
iPhoneが新しく発売されるたびにバッテリーの使用時間が改善されていますが、使い方によってはモバイルバッテリーがないと不安という方も多いのではないでしょうか?
そこで少しでもiPhoneのバッテリーを長持ちさせる11の方法をお伝えします。1分でもiPhoneが長く作動できるよう早速今から試しましょう。
1. 高温 / 低温になる場所に放置しない

高温でも低温でもiPhoneのバッテリーの消費や質の低下の原因に。適温の環境で使えば、iPhoneのパフォーマンスも維持できます。
iPhoneのバッテリーが耐えられるのは最大45度
iPhoneを45度以上の高温で長時間放置しておくと、バッテリーが高熱になり通常より消費が大きくなります。使用時はさらに35度と低い温度が推奨されているので、夏場にiPhoneを多く使うときは車内放置や日光は避け、木陰やクーラーの効いている場所で使うことをおすすめします。そのまま放っておけばバッテリーにかなりの負担がかかり、劣化や故障の原因になるので注意が必要です。
幸いiPhoneにはセーフティ機能というバッテリーを守るアラームシステムが作動し、温度調整をしながらバッテリーの持ちや寿命をサポートしてくれます。しかし、頻繁にアラームを受けるのは良いサインではありません。アラームが表示されたときは通話がしづらくなったり、ディスプレイが見づらくなったりすることもあるので、あまりお世話にならない方が無難です。
低温でもiPhoneのバッテリーの機能が低下する
氷点下の環境でもiPhoneのバッテリーが消費したり、フリーズして機能しづらくなります。iPhoneが突然オフになったり機能が鈍くなったりするので、真冬は長時間の使用は控えた方が良いです。
もしバッテリーが原因でiPhoneが動かなくなってしまったら、0度以上の環境で温めると復活します。無理に電源をオンオフせず、自然に起動するのを待ちましょう。
2. 負荷の高い作業を避ける

バッテリーが消費する原因は、iPhoneで作業をしている内容にもよります。CPUを多く使う動画やゲーム、複数のアプリの起動などを長時間行うと、iPhoneが高熱になりやすく、同時にバッテリーがどんどん減る原因に。
必要なときにバッテリーがなくなってしまったことにならないよう、調整しながら行いましょう。
3. iPhoneをフェイスダウン(うつ伏せ状態)に置く

ほとんどの方がiPhoneを置くときはスクリーンを上向きにしていると思います。しかしメールやアプリなどの通知が来るたびに、スクリーンが点灯してはそれだけバッテリーを消費します。
そんなときにおすすめなのが、iPhoneをフェイスダウン(うつ伏せ)にすることです。数十秒後Phoneがオフになりますが、メールや着音などは機能するので通信は問題ありません。
4. 画面の表示時間を短くする

スポーツ試合の結果などをiPhoneで追っていたり、ロック解除が面倒なときは、画面の表示時間を「なし」にしがちです。
iPhoneのバッテリーを1分でも節約するために、以下の設定をしましょう。
- 「設定」→「画面表示と明るさ」をタップ
- 「自動ロック」をタップ
- 画面の表示時間を選ぶ
表示時間が短くなるほどiPhoneのバッテリーが長持ちするほか、余計にスクリーンを見続けることがなく目の負担も軽減できます。
5. iPhoneの明るさを自動調節に設定する

iPhoneの画面の明るさが強すぎると、バッテリーを消費する原因になります。環境に合わせた明るさを設定して解決しましょう。
- 「設定」→「アクセシビリティ」をタップ
- 「画面表示とテキストサイズ」をタップ
- 一番下にある「明るさの自動調整」をオンにする
自動調整で明るさが気になるときは、コントロールセンター→太陽のデザインがあるスライダーを下げます。
6. バッテリー充電の最適化を有効にする

iPhoneのバッテリーが劣化するのを防ぐ設定です。バッテリーが十分でも充電したままですと、電流が滞りやすくバッテリーの寿命にも影響を与えます。
バッテリー充電の最適化をオンにしておけば、iPhoneがユーザーの充電時間のパターンを覚えるようになり、適度な充電の終了時間をお知らせしてくれます。
- 「設定」→「バッテリー」をタップ
- 「バッテリーの状態」→「バッテリー充電の最適化」をオンにする
iPhoneがしっかり充電のリズムを把握できるよう、同じ時間帯に充電することをおすすめします。
7. 低電力モードをオンにする

低電力モードをオンにすると画面の明るさや表示時間、AirDropなどの連携、メール受信などが制限されますが、1分でもバッテリーを長持ちさせることができます。
設定は「バッテリー」とコントロールセンターからできます。
- 「設定」→「バッテリー」→「低電力モード」をオンにする
- 「設定」→「コントロールセンター」→「コントロールを追加」から「低電力モード」を選んで追加する
低電力モードはiPhoneを充電するときに自動的にオフになります。
8. アプリを強制終了しない

iPhoneで開いているアプリは一度開くとそのままバックグラウンドに残っています。普段あまり使わないアプリならAppスイッチャーで終了しても問題ないですが、毎日使うアプリは閉じない方がバッテリーの節約ができます。
基本的にアプリの終了はフリーズしたときの手段です。終了したアプリを再び起動させると同時にバッテリーを消費するので、頻繁に使うアプリは開いたままにしておきましょう。
9. バックグラウンドのアプリの更新をオフにする

使っていないアプリがバックグラウンドで更新されないようにすることで、バッテリーを長持ちさせることができます。
- 「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」をタップする
- 「Appのバックグラウンド更新」をタップする
- オフをタップする
すべてのアプリのバッググラウンド更新機能がオフになります。個別にアプリのバックグラウンドの更新をオフにしたいときは、「Appのバックグラウンド更新」をオンにしてそれぞれのアプリをオフにすることも可能です。
10. 4Gを使う

5Gに対応している機種は、より高速に大量のデータ転送やダウンロードができるようになりました。しかしそれだけにバッテリーを多く必要とするデメリットがあります。
幸い「5Gオン」「5Gオート」「4G」の3つの選択できるので、必要以外は4Gに設定しておくことをおすすめします。
- 「設定」→「モバイル通信」をタップ
- 「通信のオプション」をタップ
- 「音声通話とデータ」をタップ
- 「5Gオン」「5Gオート」「4G」から4Gを設定する
バッテリーが節約できますが、5Gのためにモデルを買い替えた方にとって4Gでは恩恵がありません。その場合は「5Gオート」を設定しましょう。
可能なエリアであれば常に接続する「5G」よりも、通信速度が必要な場合のみに自動接続をしてくれるのでバッテリーが長持ちします。5Gが使われないときは4Gで接続されます。
11. Wi-Fiを使う

iPhoneでインターネットを使うときは、Wi-Fi接続の方がバッテリーの消費を抑えられます。Wi-Fiが利用できる環境では、モバイルデータ通信からWi-Fiに切り替えて使いましょう。
Wi-Fiへの切り替えを自動にすることで、忘れずにWi-FiでiPhoneを使いながら節約ができます。自動接続は以下の方法で可能です。
「設定」→「Wi-Fi」→ネットワークを選択→右側のインフォアイコンをタップ→「自動接続」をオン
一度アクセスしたネットワーク内にiPhoneを持ち込んだとき、自動的に接続されます。
12. AirDropの受信をオフにする

AirDropで共有機能を有効にしていると、AirDropが可能なiPhoneを探し出すためにバッテリーを費やします。
- 「コントロールセンター」を開く
- Wi-Fiのアイコンがあるウィジェットをタップ
- 「AirDrop」をタップ
- 「受信しない」をタップ
- 画面をタップしてホーム画面に戻る
13. 「通知」を非表示にする

通知をオフにすることで、バッテリーの消費を抑えることができます。
- 「一般」→「通知」→「プレビューを表示」をタップ
- 「しない」をタップ
個々に通知をオフする場合は以下の設定をします。
- 「設定」→「通知」→「プレビューを表示」→「常に」をオンにする
- 「通知」画面の下にある、通知を受けたくないアプリをタップ
- 「プレビューを表示」→「しない」をオンにする
例外として「メール」と「メッセージ」は、「しない」に設定してもプレビューなしで表示されます。
まとめ
iPhoneのバッテリーを長持ちさせるためにも、買った日から対策を行うことをおすすめします。バッテリーの寿命も長くなり、iPhoneの機能を正常に維持できます。
一度設定すれば自動に消費を抑えてくれるシステムもあるので、自分の使い方に合わせて賢くバッテリーを節約しましょう。
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