「写真」→「iCloud写真」からでもできます。

「”最近削除した項目”アルバム」で削除する

この機能をオンにすると、写真アプリにある「最近削除した項目」の中にある写真を削除してくれます。

  1. 「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」をタップする
  2. 「写真」をタップ
  3. 「”最近削除した項目”アルバム」の右にある「削除」をタップする

本当に削除して良いのか、実行する前に確認しておくことをおすすめします。

iPhoneのLightningコネクタに対応したUSBがいろいろ販売されています。またMacにも使えるマルチコネクタタイプもあるので、お使いのデバイスに合わせて選択可能です。

iCloudのファイルを開かない/または削除する

MacとiCloudで同期されたファイル類をiPhoneで開いてしまうと容量が増えてしまいます。

iPhoneでどうしても確認したい以外は、雲マークで表示されているiCloudのファイル類は開かないようにしましょう。

開いたファイルを削除したいときは、開いている画面左上「完了」→ファイルをゆっくり左にスワイプ→「削除」すれば容量が空きます。

iCloudのバックアップをオフにする

iCloudのバックアップを有効にしていると、iPhoneの容量をかなり使います。特に必要がなければ、オフにしておくことをおすすめします。

  1. 「設定」→一番上のユーザー写真と名前があるカテゴリーをタップする
  2. 「iCloud」をタップする
  3. アプリのリストの真ん中あたりにある「iCloudバックアップ」をタップする
  4. 「iCloudバックアップ」をオフにする

まとめ

iPhoneの容量はさまざまな方法で簡単に増やせます。何年も同じiPhoneを使っていると不要なアイテムが増えてしまうので、いらないものは削除したり保存するなどしてiPhoneの負担を軽くしましょう。

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